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エンジニアのための物理化学 単行本 – 2010/1/1

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商品の説明

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

Yates,Jr.,John T.
マサチューセッツ工科大学でPh.D.(物理化学)取得。その後19年にわたり米国立標準局(NBS:現在の米国立標準技術研究所(NIST))に勤務。1982年、ピッツバーグ大学化学科教授に就任。2007年にはバージニア大学化学科教授およびShannonフェローとなった。ピッツバーグ大学表面科学センター創立者として初代所長を務め、全米科学アカデミー会員でもある

Johnson,J.Karl
コーネル大学でPh.D.(応用化学)取得。米海軍研究所在籍中に全米科学アカデミー、全米研究評議会の準会員となる。その後、ピッツバーグ大学応用化学科教授に就任。米国立エネルギー技術研究所の特別会員でもある

川合/眞紀
1952年東京都に生まれる。1975年東京大学理学部卒。1980年東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。現東京大学大学院新領域創成科学研究科教授、理化学研究所主任研究員。専攻は表面科学。理学博士

宗像/利明
1952年福島県に生まれる。1975年東京大学理学部卒。1980年東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。現大阪大学大学院理学研究科教授。専攻は表面科学。理学博士

清水/智子
1979年神奈川県に生まれる。2002年慶應義塾大学理工学部卒。2007年カリフォルニア大学バークレー校大学院工学系研究科博士課程修了。現理化学研究所基礎科学特別研究員。専攻は表面科学、物質科学。Ph.D.(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 東京化学同人 (2010/1/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2010/1/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 367ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4807907174
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4807907175
  • カスタマーレビュー:
    5.0 5つ星のうち5.0 1個の評価

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上位レビュー、対象国: 日本

2010年1月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
J.T. Yates, Jr. 氏は表面科学、触媒化学、それにナノテクノロジーにも造詣が深い科学者です。J. Karl Johnson 氏も触媒反応や分子モデリングを中心に研究を進めている科学者です。
本書の原題は
Molecular Physical Chemistry for Engineers で、本書では「熱力学の基礎→量子論の基礎→統計力学の基礎」という順番で物理化学の基礎を学んだ後、「気体分子運動論→気体と表面の反応論(反応速度論、触媒化学の基礎)→分子モデリングや触媒化学の応用例」という様な流れで物理化学を使った応用例が解説されています。前半の物理化学の基礎には、物理化学に関する詳細な議論というよりは基礎や重要事項をサラっと述べてある印象を受けました。所々、分子科学や固体物性、それに表面物性に関連する箇所もあり、物理化学の現象(概念)が現実世界ではどのように発現するのか繋がりを持たせるような配慮があります。後半の物理化学の応用例では、化学反応や触媒化学の基礎となる、気体分子と固体表面の反応を中心とした議論が展開されています。特に、熱力学やポテンシャルエネルギーといった考え方に基づいた説明があります。
本書を全体的に見渡すと、詳細な議論を展開するというよりは、基礎や重要事項をキッチリ学んだ後に実際に使える知識を学ぶための物理化学の教科書(参考書)と思われます。触媒工学や表面工学をフィールドとするエンジニアにとっては欲しい知識を簡単に探し出せる参考書になると思いますし、サイエンティストにとっては学術的な研究を進める中で出会す物理化学現象を理解するための基礎知識を索引できる良書であると思います。もっとも、本書に記述されているレベルの物理化学の知識は、エンジニアであろうとサイエンティストであろうと必要最低限の知識ではないかと思いました。
小生としては、本書以外に
反応速度論 が反応速度論(触媒化学)の基礎を学ぶ良い参考書になると思います。また、本書のように触媒化学や表面科学への応用を考えず、純粋に分子の挙動を解説する参考書には Molecular Driving Forces: Statistical Thermodynamics in Chemistry and Biology があります。
ともあれ、本書は物理化学の詳細を議論する大著でないにしても、物理化学の基礎と応用を学ぶGOODなテキストであると思います。
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