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文明を変えた植物たち コロンブスが遺した種子 (NHKブックス) 単行本(ソフトカバー) – 2011/8/26

4.1 5つ星のうち4.1 13個の評価

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自然と人が交差したとき、何が起こったのか
6つの「たね」が誘う、文化・産業の発展史

1492年、コロンブスが大西洋航路を発見したことをきっかけに、さまざまな植物がヨーロッパ大陸に伝来した。
そのいくつかは、世界の発展になくてはならないものであった。
なかでも、ジャガイモ、トウモロコシ、カカオ、トウガラシ、ゴム、タバコの六種の存在は、私たちの生活を、豊かで潤いのあるものに激変させたといえる。
その伝播の軌跡を縦軸に、食文化や政治、産業などを横軸として、小さな種子たちが、文明を大きく押し上げ、現代の社会や文化を築いてきた歴史をひもとく。
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商品の説明

著者について

■酒井伸雄(さかい・のぶお)

1935年、神奈川県生まれ。
1958年、東京大学農学部農芸化学科卒業。
明治製菓食料開発研究所室長、食料生産部長、愛媛明治(現・四国明治)社長を歴任。食文化史家。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ NHK出版 (2011/8/26)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2011/8/26
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本(ソフトカバー) ‏ : ‎ 272ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4140911832
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4140911839
  • 寸法 ‏ : ‎ 13 x 1.4 x 18.2 cm
  • カスタマーレビュー:
    4.1 5つ星のうち4.1 13個の評価

著者について

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酒井 伸雄
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上位レビュー、対象国: 日本

2013年11月27日に日本でレビュー済み
2011年初版。ヒトが地球上にのさばり始めたのは、一つは銃を手にし天敵だった獣を追いやったことだ。追いやってからは自然に対する畏敬は薄れ、他の生物の上に君臨していると勘違いしている。なるほど、凄い小技を利かすが地球の前には、宇宙の前には手も足も出ない。小さな自然には“勝った”が、大きな自然がデン!と控えている。食べ物を作る事は土地の争いも巻き起こすから必ず武器が付いて来る。嘗て弥生時代に米が日本列島の一部に持ち込まれた時も耕作地の小競り合いに勝ち負けを決める鉄器が一緒であった、と読んだ。

二つ目はこの本にも書かれている大航海時代だ。これにより食糧事情が大きく変った。ジャガイモがヨーロッパに入ると豚肉の養殖が盛んになった。食べ物の安定供給が人間の文明の陰にはある。しかも、それはそんなに大昔のことではなく、18世紀の出来事だ。このことは漠然とは分るだろうが、この本では更に具体的に歴史を織り交ぜ説明をして呉れている。何よりもジャガイモの導入によりヨーロッパの食事が変った。ジャガイモで余裕が出来た分、大麦がビール作りに廻されたのか、ビールの世界的躍進にもジャガイモは貢献しているかも知れない。日本でもジャガイモは第二次世界大戦の直ぐ後でも、洋食が給食により普及するまでは補食であった。

ゴムは言わずと知れた工業原料の代表だ。日本では戦後も農家の大八車は木製車輪で、リヤカーはごっつい自転車タイヤが付いていた。昔の国営鉄道では初期には蓑傘で保線作業に当たったと聞く。やがて先進国の真似をしてゴム引きの重いレインコートが支給されたそうだが、日本の高温多湿の気候に合う筈も無く評判は良く無かった様だ。合成ゴムの出現でゴムは大きく変った。ゴム無しで存在出来ない生活用品は多い。電気器具然り、印刷機しかり、見えない処で恩恵を受けている。

著者が明治製菓の方であるから、世界のベスト・フェイバリット・フレーバーであるチョコレートに関しては詳しい。日本ではスイーツとしてチョコレートが好まれるが、もっと凄いのがアメリカだ。スイーツの分野でチョコレートの塊みたいな、フォークがすんなり入らないケーキをパクパク食べる。今も昔も強い国にカカオが集まる。チョコレートを使った毒殺の話が出て来るが、昔飲んだ虫下しもチョコレートコーティングだったのを思い出した。カカオの種は硬い外皮に覆われていて大きく、中にジャラジャラとタネが入っている。チョコレートを食べるくせにカカオの実は知らなかった。

茄子科の唐辛子はやはり中南米原産。唐辛子は辛味として扱われるが、食べなれると味も香りもある。種類によっても味が違うので、韓国のキムチなどは何種類かの唐辛子を入れる様だ。トマト、ジャガイモ、唐辛子、南瓜...大航海時代に齎した食料が大きく世界の味を変えている。余談だが、韓国では唐辛子フレーバーのチョコレートがある。鳥の味覚に対する記述があったが、全草辛い唐辛子にカメムシも付く。鳥は種を食べるがカメムシは吸血鬼と同じで植物の液を吸う。いつもビッシリ付いたカメムシを手で取りながら不思議に思う。

