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呪いの言葉の解きかた 単行本 – 2019/5/25
上西充子
(著)
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「文句を言うな」
「君だって一員なんだから」
「嫌なら辞めちゃえば?」
「母親なんだからしっかり」. . .
政権の欺瞞から日常のハラスメント問題まで、隠された「呪いの言葉」を
2018年度新語・流行語大賞ノミネート「ご飯論法」や
「国会PV(パブリックビューイング)」でも大注目の著者が
「あっ、そうか!」になるまで徹底的に解く!
「私たちの思考と行動は、無意識のうちに「呪いの言葉」に
縛られている。そのことに気づき、意識的に「呪いの言葉」
の呪縛の外に出よう。
思考の枠組みを縛ろうとする、そのような呪縛の外に出よう。
のびやかに呼吸ができる場所に、たどりつこう。
――それが、本書で伝えたいことだ。」(本文より)
「君だって一員なんだから」
「嫌なら辞めちゃえば?」
「母親なんだからしっかり」. . .
政権の欺瞞から日常のハラスメント問題まで、隠された「呪いの言葉」を
2018年度新語・流行語大賞ノミネート「ご飯論法」や
「国会PV(パブリックビューイング)」でも大注目の著者が
「あっ、そうか!」になるまで徹底的に解く!
「私たちの思考と行動は、無意識のうちに「呪いの言葉」に
縛られている。そのことに気づき、意識的に「呪いの言葉」
の呪縛の外に出よう。
思考の枠組みを縛ろうとする、そのような呪縛の外に出よう。
のびやかに呼吸ができる場所に、たどりつこう。
――それが、本書で伝えたいことだ。」(本文より)
- 本の長さ284ページ
- 言語日本語
- 出版社晶文社
- 発売日2019/5/25
- 寸法12.9 x 1.8 x 18.6 cm
- ISBN-104794970889
- ISBN-13978-4794970886
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商品の説明
著者について
1965年奈良県生まれ。東京大学大学院経済学研究科第二種博士課程単位取得中退。
日本労働研究機構(現在の労働政策研究・研修機構)研究員を経て、2003年に転
職。現在、法政大学キャリアデザイン学部教授、同大学院キャリアデザイン学研
究科教授。
2017年3月に衆議院厚生労働委員会にて、2018年2月と2019年2月に衆議院予算
委員会にて、意見陳述(順に、求人トラブル問題、裁量労働瀬データ問題、統計
不正問題)。2018年6月より、国会パブリックビューイング(@kokkaiPV)代表。
著書に、『大学生のためのアルバイト・就活トラブルQ&A』(石田眞・浅倉む
つ子との共著、2017年、旬報社)、監修に『10代からのワークルール』(2019年、
旬報社)など。
『Yahoo! ニュース 個人』や『ハーバー・ビジネス・オンライン』に「働き方改革」
など時事問題を寄稿。
日本労働研究機構(現在の労働政策研究・研修機構)研究員を経て、2003年に転
職。現在、法政大学キャリアデザイン学部教授、同大学院キャリアデザイン学研
究科教授。
2017年3月に衆議院厚生労働委員会にて、2018年2月と2019年2月に衆議院予算
委員会にて、意見陳述(順に、求人トラブル問題、裁量労働瀬データ問題、統計
不正問題)。2018年6月より、国会パブリックビューイング(@kokkaiPV)代表。
著書に、『大学生のためのアルバイト・就活トラブルQ&A』(石田眞・浅倉む
つ子との共著、2017年、旬報社)、監修に『10代からのワークルール』(2019年、
旬報社)など。
『Yahoo! ニュース 個人』や『ハーバー・ビジネス・オンライン』に「働き方改革」
など時事問題を寄稿。
登録情報
- 出版社 : 晶文社 (2019/5/25)
- 発売日 : 2019/5/25
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 284ページ
- ISBN-10 : 4794970889
- ISBN-13 : 978-4794970886
- 寸法 : 12.9 x 1.8 x 18.6 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 186,239位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 23,818位社会・政治 (本)
- - 38,708位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年11月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
