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国債破綻ドミノ 日本国はいくら借金できるのか? (文春新書 849) 新書 – 2012/2/20

3.3 5つ星のうち3.3 5個の評価

イタリアを上回る借金大国ニッポン。すでにGDPの2倍の借金を抱えた日本国債がデフォルトしたら我々の生活はどうなるのか――
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 文藝春秋 (2012/2/20)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2012/2/20
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 新書 ‏ : ‎ 233ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4166608495
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4166608492
  • カスタマーレビュー:
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上位レビュー、対象国: 日本

2017年8月27日に日本でレビュー済み
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タイトルに対する回答は単純である。
2012年発刊時、国と地方の借金は1154兆円だった。同じく個人金融資産は1471兆円だった。この差額、317兆円がまだ借金できるとしている。経済本体が好転しない限り悪化する可能性もあった。
幸か不幸か、自公政権に交代してアベノミクスの一部である前段の金融緩和は功を奏し踏み止まって今日がある。
本書と同じことを今やればこうだ。国と地方の借金は1100兆円弱で目減り。個人金融資産は1800兆円に増えた。よって、借金できる金額は700兆円に倍増させられていると。
これは半面であり表面である。今後経済状況が悪化しないという絶対の保証はどこにもないのだし、規模が膨らんでいることの過激さも倍増していることは忘れてはなるまい。
これで消費増税の上げ代はまだある、まだまだあると考えている勢力は断たれておらず、多重消費税下の景気維持が格差をどんどん拡大せざるを得ないという経済上の必然、経済論上の基本が理解されていない。消費増税でかつ景気回復は最悪の選択肢であって、消費税とは違う別の先進国らしい精緻な税制で格差是正をしつつ景気回復していくというよりベターな、ベストの選択肢によってこそ文字通りの健全化を実現すべきであろう。
2013年3月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
三菱東京UFJ銀行のHPに「アルゼンチン共和国円建て債券についてのお知らせ」というトピック
がある。アルゼンチン国債がデフォルトしたため、アルゼンチン国債の所有者に対して情報を提
供しているのだ。また、1998年にはロシアでも国債のデフォルトが発生、著名な米国人投資家ソ
ロス氏のファンドが巨額損失を被った。このあと、当然のごとく両国ともハイパーインフレに見舞
われている。政治的・軍事的超大国がデフォルトなどするはずがない、というのはウソであること
がわかる。
では日本国債はどうなのか。年間税収が46兆円のこの国の借金が1,000兆円を超える現在で
も、個人金融資産1,500兆円でファイナンスされており問題ない、と多くの経済評論家・学者は言
う(もちろん、本書の著者のような考えをする学者も多い)。金利が上がりそうだと思えば、国債の
現物など持っていなくても、国債先物から売り崩してくるのがヘッジファンドではないのか。
本書のプロローグには、『戦慄の近未来図』として、年金30%カット、1ドル300円の円安による猛
烈な輸入インフレ、長期金利20%の世界が描かれているが、2020年までには現実のものとなる
であろう。これは私が言っているのではない。2011年6月、自民党の「X-dayプロジェクト」(座長・
林芳正政調会長代理(現農林水産大臣))が、「今後七、八年以内」に破綻すると報告しているの
だ。

