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科学の女性差別とたたかう: 脳科学から人類の進化史まで 単行本 – 2019/4/22

4.0 5つ星のうち4.0 13個の評価

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「“女脳”は論理的ではなく感情的」「子育ては母親の仕事」「人類の繁栄は男のおかげ」……。科学の世界においても、女性に対する偏見は歴史的に根強く存在してきた。こうした既成概念に、気鋭の科学ジャーナリストが真っ向から挑む!神経科学、心理学、医学、人類学、進化生物学などのさまざまな分野を駆け巡り、19世紀から現代までの科学史や最新の研究成果を徹底検証し、まったく新しい女性像を明らかにする。自由で平等な社会を目指すための、新時代の科学ルポルタージュ。「自分の脳や体、お互いの関係についての私たちの考え方は、科学者によってまとめあげられたものだ。そしてもちろん、私たちは科学者が客観的な事実を与えてくれるのだと信用している。科学者が提供するのは偏見にとらわれない話なのだと信じている[……]。だが、こと女性に関しては、この物語のじつに多くが間違っているのだ」(本書「まえがき」より)
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商品の説明

著者について

アンジェラ・サイニー(Angela Saini)イギリスの科学ジャーナリスト。オックスフォード大学で工学の修士号、およびキングス・カレッジ・ロンドンで科学と安全保障の修士号を取得。『ニュー・サイエンティスト』『ガーディアン』『タイムズ』『サイエンス』『セル』『ワイアード』『ウォールペーパー』『ヴォーグ』『GQ』 などの有名メディアに寄稿。また、BBCラジオで科学番組にも出演するなど多方面で活躍している。著書に『Geek Nation: How Indian Science is Taking Over the World』など。本書の原書である『Inferior: How Science Got Women Wrong-and the New Research That's Rewriting the Story』は高い評価を得ており、英国物理学会『Physics World』誌で2017年のブック・オブ・ザ・イヤーに選ばれた。

東郷えりか(とうごう・えりか)翻訳家。上智大学外国語学部フランス語学科卒業。訳書に、シアン・バイロック『なぜ本番でしくじるのか――プレッシャーに強い人と弱い人』、シンシア・バーネット『雨の自然誌』、ルイス・ダートネル『この世界が消えたあとの科学文明のつくりかた』(以上、河出書房新社)、デイヴィッド・W・アンソニー『馬・車輪・言語――文明はどこで誕生したのか』(筑摩書房)、アマルティア・セン『アイデンティティと暴力――運命は幻想である』(大門毅監訳、勁草書房)など多数。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 作品社 (2019/4/22)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2019/4/22
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 328ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4861827493
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4861827495
  • 寸法 ‏ : ‎ 13.2 x 2.2 x 19.1 cm
  • カスタマーレビュー:
    4.0 5つ星のうち4.0 13個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中4つ
5つのうち4つ
13グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2019年6月4日に日本でレビュー済み
私は小学生時代から、勉強ができて、リーダーシップのある女の子を何人も見てきたため、女性は能力的に男性に劣るという考え方には違和感を覚えてきました。今回、『科学の女性差別とたたかう――脳科学から人類の進化史まで』(アンジェラ・サイニー著、東郷えりか訳、作品社)を読んで、私は間違っていなかったと確認することができました。

女性は感情的で論理的に考えられない、女性は地図が読めない、これらは「女脳」は「男脳」とは違うからだ――といった既成概念に対して、著者は神経科学、心理学、医学、人類学、進化生物学などを駆使し、これらは偏見に過ぎないと説得力十分な反論を展開しています。

「性差は今日、科学的研究ではきわめて注目度の高いテーマだ。2013年の『ニューヨークタイムズ』のある記事は、今世紀に入ってから科学雑誌で性差に関する論文が3万本発表されたとしている。言語であれ、人間関係であれ、あるいは推論の仕方や育児、物理的・精神的能力などの分野でも、男女間の解剖学的な研究に言及されないことがない。発表されたこれらの論文は、男女の差は大きいという神話を裏付けているようだ。本書では、これらの研究の一端を解き明かし、その背後にいる人びとにインタビューをする。そうすることで私たちの誰もが疑問をいだくべき一連の研究が明らかになった。一部の研究者は、女性は男性に比べて平均して数学や空間推論(空間認識)、あるいは――車やコンピューターなどの――システムの仕組みを理解するのに必要なことはなんであれ劣っており、それは女性の脳が構造的に男性の脳とは異なるからなのだと主張する」。

「今日、性差に関する数々の疑わしい研究の猛攻撃から離れてみれば、私たちには女性の脳と体に関するまったく新しい考え方が見つかる。たとえば、性差に関する新しい理論は、男女の脳に見つかるわずかな差異は、人間はそれぞれみな独特であるという事実の統計上の産物に過ぎないことを意味する。何十年にもわたって子供たちを厳密にテストした結果、男女間には生理学的な違いはほとんどないことが立証され、違いとして見られるものは生物学によってではなく、文化によって大きく影響されていることが判明している。一部の人が主張してきたのとは裏腹に、進化の歴史の研究からは、男性優位と家父長制が生物学的に人間社会に生来具わったものではなく、かつて人類は平等な種であったことが示されている。女性は男性よりも浮気をしないという古くからの神話ですら、お蔵入りを余儀なくされている。ここでもまた、ヒトの生物学よりも社会のほうが、私たちの行動においてより大きな役割を担っているのだ」。

