世間ではAMAZONやソニーの電子ブックが台頭して話題をさらい、
Googleが本の電子化を進めている。
そんないい話はたくさんあるのに、本書を読むと現状の出版界の問題点が次々と明らかになってくる。
本当に読者は離れているのか。出版点数の増加の先に有るものは何か。
本の現場に興味のある人に是非一読をお勧めしたい。
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本の現場―本はどう生まれ、だれに読まれているか 単行本(ソフトカバー) – 2009/7/14
永江 朗
(著)
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購入オプションとあわせ買い
30年で出版点数は4倍になり、
1点あたりの販売金額は半分になった。
本の現場を取材した永江朗の最新刊。
●2005年〜2007年に『図書館の学校』(現『あうる』)で連載された「本はどのように生み出されているのか?」、「本はどのように読まれているのか?」の単行本化。
●書き下ろし「附記」を収録。
●ブックディレクター・幅允孝氏インタビューと、著者が現在の出版事情を語るインタビューを特別収録。
1点あたりの販売金額は半分になった。
本の現場を取材した永江朗の最新刊。
●2005年〜2007年に『図書館の学校』(現『あうる』)で連載された「本はどのように生み出されているのか?」、「本はどのように読まれているのか?」の単行本化。
●書き下ろし「附記」を収録。
●ブックディレクター・幅允孝氏インタビューと、著者が現在の出版事情を語るインタビューを特別収録。
- 本の長さ228ページ
- 言語日本語
- 出版社ポット出版
- 発売日2009/7/14
- ISBN-10478080129X
- ISBN-13978-4780801293
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商品の説明
著者について
永江 朗(ナガエ アキラ)
フリーライター。1958年、北海道生まれ。法政大学文学部卒。
1981年〜88年、洋書輸入販売会社・ニューアート西武勤務。83年ごろからライターの仕事を始める。88年からフリーランスのライター兼編集者に。1989年から93年まで「宝島」「別冊宝島」編集部に在籍。93年からライター専業に。ライフワークは書店ルポ。
現在、『週刊朝日』、『アサヒ芸能』、『週刊エコノミスト』、『週刊SPA!』、『漫画ナックルズ』、『あうる』、『書店経営』、『商工にっぽん』、『この本読んで!』などで連載中。
主な著書に、『不良のための読書術』、『批評の事情』、『新・批評の事情』、『インタビュー術!』、『〈不良〉のための文章術』、『平らな時代』、『狭くて小さい楽しい家』(共著)、『作家になるには』、『恥ずかしい読書』、『メディア異人列伝』、『話を聞く技術』、『新しい教科書 2 本』(監修)、『ブックショップはワンダーランド』、『暮らしの雑記帖』、『哲学個人授業』(鷲田清一氏との共著)など。
フリーライター。1958年、北海道生まれ。法政大学文学部卒。
1981年〜88年、洋書輸入販売会社・ニューアート西武勤務。83年ごろからライターの仕事を始める。88年からフリーランスのライター兼編集者に。1989年から93年まで「宝島」「別冊宝島」編集部に在籍。93年からライター専業に。ライフワークは書店ルポ。
現在、『週刊朝日』、『アサヒ芸能』、『週刊エコノミスト』、『週刊SPA!』、『漫画ナックルズ』、『あうる』、『書店経営』、『商工にっぽん』、『この本読んで!』などで連載中。
主な著書に、『不良のための読書術』、『批評の事情』、『新・批評の事情』、『インタビュー術!』、『〈不良〉のための文章術』、『平らな時代』、『狭くて小さい楽しい家』(共著)、『作家になるには』、『恥ずかしい読書』、『メディア異人列伝』、『話を聞く技術』、『新しい教科書 2 本』(監修)、『ブックショップはワンダーランド』、『暮らしの雑記帖』、『哲学個人授業』(鷲田清一氏との共著)など。
登録情報
- 出版社 : ポット出版 (2009/7/14)
- 発売日 : 2009/7/14
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 228ページ
- ISBN-10 : 478080129X
- ISBN-13 : 978-4780801293
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,107,669位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2010年3月26日に日本でレビュー済み
本がどのように作られ、どのように消費されていくのか、面白く読みました。特に面白かったのはおだてられ、自費出版してしまう人の話。他人ごとではありません。また、読書離れが取りざたされて久しいのですが、本当は書店の売り方に原因があるのではないかという問題提起。本を出版するハードルが低くなることによる書籍の幼稚化も問題にしている。これについては、僕はそれでもいいと思うのです。幼稚な本、結構。薄っぺらい本、結構だ。本は他のメディアと比べてそんなにえらいのか?そんなことはないでしょう。情報伝達の手段として、映像や、音でなく、本の形態がもっとも優れていると考えたから、著者は本の形態を選択したに過ぎないと思うのです。幼稚なものでも読んでいればその人はそうしたものに飽きてきて、いずれ高度なものを求める様になっていくと思うのです。それでいいではありませんか。
