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科学はどこまでいくのか (ちくま文庫 い 62-1) 文庫 – 2006/11/1

3.5 5つ星のうち3.5 4個の評価

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 筑摩書房 (2006/11/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2006/11/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 244ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4480422811
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4480422811
  • カスタマーレビュー:
    3.5 5つ星のうち3.5 4個の評価

著者について

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池田 清彦
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1947年、東京生まれ。生物学者。東京教育大学理学部生物学科卒、東京都立大学大学院理学研究科博士課程生物学専攻単位取得満期退学、理学博士。山梨大学教育人間科学部教授を経て、現在、早稲田大学国際教養学部教授、山梨大学名誉教授。専門の生物学分野のみならず、科学哲学、環境問題、生き方論など、幅広い分野に関する60冊以上の著書を持ち、フジテレビ系「ホンマでっか! ?TV」にも出演する等、テレビ、新聞、雑誌等でも活躍している。(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『人間、このタガの外れた生き物 (ISBN-10: 458412406X)』が刊行された当時に掲載されていたものです)

カスタマーレビュー

星5つ中3.5つ
5つのうち3.5つ
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上位レビュー、対象国: 日本

2007年11月19日に日本でレビュー済み
 一般読者を対象に書かれた、科学論・現代科学論。本書のテーマは本当は「いかに科学をコントロールするか」なのだろうと思うが、このテーマを中心とする凝集性を感じられなかった。最初の2章では近代科学が生み出されてきた歴史を掻い摘んで説明し、続く3章で客観性について述べ、最後の2章でようやく現代社会における科学という制度について論じている。「科学のコントロール」と直接関わってくるのは、最後の2章と文庫版で増補された「複雑化して加速する」のみ。1つのテーマについてストレートに論じた本というよりも、3つの異なるテーマの文章を寄せ集めたような印象。特に真ん中の3章が浮いているように思う。

 著者の著作のファンを対象に書いているような印象を受けた。そういう意味で、著述業で喰ってる人が書いた本の中の1冊、という印象。徹底した議論を避けた、科学についてのエッセイといった雰囲気すら感じた。

 昔この著者の『構造主義科学論の冒険』を随分面白く読んだ記憶があり、本書を手にとった。期待が高すぎたのかもしれないが、正直肩透かしを喰らった気分だ。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2006年12月17日に日本でレビュー済み
 現代までの科学の発展史をふまえて、市場原理に裏付けられる現在の科学研究のありかたを問いかける。

 前半の科学の発展史は、真理に関する認識と、それをあきらかにするための研究方法がどう移り変わってきたのかをギリシャ哲学、キリスト教、ルネッサンスとたどりながら簡便にまとめている。コンパスを使う神の図などは、きわめて面白い。

 後半の、現代職業科学のパラダイムにとらわれた研究、巨大化する科学実験については、現役科学者として堅実な視点から述べられているが、私としてはいささか偏狭ではないかと思う。現代社会への警鐘と言う意味ではかまわないけれど。

 最近の資本主義(商業主義)が、差異を売ることで発展してきており、その差異を科学的知見に求めることが困難になりつつあること、新たな知見のために巨大実験が企画されることはそのとおりだと思う。それでもだから科学の発展はもはや転機とするのは早計だろう。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2018年8月25日に日本でレビュー済み
現代における科学の位置づけ、科学論、科学を哲学した本です。
結論はともかく、視点や思考論理がとても興味深い。
いろいろ扇動するような考え方もあるが、その実一番まっとうな科学論なのかもしれない。
特に外来生物に対する考え方には、そうおもいましたね。
2004年9月19日に日本でレビュー済み
構造主義生物学が専門の池田氏が科学への疑問を発端に、科学の歴史を丁寧にわかりやすく説明、古代ギリシアの科学の芽生えから中世からルネサンスのオカルトと科学の区分けのなかった時代、そして科学万能だが思ったほど幸せでない現代の、コントロール欲望の手段としての科学とその社会コスト・対費用効果は? 戦後の技術発展で成長した日本が未来への岐路にたつ現在、多いに示唆に富む最良著である。本の企画が若者向けのマイナーなシリーズにはいっているせいか、内容の良さが正当に評価されて、評判にならなっていないのが残念。 
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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