林業と森林の現代とこれからを比較的分かり易く解説した書。
養老孟司氏や立松和平氏のパートは、
具体的な例を挙げながら、これからについて分かり易く現実的に書いており、
読み物として楽しめるし、語られている物に対して非常に興味が湧く、
しかし残念ながらこの2人のパートは極短い。
天野礼子氏は具体的と言うか、取材レポートになっており、
現実という視点ではそれはそれでいいのだが、
内輪褒めがに鼻につくこと、この辺を上手くぼかせばよかったのに、
穿った物の見方をする人から見ると、
これは、何らかの大きな力が世論を誘導しようとしているな。
と捉えかねない、
確かに文章で周囲を動かしていくのはアリだと思うし、
文章を発表する以上は少なからずソレが目的であろう、
しかし、ソレが鼻につくと…逆効果どころか反感を買いかねない、
その辺の技術に欠けているのは惜しいというか痛い。
更に、その点と読み物でありながら数字の羅列や、
一般人を突き放したような一方的な説明が多く読みにくい部分が多い。
養老氏と立松氏をメインにしたらよかったのになと思う。
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
21世紀を森林の時代に 単行本 – 2008/5/1
天野 礼子
(著)
- 本の長さ235ページ
- 言語日本語
- 出版社北海道新聞社
- 発売日2008/5/1
- ISBN-104894534533
- ISBN-13978-4894534537
この著者の人気タイトル
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : 北海道新聞社 (2008/5/1)
- 発売日 : 2008/5/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 235ページ
- ISBN-10 : 4894534533
- ISBN-13 : 978-4894534537
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,401,601位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 191位林業
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
(1947-2010)1947(昭和22)年栃木県生まれ。作家。早稲田大学政治経済学部卒業。代表作に『遠雷』(野間文芸新人賞)『卵洗い』(坪田譲治文学賞)『毒 風聞・田中正造』(毎日出版文化賞)『光の雨』『日高』『浅間』など。新潮新書に『法隆寺の智慧 永平寺の心』『知床に生きる』。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
カスタマーレビュー
星5つ中4.7つ
5つのうち4.7つ
2グローバルレーティング
評価はどのように計算されますか?
全体的な星の評価と星ごとの割合の内訳を計算するために、単純な平均は使用されません。その代わり、レビューの日時がどれだけ新しいかや、レビューアーがAmazonで商品を購入したかどうかなどが考慮されます。また、レビューを分析して信頼性が検証されます。