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幻滅の資本主義 単行本 – 2006/3/1
伊藤 誠
(著)
- 本の長さ266ページ
- 言語日本語
- 出版社大月書店
- 発売日2006/3/1
- ISBN-104272111132
- ISBN-13978-4272111138
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登録情報
- 出版社 : 大月書店 (2006/3/1)
- 発売日 : 2006/3/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 266ページ
- ISBN-10 : 4272111132
- ISBN-13 : 978-4272111138
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,175,068位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 63,260位投資・金融・会社経営 (本)
- - 104,508位ビジネス・経済 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2006年5月2日に日本でレビュー済み
宇野理論の中心人物である著者が資本主義に関して纏めた論考です。様々な角度から資本主義を分析してくれています。特に転形問題などは示唆に富みます。タイトルは大それたタイトルですが、決して期待を裏切らない本だと思います。読みこなすには時間と労力がいるかと思いますが、是非とも読んでい頂きたい本です。私自身、宇野理論はあまり研究したことがないのですが、著者の作品には強い影響を受けます。今後の活動に大きな期待を込めます。
2006年4月10日に日本でレビュー済み
あとがきにあるように、伊藤教授の古希を自ら祝した著作ともいえる。これまで発表された論文を大きく3つに区分して編んだものであり、ここ数年の伊藤教授の学問的問題関心を端的に反映している。根底にあるのは、やはり「資本主義は勝利したのか」ということであり、特に1970年代初頭にはじまる先進資本主義諸国における危機と再編、ことに90年代以降のグローバリゼーションや新自由主義の展開に伴う災厄とソ連型社会主義の失敗という「二重の幻滅」をわれわれはどのように理解し、それをいかに打破してゆけるのか。21世紀に残された大きな宿題である。幻滅の先に「希望の原理」を見据えることができるのであろうか。資本主義経済の原理そのものが問われる時代という伊藤教授の精神を、本書を通じて伺うことができるであろう。経済原論というよりは、現代資本主義論や日本経済論の専門書としても堪能しえる。「幻滅」という言葉に読者である私はやや重い気分になってしまうこともあるが、明るい未来を信じてみたい。特に若い世代のかたに本書を通読して欲しい。