まだ、読み始めたところですが、気になる言葉が沢山書いていて、じっくりとメモも、取りながら、自分の生活の中で使えていけたら良いと思います。楽しみです。
2022年1月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
色々な「呪いの言葉」とそれを乗り越えるための言葉の例があり、何か悩みがある方には参考になりそうです。 大阪で子どもを置き去りにしたお母さんが家族から誓わされたくだりは読んでいてつらかったです。
2021年8月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日々女性だから感じる生きにくさはどうしても拭いされない。悩んでいるとまでは言わないが、なぜか気持ちよく生きていけない行き詰まり感を解消してくれそうだと思い購入。
本書は、生き方というよりは「働き方」に焦点を当てた本でした。
序盤は昨今の漫画や映画を持ち出して、非常にわかりやすく簡潔に、日本の歪んだ「空気を読んでいい子でいるべき」社会構造に明確に切り込んでいき、面白かった。
しかし中盤から急に作者自身の活動報告やお仲間の紹介が延々と続く。
ようはここを読ませるために、誰でも楽しめる論評をくっつけて、読者を釣っているのだと、読み終わってから気づかされる。もちろんうまいやり方だし、こうしないと本来読んで欲しい層には届かないからしょうがないとは思うが、巧妙さにうすら寒い気持ちになった。
プロパガンダ、マニフェストはこうして巧みに広がっていくんだね。と思わざるを得ない。
作者の主張に反論するつもりはないが、、、、
余談であるが、もちろんこれだけ複雑な仕事をこなしつつ時背も切るとなると、称賛に値するとは思うが、活動報告とお仲間からの褒め言葉を延々と綴るあたりになんとなくこの作者自身の「承認欲求」が見え隠れしていて、読んでいて白けてしまった。
本書は、生き方というよりは「働き方」に焦点を当てた本でした。
序盤は昨今の漫画や映画を持ち出して、非常にわかりやすく簡潔に、日本の歪んだ「空気を読んでいい子でいるべき」社会構造に明確に切り込んでいき、面白かった。
しかし中盤から急に作者自身の活動報告やお仲間の紹介が延々と続く。
ようはここを読ませるために、誰でも楽しめる論評をくっつけて、読者を釣っているのだと、読み終わってから気づかされる。もちろんうまいやり方だし、こうしないと本来読んで欲しい層には届かないからしょうがないとは思うが、巧妙さにうすら寒い気持ちになった。
プロパガンダ、マニフェストはこうして巧みに広がっていくんだね。と思わざるを得ない。
作者の主張に反論するつもりはないが、、、、
余談であるが、もちろんこれだけ複雑な仕事をこなしつつ時背も切るとなると、称賛に値するとは思うが、活動報告とお仲間からの褒め言葉を延々と綴るあたりになんとなくこの作者自身の「承認欲求」が見え隠れしていて、読んでいて白けてしまった。
2019年5月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
タイトルが「解きかた」である。模範解答集ではなく。巻頭で述べているが、これは、呪いの言葉を解くためのケーススタディーである。「呪いの言葉」から連想されるような、シンプルでないケースも多くある。このケーススタディーは、「労働をめぐる問題」「ジェンダーをめぐる問題」「政治をめぐる問題」として構成されている。
政治の1例を挙げると、「野党は反対ばかり」という、呪いの言葉がある。僕は、「法案の8割は全会一致です。共産党を除けば9割です」という枝野幸男の言葉が、模範解答かと思っていた。でも、上西先生は、それではダメだという。それでは、「相手の土俵に乗ってしまっている」そうだ。ちょうど、「対案を出せ」と言われて、真面目に出してくる野党議員のように。
本書は、とても読みやすい。どこからページを開いても、スッと心に定着する。映画やTVドラマやコミックからも、題材をとっている。でもやはり、上西先生は「働き方改革」の「裁量労働制拡大の撤回」の発端となった方です。その過程は本書でもスリリングに描かれている。その批判精神が、本書までずっと続いた原動力のように思えます。政府・マスコミ批判も、どこがおかしいのかがとても明確・端的に述べられています。我々も、論理武装しなくてはいけないのです、「官僚が『法律をわかりにくくする』ことに頭脳全開」などと述べられる時代においては。
最後に、与党が予算委員会の審議を拒否しつづているのは、実は、上西先生が生みの親の「国会パブリック・ビューイング」で、審議内容が広まるのを恐れているのでは、と密かに想像しています。
20190615追記
最初、これは言葉による武器ではないかと思った。でも違う。言葉の暴力に対する護身術なのだ、と今は思う。言葉と武器というアナロジーでは、僕はコエーリョの「第五の山」の一節を思い起こした。