2014年2月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「下手な鉄砲もかずうちゃ」状態の出版状況について基本的なところが
理解できる良書(今じゃ少し古いかもしれませんが)。
八〇年代に吉本隆明が「素人の時代」というコトバで語ったが、アイド
ルも作家もいろんな入口や活動範囲が昔よりヴァリエーションができて
素人/玄人、良書/駄本といったものへのコモンセンスも昔よりも格段
に希薄になっている。
あらゆる範囲やコミュニティやニーズに向けて、ひたすら短く薄い射程
で乱発される刹那的な書籍。
書籍のライフサイクルは当然短命となり、息ながく時間をかけて評価が
熟成していく古典や良書の芽生える土壌はもはやなし・・・みたいな悲
哀感にみちています。底に流れている基調は佐野の「誰が本を〜」と同
じものではなかろうか。
出版コストのハードルが下がるテキストのデジタルデータ化がもっとす
すめば、長い時間をかけた淘汰圧はもっと公平に、もっと広い視野でな
されて新たな「古典」みたいなものが生まれるんでないかなっておもっ
てます。目にふれうる確率は紙でしか残ってない場合にくらべて、アク
セスしうる確率は格段にあがるはずだから。
理解できる良書(今じゃ少し古いかもしれませんが)。
八〇年代に吉本隆明が「素人の時代」というコトバで語ったが、アイド
ルも作家もいろんな入口や活動範囲が昔よりヴァリエーションができて
素人/玄人、良書/駄本といったものへのコモンセンスも昔よりも格段
に希薄になっている。
あらゆる範囲やコミュニティやニーズに向けて、ひたすら短く薄い射程
で乱発される刹那的な書籍。
書籍のライフサイクルは当然短命となり、息ながく時間をかけて評価が
熟成していく古典や良書の芽生える土壌はもはやなし・・・みたいな悲
哀感にみちています。底に流れている基調は佐野の「誰が本を〜」と同
じものではなかろうか。
出版コストのハードルが下がるテキストのデジタルデータ化がもっとす
すめば、長い時間をかけた淘汰圧はもっと公平に、もっと広い視野でな
されて新たな「古典」みたいなものが生まれるんでないかなっておもっ
てます。目にふれうる確率は紙でしか残ってない場合にくらべて、アク
セスしうる確率は格段にあがるはずだから。
2016年12月14日に日本でレビュー済み
出版不況だという。その原因は主として若者による本離れだという。
著者はその点に疑問を呈し、検証していく。
その中から現れた真実は、若者は読書離れどころか、読書数は増えているという現実。それよりも、社会に出た大人の読書がへっているということ。そのわりに出版点数は激増し、返品率も高くなっている。つまり、質の低い書籍が粗製濫造されそれが、読書離れの傾向を助長しているという現実だ。
著者はその点に疑問を呈し、検証していく。
その中から現れた真実は、若者は読書離れどころか、読書数は増えているという現実。それよりも、社会に出た大人の読書がへっているということ。そのわりに出版点数は激増し、返品率も高くなっている。つまり、質の低い書籍が粗製濫造されそれが、読書離れの傾向を助長しているという現実だ。
2009年9月26日に日本でレビュー済み
本が生まれる背景と、読まれる背景についてまとめた一冊。
・生まれる背景
売れないから本を出さざるを得ない出版社側の自転車操業により、
新刊が大量にばら撒かれ、ユーザーが玉も石も判断する暇もなく短命化している。
ネットやフリーペーパーにより情報の価値が低下、ライターや編プロへのしわ寄せ、
自費出版の問題など、ネガティヴな話題が占めている。
・読まれる背景
アサドクの効果、実は中高年の読書離れ、新書ブームの功罪、
個性的な書店、本屋大賞、ベストセラーの売れ方について、などなど。
ただ、今後、出版=本というハードではなく、出版社側はコンテンツホルダーとして、
デジタルでもアナログでも、また国内外すべてにおいて、利益を出せるビジネスモデルに
変容していくことは、大手出版社の動向を見ていて明らかだ。
ワンソース、マルチユース、マルチウィンドウ化が進んでいる昨今、
本というアナログメディアがどういう形で生き残るのか、興味深い。
・生まれる背景
売れないから本を出さざるを得ない出版社側の自転車操業により、
新刊が大量にばら撒かれ、ユーザーが玉も石も判断する暇もなく短命化している。
ネットやフリーペーパーにより情報の価値が低下、ライターや編プロへのしわ寄せ、
自費出版の問題など、ネガティヴな話題が占めている。
・読まれる背景
アサドクの効果、実は中高年の読書離れ、新書ブームの功罪、
個性的な書店、本屋大賞、ベストセラーの売れ方について、などなど。
ただ、今後、出版=本というハードではなく、出版社側はコンテンツホルダーとして、
デジタルでもアナログでも、また国内外すべてにおいて、利益を出せるビジネスモデルに
変容していくことは、大手出版社の動向を見ていて明らかだ。
ワンソース、マルチユース、マルチウィンドウ化が進んでいる昨今、
本というアナログメディアがどういう形で生き残るのか、興味深い。