カント哲学の導入にして近代倫理の基本書。人間の道徳性や善悪、正義と意志、義務と自由などを考える上で必須の手引きである。
経験によらない純粋な倫理はいかにして可能か。倫理学の最重要書にして、カントによるカント入門。精緻な新訳がここに誕生。
『道徳形而上学の基礎づけ』は、言うまでもなく、『実践理性批判』とならんで、カントの実践哲学の精髄を伝える代表作である。ページ数では『実践理性批判』よりも少なく、 ...
“わが上なる星しげき空とわが内なる道徳法則”この余りにも有名な言葉を結語にもつ『第二批判』と、そのさきがけとなり、批判期カント倫理学の成立を告げる『基礎づけ』を ...
... 基礎づけの書」として, 1785 年には『人倫の形而上学の基礎づけ』をそして 1788 年には『実践理性批判』を出版したわけである。ところで,この二つの書はいずれも『人倫の形而上学』の「基礎づけの書」ないし「予備学」なのであるが,先に触れたようにその ...
... 人倫の形而上学の基礎づけ• A5 判特製貼函入・ 424 頁・ 3800 円[ 65 ]カント選書上製函入 2900 円( 81 )カント全集 8 原佑訳判断力批判 A5 判・特製貼函入・ 644 頁・ 5800 円[ 65 ]カント選書上製函入 3200 円( 81 )カント全集 9 宇都宮芳明・飯島宗享 ...
... 人倫の形而上学の基礎づけ』において理想的な国家を挙げているが、それは彼が早晩痴呆に罹たせいだろうとシペンハウアは述べており、私の意見も同じだ。彼の言う国家はきつく縛られ過ぎている。そこはイエス・キリストが正しく言たように禁欲主義に満ち ...
... 人倫の形而上学の基礎づけ」の研究市田博紀入山『方法序説』についてニーチェ『道徳の系譜』研究ブーバー『我と汝」についてバーによる政治的倫理の問題 J. L.マッキーの『倫理学』研究人間のこころ―フロム『悪について」をてがかりにーデカルト「方法 ...