タイトルにあるように非常に分かりやすく、「社会学って何?」という人にはいいと思います。ただ、本文中に学者名を出すなら、もう少し踏み込んだ話があってもよかったと思います。公務員試験などで社会学をかじった人にはちょっと物足りないかもしれません。
また、ベーシックインカムについて書かれた章があるが、子供手当を例に出し、不自然なほど絶賛していたのが、ちょっと怖かった(ベーシックインカムを持ちあげすぎたかもしれない、というようなことは本文に少し書いてはあったが)。大半の内容は分かりやすく説明してあり、「社会学を通じて社会を見る入門書」として読むと良いと思います。
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考える力が身につく社会学入門 単行本(ソフトカバー) – 2010/2/19
浅野 智彦
(著)
本書は、「社会学」という学問の基本的な考え方や
ものの見方を紹介することにあります。
ものの見方を紹介することにあります。
けれども、普通の教科書のように社会学の概念や理論を体系的、
抽象的に整理し、解説していくという形式ではありません。
むしろ本書では、
「社会学=社会を俯瞰的に見るためのツール」という
スタンスをとり、現代社会に起こっているさまざまな現象を、
「社会学」を通すことによって、どのように見えるのかを
解説します。
・ビジネス書(自己啓発書)による「自分磨き」は、なぜここまで広まってしまったのか?
・現代人の人間関係は「薄く」なっているのか? また、どのような「つきあい方」が望ましいのか?
・日本の「少子高齢化」はなぜ生まれ、年金問題等も含め、これからどうなってしまうのか?
・派遣切りは、「自己責任」か「社会の責任」か? また、ニートが増えてしまったのはなぜなのか?
・『オーラの泉』といった社会的な流行は、どのようなメカニズムで起こるのか?
などなど、日常生活に関連した社会学のテーマを、
やさしい言葉でわかりやすく解説します。
- ISBN-104806134880
- ISBN-13978-4806134886
- 出版社中経出版
- 発売日2010/2/19
- 言語日本語
- 本の長さ271ページ
登録情報
- 出版社 : 中経出版 (2010/2/19)
- 発売日 : 2010/2/19
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 271ページ
- ISBN-10 : 4806134880
- ISBN-13 : 978-4806134886
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