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現代規範理論入門: ポスト・リベラリズムの新展開 単行本 – 2004/5/1

5.0 5つ星のうち5.0 1個の評価

商品の説明

内容(「MARC」データベースより)

正義、自由、平等など、規範理論の最新の動向を現代社会に即した具体例をあげて平易に解説。学術的に高い価値をもちながら、規範理論にこれから取り組もうとする初学者にとっても格好の入門書。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ ナカニシヤ出版 (2004/5/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2004/5/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 204ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4888488509
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4888488501
  • カスタマーレビュー:
    5.0 5つ星のうち5.0 1個の評価

カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2004年11月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
  
 最近、あまりその名を聞かなくなったが、ヘッジ・ファンドの雄、ジョージ・ソロス氏は「オープン・ソサエティ」なる理念を提唱していたそうだ。その基本的な概念は、「『全てが許される社会で、法律の必要のない世界』だという。『強いものがより強く自由の保障された社会である。自分の本能と欲望のままに生きる自由の保障された世界だ』という」ことで、さらに氏は麻薬の合法化等まで推し進めているそうである(浜田和幸著『ヘッジ・ファンド-世紀末の妖怪』文春新書pp.109-118)。   
 
 この20世紀末の“妖怪”の論理と「援交のどこがいけないの?」「人を殺して何故悪いの?」とうそぶくティーンエージャーのそれとはどこが違うのだろうか…。私たちは新世紀に入った今、この前世紀の“妖怪”たちの論理に対抗する「(社会)規範学」ともいうべき学問領域を深化、発展させねばならなくなってきている。

 こういった意味で本書は、章ごとに重要な社会的諸価値の探求成果等を俯瞰しつつ、各章の執筆者の見解も開陳しており、非常にコンパクトにまとめられた現代規範理論の入門書である。取り分け、政治学や経済学、法律学などを学ぶ者は、一度は目を通しておくべき書物と思われる。
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