「本書は、女であることの意味についての伝統的な考えに異議を唱える、充分な証拠にもとづく慎重な研究だ。ここに描かれるのは、か弱く、従属的な人の話ではない。女性は科学に秀でる能力が足りないわけでもなければ、美しくしとやかなど、男性と区別するために使われてきた恩着せがましい装飾語で表わされるべきでもない。女性は誰にも劣らず強く、戦略的で、賢いのである。これはジェンダー(社会的性差)をめぐる争いで男と女を引き離すものではなく、むしろ男女平等であることの重要性を主張する説得力のある科学的研究だ。科学は私たちをより密接に結び付けるのである」。

著者の数々の研究のうち、女性は男性よりも浮気をしないという説に対する反論に注目してみましょう。「女性は選り好みはするが、男性より貞淑なわけではない」というのが、著者の結論です。

1978年にフロリダ州立大学の心理学教授であるラッセル・クラークとイレイン・ハットフィールドによって実施された実験の「結果は歴然としていた。男女どちらも見知らぬ人とのデートに同意する確率は同じくらい高かったが、女性は誰一人として一緒に寝ようとはしなかった。一方、男性の4分の3は、知らない女性とのセックスに意欲的だった。心理学者たちが1982年に実験を繰り返すと、結果はほぼ同じだった。・・・男は生まれながらにして一夫多妻の関係を好み、(一人の女性と)長期の関係に縛られるときは、ただ自然に逆らっている。一方、女性は一夫一婦の関係を好み、つねに完璧なパートナーを求める、というものだ。これは男と女が根本的に異なる生き物であるという事実に行き着くのだ、と言う生物学者もいる。両者ははてしない進化の闘争にはまり込んでいるのだ。男は女であれば誰でも見境なく追いかけ、できる限り多くの子供の父親となる可能性を高めようとする。一方、女は子孫を残すうえで最上の父親を念入りに探すあいだ、望ましくない男の目に留まらないように試みるというものだ。チャールズ・ダーウィン自身が、1871年に有名な『人間の由来、および性に関連した選択』を著した際に、この考察を科学史に刻んだのである」。

ところが、2013年にドイツのヨハネス・グーテンベルク大学の心理学者、アンドレアス・バラノヴスキーとハイコ・へヒトが行った同様の実験は、驚くべき結果となったのです。「研究に参加した男性は全員がデートに行くことに同意し、写真のなかの少なくとも一人の女性とはセックスすることを承諾した。かたや女性では、デートに同意した割合は97パーセントで、最初の実験とは異なり、『ほぼすべての女性がセックスに同意した』と、バラノヴスキーは言う。これは、脅威のない環境であれば性差は有意に少ない証拠だと、彼らは論文に書いた。フロリダの実験で女性を思いとどまらせていたのは生物学ではなく、別の理由であったかもしれない。それはまず間違いなく、暴行されることへの恐怖や(男女で異なる)道徳の二重基準など、社会的、文化的な理由だろう。だが、研究所を舞台とした場合でもバラノヴスキーとへヒトが確実に気づいた一つの性差は、女性は提示された写真のなかから選ぶ相手の数が少ない傾向にあったことだ。ブルック・スケルザがナミビアのヒンバ族で知ったように、女性は男性よりも選り好みはするが、より貞淑なわけではないのである」。

女性にも男性にも読んでもらいたい一冊です。
48人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2019年6月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
個人的な評価は★4.5です。
2017年に原書「Inferior: How Science Got Women Wrong-and the New Research That's Rewriting the Story」
が出版された時から期待していました。★5と迷いましたが、一つだけ気になる点があるため★4にさせて頂きます。

この本は科学ジャーナリストによる真実の探求と、著者と同じ「ある経験」をした人々のための「資料」です。
(どんな経験?何を言われたの?気になる方はぜひ本書を読んでみてください。)

広く普及している性差の説の元となった有名な研究は、一体どんな対象にどんな環境で調査したのか?
テストの様子や当時の研究者の証言を聞くと、その信憑性の危うさや結果の拡大解釈に驚かされます。

女がデートに消極的なのは生物学的?性的積極性の研究などもよく検証されていて、とても面白い本です。

重要なのは、普遍的なものと考えられてきた性質も実は時代で変化しているという点です。

一冊の限られたページ数のなかで様々なカテゴリーの研究を扱っているので、
それらを個別に扱う書籍を読んでいる方は、章によっては少し物足りなく感じる部分もあるかな?と思いました。
個人的にもっと深く掘り下げて欲しかった部分があったため★-0.5です。入門書として読むには最高だと思います。
今の日本の社会を見ると、この本はかなり重要な内容を書いていると思います。
33人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2019年10月31日に日本でレビュー済み
とにかく翻訳が読みづらい。

