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新 大学教授になる方法 単行本 – 2001/11/29
鷲田 小彌太
(著)
- 本の長さ320ページ
- 言語日本語
- 出版社ダイヤモンド社
- 発売日2001/11/29
- ISBN-10447878292X
- ISBN-13978-4478782927
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商品の説明
商品説明
1991年刊行のベストセラー『大学教授になる方法』に待望の全面改訂版が登場。前作同様、大学教授になることのメリットとやりがい、就職状況、なるための方法を具体的に示している。
本書のおもしろいところは、大学教授になることのメリットやデメリット、なるための裏技などを包み隠さずに公開している点だ。メリットは「給与が保証され、休日が多い」「研究費つき」「長期留学や学会出張の名目で、遊学や名所見物が堂々とできる」「社会的に一定度の信用がある」「定年が遅い」など、デメリットは「足の引っ張り合いは日常茶飯事」「平均して、大学卒業後10年間の準備期間が必要」「少子化」などが挙げられている。また、修士課程を卒業しなくても大学教員になれる方法、サラリーマンから転身する方法、教授になるためには避けて通れない学術論文を書く方法なども記されている。海外進出を考えている人のために、アメリカの大学事情が紹介されている点も便利だ。
『大学教授になる方法』から10年たった今回の著作には、前著を読んで大学教員になったという読者の手紙が掲載されている。ここで述べられているノウハウがすべて正しいかどうかは別にして、漠然と「将来は大学で働きたい」と考えている人には参考になる。(土井英司)
内容(「MARC」データベースより)
ベストセラー「大学教授になる方法」から10年。誇りをもって自由に生きる=ステイタスが高い仕事と長期休暇を両方手にできる大学教授という生き方を、いま改めて提案する。月刊『ダイヤモンド エグゼブティブ』連載に加筆。
登録情報
- 出版社 : ダイヤモンド社 (2001/11/29)
- 発売日 : 2001/11/29
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 320ページ
- ISBN-10 : 447878292X
- ISBN-13 : 978-4478782927
- Amazon 売れ筋ランキング: - 772,172位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,745位高等教育 (本)
- - 18,682位教育学一般関連書籍
- - 51,270位教育・学参・受験 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2016年5月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
自分が、大学教授ですが、学ぶ点も多く、内容がとても良かったです。
2016年9月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
就活している時に自分の進路を見失って読んでみました。
大学教授にはなっていませんが、方向的には同じ感じに生きています。
その勇気をもらえたと言ったら大げさですが
そんな生き方もあるなら自分の行きたい方向も悪くはないだろうなって思えました。
大学教授にはなっていませんが、方向的には同じ感じに生きています。
その勇気をもらえたと言ったら大げさですが
そんな生き方もあるなら自分の行きたい方向も悪くはないだろうなって思えました。
2004年10月29日に日本でレビュー済み
本書は、1991年に刊行された『大学教授になる方法』の著者で、哲学者の鷲田教授が、10年後の変化した状況にあわせて再び「大学教授」の職業的意義について述べたものである。
国立大学も独法化され、少子化の中で大学の経営危機が叫ばれる中においても、著者は「大学教授」を魅力的な職業として位置づけている。その前提として、ここ10年来において高校教員が減少しているにも関わらず、大学教員は増加している統計を引用し、依然として「成長雇用」であることを強調している。
著者のモチーフとしては、評者なりに解釈すれば、高度情報化社会の現在、研究活動を行う大学教員は、「知」の創造者であると同時に、その「知」の教育者であるということだ。高校以下の教員と決定的に違うのが、この「知の創造」である研究活動を行っているか否か、という点である。すなわち、「筋力」に依拠した産業社会が終焉し、「脳力」に依拠する情報社会・知識社会の出現において、「知の創造者」たる大学教員の理念的役割は高まっていると言えるだろう。
ただ、本書における問題は他の分野の「知的創造活動」の実態にあまりにも疎いことである。すなわち、文型であれ理系であれ、社会や自然のさまざまな現象の中から、その意味や意義、そしてその背後にある法則を発見するのが学者であるという基本に立てば、如何に一次的な資料・現象を徹底的に調査するのが必須である。しかしながら、著者が提起する「大学教員の資質」的なもののなかからは、こうした姿勢が感じられない。このことは、おそらくは「哲学者」という、あらゆる学問分野の中で、過去の著作を読むことが主に求められると言う意味で、もっともデータ収集の困難さが伴わない分野に属しているからだと思われる。