「司祭長は、人間が発明した破壊のための武器のうちで、最も恐ろしく、最も強力なものは、言葉であることを知っていた。 剣や槍は血痕を残す。矢は遠くからそれとわかる。毒はいつか、検出される。しかし、言葉は、一切痕跡を残さずに、破壊を行うことができるのだ。」
20191021追記
FGTHに "RAGE HARD" という曲がある。その中に "dispelling the demons"という我々への扇動がある。「呪いを拭い去れ!」
まさにこれ。
で、呪いをかけた人に、さらに呪いをかけるのも有りかもしれない。例えば、「仮定の質問には答えられない」という某官房長官には、「そうですか、その件に関しては、リスク管理がなされていないということですね?」という「呪いの言葉」を謹んで進呈しよう。
政治の1例を挙げると、「野党は反対ばかり」という、呪いの言葉がある。僕は、「法案の8割は全会一致です。共産党を除けば9割です」という枝野幸男の言葉が、模範解答かと思っていた。でも、上西先生は、それではダメだという。それでは、「相手の土俵に乗ってしまっている」そうだ。ちょうど、「対案を出せ」と言われて、真面目に出してくる野党議員のように。
本書は、とても読みやすい。どこからページを開いても、スッと心に定着する。映画やTVドラマやコミックからも、題材をとっている。でもやはり、上西先生は「働き方改革」の「裁量労働制拡大の撤回」の発端となった方です。その過程は本書でもスリリングに描かれている。その批判精神が、本書までずっと続いた原動力のように思えます。政府・マスコミ批判も、どこがおかしいのかがとても明確・端的に述べられています。我々も、論理武装しなくてはいけないのです、「官僚が『法律をわかりにくくする』ことに頭脳全開」などと述べられる時代においては。
最後に、与党が予算委員会の審議を拒否しつづているのは、実は、上西先生が生みの親の「国会パブリック・ビューイング」で、審議内容が広まるのを恐れているのでは、と密かに想像しています。
20190615追記
最初、これは言葉による武器ではないかと思った。でも違う。言葉の暴力に対する護身術なのだ、と今は思う。言葉と武器というアナロジーでは、僕はコエーリョの「第五の山」の一節を思い起こした。
「司祭長は、人間が発明した破壊のための武器のうちで、最も恐ろしく、最も強力なものは、言葉であることを知っていた。 剣や槍は血痕を残す。矢は遠くからそれとわかる。毒はいつか、検出される。しかし、言葉は、一切痕跡を残さずに、破壊を行うことができるのだ。」
20191021追記
FGTHに "RAGE HARD" という曲がある。その中に "dispelling the demons"という我々への扇動がある。「呪いを拭い去れ!」
まさにこれ。
で、呪いをかけた人に、さらに呪いをかけるのも有りかもしれない。例えば、「仮定の質問には答えられない」という某官房長官には、「そうですか、その件に関しては、リスク管理がなされていないということですね?」という「呪いの言葉」を謹んで進呈しよう。
2019年8月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「働き方改革」関連法の審議において、裁量労働制を行っている労働者のほうが通常の労働者より労働時間が短いとした政府提出資料の誤りを指摘し、裁量労働制の拡大を意図した改正法案の国会提出をストップさせた法政大学教授上西允子さん。「呪いの言葉の解き方」は上西さんが「ものの見方・考え方」を指南するものだ。
「働き方改革」関連法の国会での議論において、上西さんは、政府が言い逃れや論点のすり替えを行う答弁を行う中、政府の答弁を「ご飯論法」と自身のTwitterで糾弾した。ご飯論法とは、たとえば、「朝ご飯は食べたか」という質問の「ご飯」を故意に狭い意味にとらえ、「ご飯(米)は食べていない(が、パンは食べたかもしれない)」と答えるもので、追及をかわすために( )内は説明せず、論点をずらしたり、ごまかそうとすることを言う。
的確で絶妙な言葉だ。流行後大賞にもノミネートされた。
「呪いの言葉の解き方」は上西さんが「ものの見方・考え方」を指南するものだ。
言葉は、大切だ。しかし、日常はいつのまにか「常識」とされる言葉に縛られてしまっている。その「常識」はいったい誰が作ったのか?そのことを見極めれば、私たちの思考を縛ろうとする呪縛から解き放たれる。私たちを縛る言葉を上西さんが斬る。
上西氏は、法政大学キャリアデザイン学部で教鞭を執っている。学生が社会や労働の現場に放たれても困らないようにワークルールなどを教えている。呪いの言葉の解き方は学生達へのエールでもあるし、現役の労働者としても「働きづらさ」から解き放たれる視点が得られる。また、ジェンダーをめぐる呪いについては、女性のみならず男性を縛る呪いについても言及される。
特に「労働をめぐる呪いの言葉」の章は、働く中で度々繰り出される呪い「文句を言うと職場の雰囲気を壊す」「会社員である以上どうしようもない」「成果で評価」「ダラダラ残業」など聞き覚えのある言葉が斬られていく。斬られた後は「すっきり」だ。