44頁割かれて、現代の嫌われ者のタバコが登場。タバコもナス科なのだ。そう云えばあのシャキッとした葉がジャガイモやナスに似ていないでもない。タバコの葉は綺麗だ。乾燥させたタバコの匂いは、タバコを吸わない私でも良い匂いだと思う。タバコの葉を管理していた専売公社の倉庫に入った事のある友人は本当に良い匂いだと言っていた。『タバコの人体への影響は数値になるが、心的影響は数値にならない』、とこの本にあったが、これはタバコの弁護をいつもする友人に伝えなければいけない。著者もタバコ派?

トウモロコシも世界の食卓に登るモノを変えた。飼料としてのトウモロコシの活躍だ。これにより、世界の食肉事情が変った。F1でアメリカに大きな富を第二次世界大戦前から齎したのもトウモロコシだ。この本にはトウモロコシ、インゲン、南瓜の栽培方法が書かれていた。私もインディアンの栽培でトウモロコシの根元にインゲンを巻き、その茎を支柱にする、というのは聞いて、実験したが、トウモロコシの成長とインゲンの成長が合わずに上手く行かなかった。

根元の南瓜は知らなかった。南瓜の蔓もトウモロコシに掴まりながら這い回るのだろう。来年は是非遣ってみたい。初夏の庭先でサヤサヤ揺れるトウモロコシの葉を観るだけで満足感がある。

大航海時代に広まった新食品は数百年を掛けて、食卓に影響を与えた。これは光の部分。しかし、陰とも言える梅毒は僅か20年で世界を席巻した。

追記: トウモロコシ、インゲン、南瓜は"three sisters"としてアメリカでは有名だそうだ。尤も、上手く行かない代表らしいが。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2018年5月5日に日本でレビュー済み
コロンブスの時代からの人類の移動手段の発達に伴う植物の伝播と利用方法について、それぞれの地域の歴史と文化といった背景を説明したうえでなぜ現在のように普及する結果となったのかを教えてくれます。学校で習う知識で十分理解でき、それらの知識を植物という視点からクロスオーバーさせて、人類の植物利用文化を追って行くのは読んでいてとても楽しいです。じゃがいもやコーンといった穀物、工業で利用するゴムの木、タバコやコーヒー、チョコ(カカオ豆)といった嗜好品を主に取り上げています。ちょくちょく入るツッコミも大変センスがいいなと感じました(文化への批評(一部ヨーロッパでのチョコのTPO)や、条理(地位が高いほど動物性タンパク摂取)など。)おススメします!
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2011年12月3日に日本でレビュー済み
ジャガイモ、トウモロコシ、カカオ、トウガラシ、ゴム、タバコ。いずれも文明を変えたといわれても違和感は感じない。多少孫引きが多いような気はするが、これらが文明を変えた様子が要点をついて書かれている。

ただし、「コロンブスが遺した種子」という副題は購買意欲を沸かせる割りにはいまいち。新大陸の植物という意味では、コロンブスが道筋をつけたことは間違いないのだが、コロンブス自身が持ち帰ったものばかりではない。

文明を変えた植物はこの6種類以外にもたくさんあるわけで、この6種類だけを採り上げるに、コロンブスを持ち出すのはいかがなものか。「新大陸から持ち込まれた」という以上のものを惹起させる副題には少しがっかりさせられる。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2013年9月16日に日本でレビュー済み
 著者の略歴を見てちょっと驚き。明治製菓の人だった。チョコレートを作りながらアメリカ大陸の植物と世界との関わりを考えていたんですね。
  