内容は過去の性差にまつわる研究を覆す内容だったり、
大変興味深く面白いのだけれど、原文そのもの、
もしくは翻訳に難ありで
何度もつまずいてしまう。

翻訳が前後の文脈なしにいきなり以下の様な感じで
はじまることがある

「スターリングの研究などは、練り粉の塊のような発育期の子供の初期段階には、
小さな親指の跡が無数についているという事実を補強するものだ。」

何がなんだかさっぱりである。そのまま何がなんだか
分からずに話が進んでいく。

言わんとしてる事は分かるけど、
練り粉というぐらいだから胎内に居る時だろうか。
それとも、発育期の子供の初期段階としてるので、
まさにその言葉とおりなのか。
何歳頃なのか?

よく分からず、

「小さな親指の跡が無数についてる」という言葉を見るに、
やはり胎内なのか?小さな親指の跡が無数についているとは?
一体何を言おうとしてるのだろうか。

なんなのか? 本気で分からないのである。
おそらく重要なことを書いてある感じだが、

この言葉の意味が分からず、そのまま違う文脈に突入するので
大変モヤモヤする。

これが、1箇所ではなく至るところで見られる。

また他にも

「体が社会のなかでどう機能するのか確かめ、
実際そうであるように、体を社会的に形成された存在として
理解するためのよりよい見方があります」

という様な回りくどい言い回しがたくさん出てくる。

要するに

「自身の体の性を、後天的な要素かそうでないか
理解するためのよりよい見方があります」

という事を言いたいのだが、

大変まわりくどく無駄な文章を読まされてしまう感が否めない。
要するに何?ということを自ら察する事を求められる。
なかなかに体力の要る本だと思う。

テーマや内容そのものは面白いので★4とした。

おそらく原文そのものが回りくどい言い方だろうけど、
日本語で読んで不要な言い回しや回りくどかったら、
分かりやすい様に整備する。自然な言い回しに変更する。
だらけている部分はカットする。などがあれば
良かったと思う。

とは言え、本の内容自体はいい。
なので、

検討中の人は、

すべてを真面目に読もうとせず、流し読みするぐらいで
ちょうどいい距離感を保てると思う。

応援したい本ではある。
19人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2020年8月23日に日本でレビュー済み
本書を読む前に、大まかに以下のような歴史があったことに留意する必要がある:
 1. 女性は男性に比べて劣った存在であるという主張
 2. 1に対する批判として、男女の違いはジェンダー規範などによって作られる(場合がある)ものであり、女性は劣った存在ではない
 3. 2に対する批判として、男女間には脳などに生物学的な違いがあり、それが男女の行動の違いを生じさせる(場合がある)
著者は3に対する批判的な研究を紹介しているが、1の主張に対する批判が並行して行われているため、あたかも3を主張する研究者が1の主張しているように読めかねないが、そのような研究者は少数だろう。

内容は、上記の通り、男女の行動の違いを脳の発達などの生物学的な差異が生じさせるという近年の主張に対して、豊富な論文と多くの研究者へのインタビューから反論を行うものである。巻末には引用文献のリストがある(できれば本文と引用文献をわかりやすく対応させて欲しかったが)。
私は、男女差を形成する上で社会的な影響が大きいことには同意するが、生物学的な差が多かれ少なかれ存在するという立場である。それでも、fMRIの結果の信憑性など生物学的な性差を論じる上で注意しなければならないことが多々あることは非常に参考になった。

ただ、既存の仮説を根本的に否定するには、新たな仮説とそれを支える証拠が必要だが、本書ではそれが十分になされているとは思えない。
例えば、6章で述べている生物の雌はかつて信じられていたほど貞淑でないということは、子の遺伝的なバリエーションを増やすという適応的な行動として進化生物学的に説明できる。ヒンバ族などの少数民族の社会と現在社会の比較も行われているが、これも生物学的な性差が社会的な規範によって抑圧された結果である可能性が否定できず、他の部族との交流が十分でなかったために淘汰が働かずたまたま定着した習慣が残っているだけかもしれない。
また、性同一性障害を考える場合、脳の性差を認めるなら脳の性差を生じさせる遺伝子と体の性差を生じさせる遺伝子が別々に存在するからだと簡単に説明ができる。著者はどのように説明するのであろうか?

本書で挙げられた批判が、男女の行動に対する生物学的な要因を根本的に否定するものになるのか、それとも精度の低さを指摘するのに止まり更なる研究によって覆されるのか、今後の研究の行方に期待したい。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2020年11月6日に日本でレビュー済み
私も「"男脳”は感情的ではなく論理的」「金稼ぎは父親の仕事」「人類の繁栄は男のおかげ」という偏見を正したい。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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