「逃げるは恥だが役に立つ」「ダンダリン」「しんきらり」等のコミック、映画「サンドラの週末」「わたしは、ダニエル・ブレイク」などのシーンを例に取りこんで、上西さんの呪いの言葉を解くメッセージが語られるのも、理解の幅を広げる。しかし、コミック、映画を見たことのない人には、ちょっと辛いかも知れない。とても考えさせるコミック、映画なので、この本をきっかけにして一読してもらいたい。
安倍首相の答弁撤回をひきだした前述の統計偽装問題によって、与党側から嫌がらせが繰り出される。このときの上西教授を守った法政大学総長の田中優子のメッセージが全文掲載されているが、感動だ。呪いの言葉を解くことは一人でできるものではなく、分断を乗り越えて団結しなければならない。そんなことも教えてくれる。
「働き方改革」関連法の国会での議論において、上西さんは、政府が言い逃れや論点のすり替えを行う答弁を行う中、政府の答弁を「ご飯論法」と自身のTwitterで糾弾した。ご飯論法とは、たとえば、「朝ご飯は食べたか」という質問の「ご飯」を故意に狭い意味にとらえ、「ご飯(米)は食べていない(が、パンは食べたかもしれない)」と答えるもので、追及をかわすために( )内は説明せず、論点をずらしたり、ごまかそうとすることを言う。
的確で絶妙な言葉だ。流行後大賞にもノミネートされた。
「呪いの言葉の解き方」は上西さんが「ものの見方・考え方」を指南するものだ。
言葉は、大切だ。しかし、日常はいつのまにか「常識」とされる言葉に縛られてしまっている。その「常識」はいったい誰が作ったのか?そのことを見極めれば、私たちの思考を縛ろうとする呪縛から解き放たれる。私たちを縛る言葉を上西さんが斬る。
上西氏は、法政大学キャリアデザイン学部で教鞭を執っている。学生が社会や労働の現場に放たれても困らないようにワークルールなどを教えている。呪いの言葉の解き方は学生達へのエールでもあるし、現役の労働者としても「働きづらさ」から解き放たれる視点が得られる。また、ジェンダーをめぐる呪いについては、女性のみならず男性を縛る呪いについても言及される。
特に「労働をめぐる呪いの言葉」の章は、働く中で度々繰り出される呪い「文句を言うと職場の雰囲気を壊す」「会社員である以上どうしようもない」「成果で評価」「ダラダラ残業」など聞き覚えのある言葉が斬られていく。斬られた後は「すっきり」だ。
「逃げるは恥だが役に立つ」「ダンダリン」「しんきらり」等のコミック、映画「サンドラの週末」「わたしは、ダニエル・ブレイク」などのシーンを例に取りこんで、上西さんの呪いの言葉を解くメッセージが語られるのも、理解の幅を広げる。しかし、コミック、映画を見たことのない人には、ちょっと辛いかも知れない。とても考えさせるコミック、映画なので、この本をきっかけにして一読してもらいたい。
安倍首相の答弁撤回をひきだした前述の統計偽装問題によって、与党側から嫌がらせが繰り出される。このときの上西教授を守った法政大学総長の田中優子のメッセージが全文掲載されているが、感動だ。呪いの言葉を解くことは一人でできるものではなく、分断を乗り越えて団結しなければならない。そんなことも教えてくれる。
2019年9月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
途中で恐ろしくなりました。
なぜってタイトルと中身かあってないんだもん。
政治的主義主張を述べてる本です。
著者の呪いの言葉で満ちていると感じた本です。
なぜってタイトルと中身かあってないんだもん。
政治的主義主張を述べてる本です。
著者の呪いの言葉で満ちていると感じた本です。
2019年6月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
人気マンガやドラマ、映画を題材に、日常で私たちが遭遇する“呪いの言葉”と、それへの対応法が書かれています。
当事者意識を持ち物事に関わることが大事、というメッセージが心に残りました。
“呪いの言葉”は、私たちから主体性を奪う言葉の事だと理解しました。
「デモで世の中は変わらない」という呪いの言葉もありますが、著者自身が震災後に原発再稼働反対のデモに参加してからの軌跡で、行動することで「自分」が変わっていくのだ、ということが腑に落ちました。
当事者意識を持ち物事に関わることが大事、というメッセージが心に残りました。
“呪いの言葉”は、私たちから主体性を奪う言葉の事だと理解しました。
「デモで世の中は変わらない」という呪いの言葉もありますが、著者自身が震災後に原発再稼働反対のデモに参加してからの軌跡で、行動することで「自分」が変わっていくのだ、ということが腑に落ちました。
2021年4月11日に日本でレビュー済み
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期待した内容とは少々異なったがまあまあ楽しめた。サラッと、読みやすかった。