 紹介された六つの植物を目から落ちた鱗の大きい順に書き挙げると、ゴム、カカオ、トウガラシ、タバコ、とうもろこし、じゃがいも。下位二つはすごく重要な植物だけどある程度知識があったから衝撃は弱かったかもしれない。
 ゴムがもたらした現代文明における功績は多大であった。現代では車輪のない社会は考えられないし、あの飛行機の車輪のゴムは天然ゴムでないとだめだし、コンドームの薄さを維持できるのも天然ゴムだった。そう世界の人口爆発を止めるのはゴムだ。カッパ、絶縁体、ボール・・(甲子園・ワールドカップには必須)
何よりうれしいのは栽培可能な原料・枯渇しない資源ということ。人類の未来は明るい。
 カカオ・・チョコレートって生存や栄養のためには直接必要な物じゃないけど「潤いのある生活」って奴には大事だよね。三大嗜好飲み物(茶・コーヒー)に加わったのち脱落したものの、見事お菓子の王様に返り咲いた。チョコレート=肥満は嘘という著者の主張も理解できるが、問題は摂取量。酒を含め、適量では済まないところが「おいしい」ものの悲しい宿命でもある。
 トウガラシがもたらした食文化の革命ってすごい。、日本ではたいしたことないけど、そこから西の世界(韓国〜アフリカ・もちろん発祥のアメリカ大陸)は辛い料理ばっか。栽培の適地で、安くできる。貧乏人が食べれる世界に広がる。なんとグローバルな調味料であったか。かつおや昆布のだしでアミノ酸のうま味を加えた日本の料理は世界の中では異色であったことも再発見。
 禁煙が世の趨勢になっているいるが、健康面からの批判はわかるが心理面からの効果を訴える意見がないのは寂しい。この嗜好品が北アメリカ植民地の外貨獲得につながり、日本でも税収面で貢献しているなんてこともっと知っていてもいいよね。日本のタバコ栽培農家に未来はあるのか・・なんて。  ところで一度、葉巻タバコを吸ってみたい。ちょっとダンディだよね。

 残り二つの植物は省略しますが、もし新大陸(植物)が発見されなかったらどんな世界になっていたかなんて想像してみるのもおもしろい。 
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2011年9月25日に日本でレビュー済み
 本書は、コロンブスの新大陸到着により新大陸原産である6つの植物、つまりジャガイモ、ゴム、カカオ(チョコレート)、トウガラシ、タバコとトウモロコシを取り上げた内容となっている。いずれも現在我々にとってなじみの深い、または欠かせないものばかりである。
 
 本書では、それら6つの植物の発祥について、原産地や伝来された国・地域でどのように使われたのか、それら植物の効用などが記されている。時にはエピソードも交えた内容もあるので、楽しめると思う。個人的に興味深かったのは、他の国や地域に住んでいた人々が異文化のものに対してどのような反応をし、受け入れられていったのかという点である。
 
 16世紀の早い時期にスペインに伝わったとされるジャガイモであったが、当初は鑑賞用であり、形や栽培方法が当時のヨーロッパの人々にとって異質であったために食用として見なされなかった。食用としてジャガイモの有用性に気づいたプロイセンのフリードリヒ2世は、公開のジャガイモ試食会を開き、自ら率先して食した。また、農民に対してジャガイモの強制栽培令を発布し、各地に軍隊を派遣して栽培状況を監視させ、違反者に対して耳や鼻を削ぎ落すなどで脅して作らせた(本書、32‐33頁)。そのおかげで、プロイセンの人口増加、国力の増強につながっていったのである。
 
 今でこそ人間に害を与えるとして見なされているタバコであるが、原産地であるアンデス高地では宗教的な目的で喫煙したり、伝来地の1つであるヨーロッパでは万能薬として使用されたようである。日本の場合では、タバコが伝わるとすぐにその魅力に取りつかれたが社会の秩序を正すために禁煙令が出された。しかし、8代将軍の徳川吉宗の頃には財政を立て直すために換金性の高いタバコの栽培が奨励されたようである(191‐193頁)。
 
 ただ、6つの植物が人類にプラスの影響を与えた反面、それらが各地に伝わる過程でマイナス面も生じたことが終章で述べられている。例えば、よく知られているのが、ヨーロッパ人による新大陸の「発見」により、虐殺、強制労働をさせたり、ヨーロッパ人が持ち込んだ病原菌(逆に、新大陸からヨーロッパに伝わった梅毒もあった)によって、先住民が激減してしまったという歴史である(248‐256頁)。
 
 本書を読むことで身近にあるこれら6つの植物についての興味深い「物語」を知ることができたと思う。
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2011年11月20日に日本でレビュー済み
教育業界の人はあらゆる分野を越えて読んだほうがよいかも?? と思わせるくらい参考になります。社会科科目の先生はもちろん、家庭科や理数系科目を教えている方も大変参考になると思います。時間がない人ほど是非読んで欲しい本です。非常にコンパクトに、しかし本質ははずす所なく、書かれています。

特に「ゴム産業」は、「お〜そうだったのか!!」と非常に大きな感銘を受けました。現代社会はゴムなしでは成立しえないレベルまできてるんだと考えさせれました。車のタイヤは分かっていましたが、電気制御のための絶縁体や避妊具など、言われてみれば当たり前なのですが、それを歴史的側面を踏まえてコンパクトに書かれている点に本書の価値があると思います(これは全ての章に共通)。

後ろに参考文献が記載されているので、物足りなさを感じたらそちらに当たればよいだけの話。

非常に好感の持てる一冊でした。
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