そのとき、自分の生活はどうなるのであろう。公的年金30%カット、支給開始年齢70歳、消費税
20%は覚悟している。ただ、戦後まもなくのように資産税として土地建物に高額の税金を掛けら
れたとしたら・・・。それは太宰の小説「斜陽」に描かれた世界と同じだ。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2012年8月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
題名が気になって購入しました。
題名、副題からして当然ノンフィクションと思っていましたが、プロローグは「二〇一X年Y月Z日夕方・・・」から始まるフィクションです。
第一章からはノンフィクション(らしき)です。
「デン助(齋藤氏)」の人物描写など具体的で面白い内容ですが、どこまでが真実なのって思ってしまいます。
ユーロ加盟についても、イギリスは欧州通貨統合条件の1ポンド=2.77マルクを守れなくなり、やむを得ずユーロ参加を見送ったのが正しく、最初から「名誉ある孤立」を望んでいたのではないと思います。(結果的にイギリス経済にはプラスになったのはその通り)
フィクションとノンフィクションを1冊の本にする手法には、違和感を感じますね。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2014年2月13日に日本でレビュー済み
国の借金、と言うのは欺瞞。正確には「政府の借金」である。「国の借金」と書いてある本は読むに価しない。
なぜなら政府と国は似て非なるものだから。政府がどれだけ借りていようが通貨発行権の範囲内である以上、
どれだけ借金があろうと全部チャラにできる。これは別に冗談でも何でもなく実際にチャラにしている。
早い話国債を日銀が買い入れるのだが、減らす気になれば1000兆円の数字を日本銀行へ移すだけである。
国際信用はガタ落ちになるが、ソレが何が悪い?現在日本が苦しんでいるのは「デフレ」。
決して金利が高いわけでもなく(というか世界一低い)円の価値が高すぎる「円高」である。むしろ円安になればいいではないか。
まあ輸入がないと活きられない国なので安過ぎても厳しいがね。現在でも毎月10兆~20兆日銀買い入れを行ってるのを知らないのか?
外国から借りてるアメリカなどは日本と違ってデフォルトの可能性がある。(それでも通貨発行が無限に出来る)国が潰れたことは歴史上一度もない。当然だが。それが出来るのは日米ユーロしかない。
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2012年10月24日に日本でレビュー済み
 最初に、私は理系畑の職人であり、経済分野のことは新聞、インターネット
情報以外はまるっきり分からない、素人であることをお断りいたします。

 国債が積もりに積もっていく、破綻したギリシャよりも国債発行総額が大きい
のに、何で日本は国債を更に発行できるのか。
 素人が持つこのような疑問に、手がかりを与えてくれる一冊です。

 内容は、「ギリシャ危機」、「対GDP比」、「PIIGS諸国」、「国債価格と金利」、
「アメリカ国債格下げ」、「国債格付け問題」、「ロシアデフォルト」、「タイ金融
危機」、「ヘッジファンド」、「韓国デフォルト」、「IMF進駐軍」、「アルゼンチ
ンデフォルト」、「ネバダレポート」、「日本国債危機」、「貯蓄超過」、「個人金
融資産」、「経常赤字」、「債権大国」、「国民福祉税」、「シーリング」、「財政
再建至上主義」、「消費税増税」、「プライマリーバランス」、「X-dayプロジェク
ト」、「未達の衝撃」、「個人向け国債」、「国債多様化」などが挙げられます。

 第三、四章では、アルゼンチンと韓国、ロシアのできことと現在の日本経済の
危険性が描かれています。
 第五章では、あの訳が分からなかった細川首相の国民福祉税の真相が語られて
おり、その裏の主人公と現在との因果関係が語られています。
 第六章では、それらのことから導かれる破綻の日の計算と、それに対する対策を
考察されています。

 157ページで「以上のようなことを考慮すれば、国債など政府債務を国内貯蓄で
まかなえるかどうかは、一応個人金融資産1471兆円をベースに考えてよく、まだ
317兆円も余裕があるわけだ。問題は、この数字が十分に大きいのかそうでないのか、
と言うことである。」と問題提起されています。
 そして、226ページで2021年には政府債務が個人金融資産を食い潰すことになる。
と答えています。

 その理由を、上記のような膨大な情報量から綴られています。
 素人の私には、この中でごまかしがあっても良く分からないのですが、とりあえず、
このことを勉強する第一歩としては、読みやすく、分かりやすい。
 きっと私の知らないほかのデータがあったりして、批判の対象もあるんでしょうね。
それでもこの一冊、私のような方にお勧めします。100点。

 著者は、小黒一正著「2020年、日本が破綻する日」、幸田真音著「日本国債」、
高橋洋一教授の著作を挙げています。これからそれを読んでみたいと思ってます。

 ちょっと減点するとしたら、最初の出だしの話が唐突なところですかね。驚きます。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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