アントニーナの観察力と人も動物も愛して大切にする態度から、本当に大切なものを見つめる希望をもらえた気がする。
戦争でも奪えない人の輝きを見つけられる作品。
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ユダヤ人を救った動物園――ヤンとアントニーナの物語 (亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズ) 単行本 – 2009/7/4
ダイアン・アッカーマン
(著),
青木玲
(翻訳)
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ナチの侵攻を受けてポーランドではさまざまな抵抗運動がくり広げられた。ワルシャワ動物園の園長夫妻も、ユダヤ人300名に動物の名をつけて園内に匿い、逃亡の手助けをした。かたや民族の絶滅計画を、かたや貴重種の動物の救済計画を推し進めたナチのグロテスクさを鮮やかに描き出す。
- 本の長さ368ページ
- 言語日本語
- 出版社亜紀書房
- 発売日2009/7/4
- 寸法13.4 x 2.7 x 19.4 cm
- ISBN-104750509124
- ISBN-13978-4750509129
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商品の説明
著者について
ベストセラーA Natural History of the Senses(邦題『「感覚」の博物誌』)の著者。ノンフィクションや詩など著書多数。彼女の自然や人間性に関するエッセイは『ナショナル・ジオグラフィック』『ニューヨーカー』『ニューヨークタイムス』などで見られる。ニューヨーク州北部に住まう。
翻訳家、ライター。神奈川県生まれ。著書『競走馬の文化史~優駿になれなかった馬たちへ~』(筑摩書房)で1995年度ミズノスポーツライター賞受賞。『ニュースジャンキー』『アーミッシュの赦し』『イギリスを泳ぎまくる』(以上亜紀書房)、『小児科に行く前に』(ジャパン・マシニスト社)、『絶滅のゆくえ』(新曜社)、『環境思想の系譜』(東海大学出版会)などの訳書、共訳書がある。
翻訳家、ライター。神奈川県生まれ。著書『競走馬の文化史~優駿になれなかった馬たちへ~』(筑摩書房)で1995年度ミズノスポーツライター賞受賞。『ニュースジャンキー』『アーミッシュの赦し』『イギリスを泳ぎまくる』(以上亜紀書房)、『小児科に行く前に』(ジャパン・マシニスト社)、『絶滅のゆくえ』(新曜社)、『環境思想の系譜』(東海大学出版会)などの訳書、共訳書がある。
登録情報
- 出版社 : 亜紀書房 (2009/7/4)
- 発売日 : 2009/7/4
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 368ページ
- ISBN-10 : 4750509124
- ISBN-13 : 978-4750509129
- 寸法 : 13.4 x 2.7 x 19.4 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 890,339位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 4,442位自伝・伝記
- - 28,653位評論・文学ガイド (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
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2016年10月29日に日本でレビュー済み
第二次世界大戦中に、ナチス・ドイツからユダヤ人を救った話は少なくないが、本書は、ポーランドのワルシャワ動物園園長のヤン・ジャビンスキとその妻アントニーナの行動に焦点をあて、二人を含む様々な人びとが、動物園という施設や二人の家屋を使いながら、300人ものユダヤ人を匿ったり、逃亡させていたことについて書かれている。さらに、ユダヤ人の絶滅をかかげたナチスの貴重種である動物の救済計画にも触れることで、その矛盾・愚かさを浮き彫りにしている。
全体を通して、ヤンの方は政治的な考えもあって、ポーランドを占領したナチスに抵抗し、ユダヤ人救済に関わっているが、アントニーナの方は、政治的というよりも人道主義的観点が強い。単純に書くと、困った人には手を差し伸べずにはいられないのだ。おそらく、それは動物への強い愛情とも通じるものがあるのだろう。二人の息子リス(本当はリシャルトだが、縮めてリスと呼ばれている)も、子どもながら、それなりに事情を察しながらできる範囲で協力している。
ヤンが自分の立場を利用しながらレジスタンスに関わるのも、動物園に隠れ住んだ逃亡者たちを動物の名で呼ぶことで安全を図ることも、ドイツ人が訪れた際はピアノ(演奏するにはユダヤ人のオッフェンバッハの曲)などでその事を匿っていた人々に報せることも、緊迫した状況下でありながら、どこかユーモラスなのが素晴らしい。少なくない人が犠牲になるものの、ヤン一家(大戦中に娘テレサが生まれている)は無事に戦後を迎えている。
なお、第36章の「半獣半人の保護者」は、全体とはやや異なったトーンだが、そこで語られる“オーロックス”の問題は単純に答えを出すことはできない。
本書の評価とは関係ないが、ユダヤ人を命がけで救ったポーランド人がいた一方で、『 アウシュヴィッツ後の反ユダヤ主義 』に描かれているように戦後間もないポーランドでユダヤ人虐殺も起きているだけに、何とも言えないものがある。
全体を通して、ヤンの方は政治的な考えもあって、ポーランドを占領したナチスに抵抗し、ユダヤ人救済に関わっているが、アントニーナの方は、政治的というよりも人道主義的観点が強い。単純に書くと、困った人には手を差し伸べずにはいられないのだ。おそらく、それは動物への強い愛情とも通じるものがあるのだろう。二人の息子リス(本当はリシャルトだが、縮めてリスと呼ばれている)も、子どもながら、それなりに事情を察しながらできる範囲で協力している。
ヤンが自分の立場を利用しながらレジスタンスに関わるのも、動物園に隠れ住んだ逃亡者たちを動物の名で呼ぶことで安全を図ることも、ドイツ人が訪れた際はピアノ(演奏するにはユダヤ人のオッフェンバッハの曲)などでその事を匿っていた人々に報せることも、緊迫した状況下でありながら、どこかユーモラスなのが素晴らしい。少なくない人が犠牲になるものの、ヤン一家(大戦中に娘テレサが生まれている)は無事に戦後を迎えている。
なお、第36章の「半獣半人の保護者」は、全体とはやや異なったトーンだが、そこで語られる“オーロックス”の問題は単純に答えを出すことはできない。
本書の評価とは関係ないが、ユダヤ人を命がけで救ったポーランド人がいた一方で、『 アウシュヴィッツ後の反ユダヤ主義 』に描かれているように戦後間もないポーランドでユダヤ人虐殺も起きているだけに、何とも言えないものがある。