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捕食者なき世界 単行本 – 2010/9/15

4.4 5つ星のうち4.4 40個の評価

生態系の頂点に位置した肉食獣が消えた結果、生物多様性は極端に減少した。奇想天外な「再野生化計画」とは。警鐘の科学書
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 文藝春秋 (2010/9/15)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2010/9/15
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 357ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 416372950X
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4163729503
  • カスタマーレビュー:
    4.4 5つ星のうち4.4 40個の評価

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ウィリアム・ソウルゼンバーグ
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2024年4月18日に日本でレビュー済み
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この本に出会ったことで、バラバラだった情報がひとつにつながり、非常に多くの気づきと学びを得ることができました。生物多様性はなぜ重要か。やっと、長年疑問だったことの答えを見いだせたと感じます。環境問題や生物多様性に関わるすべての人に読んでいただきたい本です。
2021年4月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
生態学について扱っている著作。

生態学は生物学の他の分野より退屈で煩雑で、難しいばかりで面白く無いと思っていたけれど、この本を読んで、生態学が何を問題にしていて、どのように研究されているのか分かって、読んで楽しいかった。

教科書は素晴らしい。この本はもっと素晴らしい。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2022年6月26日に日本でレビュー済み
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ラッコの乱獲によってジャイアントケルプにかかる生態系が破壊され、荒れた海底が広がる。人間による生態ピラミッドへの介入が、連鎖的に生物多様性の喪失を拡大させていると知る。自然は偉大で少々バランスが崩れてもそのうち回復するのではないかという無責任な発想は打ち砕かれ、一度崩れたバランスはその不安定さがむしろ加速し、決して自然にもとに戻ることはないとの事実に強い衝撃を受けた。

今までのような社会経済活動を営む限り地球温暖化は不可避な事象であると科学的に明らかになってきていることと、まさしく同じではないか。

地球温暖化対策は、まずは2100年までの時間軸で気温の上昇を1.5℃以内に抑えるべく世界中で歩調を合わせた取り組みが進みつつあるが、生物多様性に至っては100年単位で先を見据えて人類が歩みを揃えていけるかを問われる。個人として対応できる時間軸を超えて、種としての存続に立脚した意思決定が求められる、我々はかつてない大変な時代に生きている。
2014年9月30日に日本でレビュー済み
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 訳者あとがきに、著者は次作『ラット・アイランド』で「一転、『捕食者なき世界』を回復する」話をしているとしているものの、本書自体からが繁殖したシカの棲む「捕食者なき世界」に、オオカミという捕食者が再導入されて自然(のバランス、多様性)が回復しつつあるという話(ヒトデと貝、シャチとラッコ等の話もあるが)が中核に占められている。オオカミは支配者と云うには共存的だが、ともかくそれで万々歳のような話である。
 それはその通りだと思われるものの、私が本書を読みながら考えたのは、もっと巨視的に恐竜についてだ。本書は寧ろ、生物生態系のバランス、多様性の話として読まれるべきだと思われるが、恐竜が滅んだのももしかしたら繁栄しすぎて地球が小さくなった、丁度地球が一つの島のようでしかなくなったのも一つの原因ではないか、と連想してしまった。それで云うと、恐竜が滅んで繁栄した哺乳類は、丁度億単位の時間感覚では「捕食者なき世界」に棲んでいるという事になるのではないか、と。
 もっと大雑把で雑駁な議論をしてみれば、地球は単に暖かかったから恐竜を繁茂させ、冷えるに従って毛で覆われた鳥や哺乳類を進化させているだけかもしれない。そして、やがて地球も火星と同様に死の星になるだろう事は、バランスや多様性もカンブリア大爆発以降の淘汰という降って湧いた中の消える他ない泡のようなものでしかない、種の保存以上にその圧力の方がより強く必然的である事もまた明らかであって、さらにそれ以上の奇跡に関わるような事は宇宙そのものを情報論的に視立てて反エントロピーの原則を見出すような事であろう。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年3月10日に日本でレビュー済み
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本のタイトルを見た時、捕食者がいなければ、草食系
にとって居心地の良い、争いの無い世界になって、
平和じゃないだろか、ハッピーでしょ!と思っていました。

