私見では『資本論』は第一部と第三部を結ぶ思考が大事だ。社会的総資本と個別資本を結ぶ視点が現在極端に足りないからだ。
その意味で両者をつなぐ再生産表式を高く評価したローザは正しかった。
また、彼女は軍事費を過剰に問題視したと批判されたが、現在のアメリカの軍産複合の行き詰まり(米軍基地問題もアメリカに軍事産業しか雇用がないことからおこる問題だ)を見れば、彼女が正しかった事がわかる。
昔邦訳出版された全訳ではなく、第三部だけの翻訳だが、この部分だけでも環境問題への視野などが開けると思う。
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資本蓄積論 単行本 – 1997/5/1
ローザ ルクセンブルク
(著),
太田 哲男
(翻訳)
- 本の長さ251ページ
- 言語日本語
- 出版社同時代社
- 発売日1997/5/1
- ISBN-104886833705
- ISBN-13978-4886833709
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
資本の「原始的蓄積」を幾度も繰り返しながら生き延びてきた資本主義経済の根源に迫る。資本の国際化、資源の収奪による環境と文化の破壊など、現代が抱える危機の本質を読み解く、卓越した歴史感覚を持つ古典。
登録情報
- 出版社 : 同時代社 (1997/5/1)
- 発売日 : 1997/5/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 251ページ
- ISBN-10 : 4886833705
- ISBN-13 : 978-4886833709
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,615,439位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,245位経済思想・経済学説 (本)
- カスタマーレビュー:
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