大変興味深く読んでおります
著者はなかなか色々の分野に博学な方で勉強になります
内容は思ったより専門的で数学者迄この分野にアプローチしているとは驚きです
スラスラ頭に入るという訳にはいきませんが、ダーウインの
進化論とは別な所で生物には神の手が差し伸べられていると私は思っていますので
(いくら説明されても環境に適応=対応する為に変化する事は生物の意志か神の意志かが
関わっていると思いたくなります)
さも有りなんという感じです
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形態の生命誌: なぜ生物にカタチがあるのか (新潮選書) 単行本 – 2011/7/1
長沼 毅
(著)
- 本の長さ229ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2011/7/1
- ISBN-104106036835
- ISBN-13978-4106036835
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登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2011/7/1)
- 発売日 : 2011/7/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 229ページ
- ISBN-10 : 4106036835
- ISBN-13 : 978-4106036835
- Amazon 売れ筋ランキング: - 650,081位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 9,281位生物・バイオテクノロジー (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2015年11月22日に日本でレビュー済み
まずページをめくっていて目につくのが仮面ライダーのイラスト。作中バルタン星人の摂食行動やらカネゴンの飛び出た視界の有効性やらと、世代的には直球で攻めて来る内容が楽しい。
バイオ燃料をセルロースから抽出すべきとか、メクラウナギが名前が変わったとか、原子力機関じゃないIAEAとか、話題が盛りだくさんです。
嘗てS・J・グールドの執筆していたエッセイ集の如き感覚で、最後まで楽しく読み終えました。
形態学ってなに? と手を出すのをためらっている方には、最良の本と思いました。
バイオ燃料をセルロースから抽出すべきとか、メクラウナギが名前が変わったとか、原子力機関じゃないIAEAとか、話題が盛りだくさんです。
嘗てS・J・グールドの執筆していたエッセイ集の如き感覚で、最後まで楽しく読み終えました。
形態学ってなに? と手を出すのをためらっている方には、最良の本と思いました。
2011年10月24日に日本でレビュー済み
ゲーテとか、フィボナッチとか、幅広く取り扱っているのはいいんだが・・・
どこかで聞いたことあるような話ばかり・・・
氏の知識の幅が広いのはよく分かりますし、
今までバラバラだった分野の既存事実をまとめて、新しい事実を生み出すのも、立派な研究だと思います。
しかし、僕は、ネイチャーやサイエンスのレビューを読みたいわけではないし、
氏が現場を駆け巡って得た新しい発見を読みたい。
氏の「宇宙がよろこぶ生命論」系と同じにおいがする著作なので、
この作品が好きな人は読むと良いと思う。
宇宙がよろこぶ生命論 (ちくまプリマー新書)
「エウロパ」や「深海生物学への招待」系が好きな人にはあまりおすすめできない。
生命の星・エウロパ (NHKブックス)
評価は1〜2 ?なので厳しく。
どこかで聞いたことあるような話ばかり・・・
氏の知識の幅が広いのはよく分かりますし、
今までバラバラだった分野の既存事実をまとめて、新しい事実を生み出すのも、立派な研究だと思います。
しかし、僕は、ネイチャーやサイエンスのレビューを読みたいわけではないし、
氏が現場を駆け巡って得た新しい発見を読みたい。
氏の「宇宙がよろこぶ生命論」系と同じにおいがする著作なので、
この作品が好きな人は読むと良いと思う。
宇宙がよろこぶ生命論 (ちくまプリマー新書)
「エウロパ」や「深海生物学への招待」系が好きな人にはあまりおすすめできない。
生命の星・エウロパ (NHKブックス)
評価は1〜2 ?なので厳しく。
2011年12月21日に日本でレビュー済み
生物学のみならず、様々な分野までの有名どころ(黄金分割とか)を分かりやすく説明してくれます。
大学の授業のような感じで、専門的すぎず、最後まで飽きさせない工夫がされていると思います。
好奇心旺盛で知りたがりな自分にはぴったりの本でした。
大学の授業のような感じで、専門的すぎず、最後まで飽きさせない工夫がされていると思います。
好奇心旺盛で知りたがりな自分にはぴったりの本でした。
2011年9月10日に日本でレビュー済み
生物をカタチという切り口から解説した異色な本。
それだけでなく、ゲーテやカント、数学、物理学、化学、言語学など多彩な分野に話が展開し、著者の博識が感じられる。
といっても、一貫して謙虚であり、ユーモアに満ちているのも好感が持てるし、楽しい。
最新の生物学の成果もたくさん盛り込まれている。
このため、いろいろと新しい知識を教えてもらった。
生物である珪藻類がつくるガラス質細胞壁がつくる模様の美しさ。
わずか4つの自然選択の条件をシミュレーションするだけで実在する樹木の形態のほとんどを表現できる。
油の滴下だけで、対生・互生・輪生の葉序を再現できるモデル。
螺旋葉序から導き出される黄金角。
ひまわりの花ネンジュモの細胞配列などいろいろなところに顔を出すフィボナッチ数列。
蜂の巣の構造とケルビン予想である14面体の関連。
ペンギンの動脈と静脈の熱交換システム。
アニマル柄やシマウマのパターンをイギリスの天才数学者チューリングの方程式で説明できるとした日本人研究者近藤滋博士の研究。
などなど
なかでも、「現実の森林がたった一つの樹種によって独占されないのは選択肢がたくさんあるからである」という話には、人間の世界にも通じる普遍性を感じる。
それだけでなく、ゲーテやカント、数学、物理学、化学、言語学など多彩な分野に話が展開し、著者の博識が感じられる。
といっても、一貫して謙虚であり、ユーモアに満ちているのも好感が持てるし、楽しい。
最新の生物学の成果もたくさん盛り込まれている。
このため、いろいろと新しい知識を教えてもらった。
生物である珪藻類がつくるガラス質細胞壁がつくる模様の美しさ。
わずか4つの自然選択の条件をシミュレーションするだけで実在する樹木の形態のほとんどを表現できる。
油の滴下だけで、対生・互生・輪生の葉序を再現できるモデル。
螺旋葉序から導き出される黄金角。
ひまわりの花ネンジュモの細胞配列などいろいろなところに顔を出すフィボナッチ数列。
蜂の巣の構造とケルビン予想である14面体の関連。
ペンギンの動脈と静脈の熱交換システム。
アニマル柄やシマウマのパターンをイギリスの天才数学者チューリングの方程式で説明できるとした日本人研究者近藤滋博士の研究。
などなど
なかでも、「現実の森林がたった一つの樹種によって独占されないのは選択肢がたくさんあるからである」という話には、人間の世界にも通じる普遍性を感じる。