しかし、その平和な世界が生態系のバランスを崩すキッカケとなり、
その影響が動植物全体に及ぶことには想像が及ばず驚きました。

更に上位からのコントロールしている捕食者がいなくなることで、
逆に下位からのコントロールがはじまることを、具体的な島の例を
見せられて、トゲだらけの恐ろしい世界になってしまうことにも
ゾッとしました。

しかし、これらが自然界で起こっていることであれば、
いずれも私が人間として勝手に感じた感情ですので、
ある意味どうでもいいことです。

問題は、これらの状況が人の手によって、過剰にコントロール
された結果起こったケースです。

私の感じた感情面での人間の恐ろしさ、愚かさは、
自分にとって危険な捕食者を強制排除しておきながら、
「自然のバランスが崩れました、きれいな花が消えました、
だから捕食者を戻してバランスを取りましょう」
という非常に身勝手な行為に対して起こったものです。

そもそも人間がいなければ、元々自然は壊されて
いなかったんだ、と思います。

しかし一方で自分で壊した自然を元に戻そうという感覚が
あるだけ、まだマシかとも思います。

人間を嫌悪してみたり、弁護してみたり考えが堂々巡りに
なってしまいますが、結局これが人間なんだと思うことと
してみました。

人間も地球にとっては動植物の一つだし、こういうことを
やっているのも自然の一つかもしれません。

また、人間の存続へ感じたの危機ですが、人類にとっての
全ての捕食者を駆逐した結果、頂点捕食者の地位に立って
心地よく生きる人間は、爆発的に人口が増え続けております。

イエローストーンのワピチと同じで、ワピチが食べ尽くした
川辺の草と同様に、人間は森林やエネルギー、鉱物など地球上の
資産を浪費し続けていますから、このままだと人口が増え続けて
いずれ大量餓死するかもしれません。もしくは新たな頂点捕食者が
現れて管理されるのか。それが新種の動物か、細菌の類なのか。
宇宙生物か。

つい先日見たアナザースカイで生物学者の長沼毅さんが、
「生命は進化するか絶滅するかしかないんですよ」
と言っていた事を思い出しました。

人間は、生き残る為に進化するかもしれません。 "
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2015年8月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
多くの場合、食物連鎖の頂点に立つ動物、即ち肉食系の捕食者は人間にとって恐ろしい存在であり、人類はそれらと戦うことで歴史を作ってきたが、「それでよいか」という疑問を投げかけると言う、今までにない新しい観点を提起している書である。確かににその観点は新鮮で、発想の転換を感じさせるものであり、最初のうちはとても面白いと思って読んでいたのであるが、しかしながら、実際問題として、東京都心にライオンやトラが歩き回っていて、ヒトを襲って食べているような状況が本来望ましいのであろうかと言う率直な疑問がわいてきた次第である。本書では、捕食者がいなくなり、その結果それまでは食べられることにより生態系が維持されてきた草食系の動物が増えすぎることの弊害ばかりが強調され、捕食者ばかりになった場合の問題に関しては殆ど触れられていなかったので、なんとなく片手落ちの感じがぬぐえなかった。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2017年1月19日に日本でレビュー済み
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ヒトデを捨てるだけで激変。
ラッコを捕らえて毛皮をはぐと激変。
狼がいるだけで鹿は怖がる。
可愛いバンビちゃんだけでは出来ていない世界を知ることが出来ます。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2017年5月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
6年前に図書館から借りて読みましたが、論文を書くために購入しました。
目からうろこで、獣害対策に悩む方は一読の価値があると思います。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート