地球温暖化、資源と開発、人口と食糧問題など地球環境の保全・保護に関する考え方や関連する環境保全・保護のための方法論、技術、エコを考える社会生活のあり方など地球環境問題に関する提言と考え方は多岐に及んでいる。しかし、エコ活動を実践し、地球環境保護のあり方を提言しつつも、一人一人のしていることが将来にとってどのような位置を占め、どのような役割を担うことになるのかの認識が欠けているとしたら、環境の保護と改善に寄与する働きにはならないだろう。仮に良い結果をもたらしたとしてもそれは偶然の結果にすぎない。
この本は小冊子ながら、地球環境を考える上で不可欠な環境倫理の内容を概括的に理解し、「今一番必要な考え方とは何か」を掴むことができる一冊である。環境倫理の学問的な推移を概観した上で。実践的な自然哲学についてその重要性を述べている。
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環境倫理の新展開 (シリーズ〈人間論の21世紀的課題〉 4) 単行本 – 2007/11/1
山内 廣隆
(著)
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- ISBN-104779501881
- ISBN-13978-4779501883
- 出版社ナカニシヤ出版
- 発売日2007/11/1
- 言語日本語
- 本の長さ163ページ
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登録情報
- 出版社 : ナカニシヤ出版 (2007/11/1)
- 発売日 : 2007/11/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 163ページ
- ISBN-10 : 4779501881
- ISBN-13 : 978-4779501883
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2009年3月21日に日本でレビュー済み
「新展開」と銘打ってはいるものの、それほど新しさは感じませんでした。ソローやエマソンから、スピノザ、カント、シェリングまで広範な思想の環境倫理への示唆が取り上げられているものの、ベルクソンやホワイトヘッドの名がないのは片手落ちとしかいいようがないでしょう。カントやシェリングより、はるかに実りある示唆に満ちているはずなのに。そもそもカントやシェリングでは、たとえ環境倫理に関連する論点が含まれているとしても、現代的に寄与する新しい内実があるといえるでしょうか。そこまで考え抜かなければ環境倫理の文脈で考察する意味がありません(「現代の環境思想に通じる」のなら、最初からそちらの方に依拠すればいいだけです)。
新しい知見としては最後のアービッヒ、ジープらの新しい環境思想についての解説がありますが、これとて祖述の域を出るものではないようです。
そして岡本裕一朗氏のレベルの低いディープ・エコロジー批判は無いほうがよかった。執筆者が支持しているわけでもない他派の環境論からの批判(多分に中傷も含む)を平気で援用したり、亜流を攻撃してディープ・エコロジー思想そのものを批判したりする。あるいはネスの自伝の一節を揚げ足取りのように引いて批判するのもあります。そして、「意識変革だけで環境問題は解決するのか」「生命圏平等主義は人間とハエを同等に扱うのか」といった、ネスらの著作を読めばすでに答えられているような問題をことさらに蒸し返しもします(参考文献には挙げられているが、本当にちゃんと通読したのかどうか疑わしい)。そもそもこの思潮の限界を指摘して他の環境論の流れで補完する、というならともかく、「採るか捨てるか」の姿勢で臨んでいることも問題です。この項に関しては、執筆者の選定に間違いがあったとさえ思います。
そもそも本書で扱われる多くの環境思想におおむね好意的な評価が与えられているのに、ディープ・エコロジーに対してはなぜああも敵意に満ちた批判が向けられるのか。内容的にはずっと相通ずる点が多いし、そもそもソローやスピノザらの思想について、ディープ・エコロジーとの近さを肯定的に扱う論説も後には見られるのに、不可解です。
「統一的な展望・コンセプトなしの共著」のまずさを見た気がしました。
新しい知見としては最後のアービッヒ、ジープらの新しい環境思想についての解説がありますが、これとて祖述の域を出るものではないようです。
そして岡本裕一朗氏のレベルの低いディープ・エコロジー批判は無いほうがよかった。執筆者が支持しているわけでもない他派の環境論からの批判(多分に中傷も含む)を平気で援用したり、亜流を攻撃してディープ・エコロジー思想そのものを批判したりする。あるいはネスの自伝の一節を揚げ足取りのように引いて批判するのもあります。そして、「意識変革だけで環境問題は解決するのか」「生命圏平等主義は人間とハエを同等に扱うのか」といった、ネスらの著作を読めばすでに答えられているような問題をことさらに蒸し返しもします(参考文献には挙げられているが、本当にちゃんと通読したのかどうか疑わしい)。そもそもこの思潮の限界を指摘して他の環境論の流れで補完する、というならともかく、「採るか捨てるか」の姿勢で臨んでいることも問題です。この項に関しては、執筆者の選定に間違いがあったとさえ思います。
そもそも本書で扱われる多くの環境思想におおむね好意的な評価が与えられているのに、ディープ・エコロジーに対してはなぜああも敵意に満ちた批判が向けられるのか。内容的にはずっと相通ずる点が多いし、そもそもソローやスピノザらの思想について、ディープ・エコロジーとの近さを肯定的に扱う論説も後には見られるのに、不可解です。
「統一的な展望・コンセプトなしの共著」のまずさを見た気がしました。