ただ、本書は大学業界の暴露本ではなく、大学教員の社会的意義を提起したという意味で、十分に評価されるべきものだろう。
国立大学も独法化され、少子化の中で大学の経営危機が叫ばれる中においても、著者は「大学教授」を魅力的な職業として位置づけている。その前提として、ここ10年来において高校教員が減少しているにも関わらず、大学教員は増加している統計を引用し、依然として「成長雇用」であることを強調している。
著者のモチーフとしては、評者なりに解釈すれば、高度情報化社会の現在、研究活動を行う大学教員は、「知」の創造者であると同時に、その「知」の教育者であるということだ。高校以下の教員と決定的に違うのが、この「知の創造」である研究活動を行っているか否か、という点である。すなわち、「筋力」に依拠した産業社会が終焉し、「脳力」に依拠する情報社会・知識社会の出現において、「知の創造者」たる大学教員の理念的役割は高まっていると言えるだろう。
ただ、本書における問題は他の分野の「知的創造活動」の実態にあまりにも疎いことである。すなわち、文型であれ理系であれ、社会や自然のさまざまな現象の中から、その意味や意義、そしてその背後にある法則を発見するのが学者であるという基本に立てば、如何に一次的な資料・現象を徹底的に調査するのが必須である。しかしながら、著者が提起する「大学教員の資質」的なもののなかからは、こうした姿勢が感じられない。このことは、おそらくは「哲学者」という、あらゆる学問分野の中で、過去の著作を読むことが主に求められると言う意味で、もっともデータ収集の困難さが伴わない分野に属しているからだと思われる。
ただ、本書は大学業界の暴露本ではなく、大学教員の社会的意義を提起したという意味で、十分に評価されるべきものだろう。
2008年5月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私は、この本で書かれている内容が、現実を正しく表現しているとは思えません。これを読んだ人が大学教員という職業を誤解してしまうと思うと、とても残念に思います。著者は、「事実」と「自分の意見」とを混同されていると思います。もし故意に混同しているのであれば、あまりにも誠実さを欠いていると言わざるをえません。
2002年2月21日に日本でレビュー済み
私は会社を辞めてから8年かかって大学教師の職を得ました。そんな私の知る限り基本的にはここに書かれていることは100%真実です。そして何より嬉しいのは著者がこの職業を本当に好きなんだということが確実に伝わってくる点です。大学教師は生活の資を得るための単なる生業でもなく富や権力を得るための手段でもありません。本当に好きでなければできない職業なのです。この本は大学教授になりたいサラリーマンのみならず、大学院生や大学教師にこそ読んでほしい1冊です。そして、この本がより多くの人にとって「誇りを持って自由に生きる」21世紀型の生き方を探るヒントとなることを願って止みません。
2014年1月2日に日本でレビュー済み
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「大学教授になる方法」。今まで神秘のベールに包まれていた「大学教授」という職業を明らかにし、読者(私ですが)に夢と希望を与えてくれた著書から10年後。
確かに当時の牧歌的な雰囲気というのはなくなりつつある…しかし!まだまだ魅力的で魂の震える職業だということはじゅうぶん伝わりました。(ただ……'Xのアメリカの大学取材は何とも……)
この「新・大学教授になる方法」が出版されて、さらに10年あまりのときが流れた現在。
ぜひ、最新版の「大学教授になる方法」を鷲田先生に書いていただきたいなと切に願います。
確かに当時の牧歌的な雰囲気というのはなくなりつつある…しかし!まだまだ魅力的で魂の震える職業だということはじゅうぶん伝わりました。(ただ……'Xのアメリカの大学取材は何とも……)
この「新・大学教授になる方法」が出版されて、さらに10年あまりのときが流れた現在。
ぜひ、最新版の「大学教授になる方法」を鷲田先生に書いていただきたいなと切に願います。
2010年2月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
大学教授になるための資格,こころがまえ,勉強のしかたなど,さまざまな内容がかかれている. 大学教授になりたいという動機にはいろいろあり,それぞれに対応しようとしているが,きびしい (無理な?) 要求もしている. つまり,「自由時間のすべてを研究活動に使う」,家事労働も研究の敵と書いている. 対談やアメリカの大学教授の紹介などもふくんでいて,大学教授になるつもりのない身にもおもしろい.
2003年6月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
『大学教授になる方法』と『大学教授になる方法 (実践編)』は、インパクトのある本だった。しかし、残念ながら、『新 大学教授になる方法』は、面白くない。その理由は、私が既に2冊読んだ後読んだからなのかもしれない。また、連載されたものをベースにしているからかもしれない。私は、古い『大学教授になる方法』を薦める。