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脳から身体を治す 世界のエリートは知っている最高の健康法 (朝日新書) 新書 – 2018/2/13
久賀谷亮
(著)
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いまアメリカを中心に世界で、「脳から身体の不調を治す医療」が注目されている。
明らかな問題が見つからないにもかかわらず、なかなか改善しない症状の多くに、
脳が関わっていることが、近年わかってきた。
本書では、バランスの崩れた脳を整える最先端の治療「TMS」に加え、
普段から自分一人で取り組める「バランス脳のつくり方」(マインドフルネス)をわかりやすく解説。
慢性痛、認知症、うつ病、疲労、肥満など、
様々な症状に効果が確認されている「最高の健康法」。その正体とは――。
【第1章】 悪いのは身体ではなく〝脳〞だった
●近未来医療をアメリカにみる
●「薬」だけでは治らない?
●副作用に苦しめられることも……
●「薬偏重」の落とし穴
●その「痛み」は脳に原因があった
●「不調の改善」=「脳を整える」
症例1 疲労感と全身の痛みが改善
症例2 脳を整えたことで上がった営業成績
【第2章】 いま世界が注目する「脳を整える」方法
●なぜ世界の医療は「脳」に注目するのか
●最先端科学で深まる「脳」への理解
●「脳」と「身体」のキャッチボールとは
●「キャッチボールの悪循環」が不調を生む
●〝安全〞に脳を整える方法
●さまざまな「病」への応用
●世界のメディアが注目する「TMS治療」
●「ヨーロッパ」「アジア」「南米」などへの広がり
症例3 慢性的なだるさが解消
【第3章】 常識を変えた「先端医療」とは
●磁気で脳の活動が変えられる! ?
●世界初、シェフィールド大学の研究成果
●世界3億人! 「うつ病」への効果が確立
●「難治性うつ」が〝6割〞改善
●「NHKスペシャル」大反響の理由
●患者さんから「希望」する治療法
症例4 高い効果と安全性
【第4章】 脳から不調を治す
●脳から身体を治す治療へ
●ディープTMS――〝脳の深く〞まで届く
●通常のTMS――より限定された部分に効く
●期待される、さまざまな身体の症状への効果
●火照った脳を「クールダウン」させる
●「脳の疲れ」が疲労感につながる
●アメリカで一般的な「耳鳴り」
●「過食」「拒食」「肥満」を防ぐ!
●「吸いたい! 」「飲みたい! 」を抑える
症例5 アルコール依存からの脱却
●6〜7割の認知機能が改善! ?
●他の治療困難な病気とTMS
●アメリカとヨーロッパの認可の違い
●なぜ日本での普及が遅れたのか
症例6 「先生、歩けたんですよ」
【第5章】 「バランス脳」をつくる習慣
●脳のバランスが崩れる「くせ」とは
●疲れやすい人の「脳のくせ」
●疲れやすい人の「考え方の特徴」
●「バランス脳」の仕組みを知る
●「ストレスに強い脳」のつくり方
●脳をリフレッシュさせる「五つの習慣」
●脳バランスをよくする食事
●魚を食べると「うつ」にならない! ?
●「脳を整える食事」=「地中海式料理」
【第6章】 一人でできる「脳の育て方」
●「ネガティブ」を「ポジティブ」に変える方法
●自分の「考え」を書き出すだけ
●「考え方の特徴」は変えられる
●「瞑想」で心と脳を整える
●マサチューセッツ大学のあるプログラム
●一人でできる「マインドフルネス」のやり方
●世界の著名人も実践する健康法
●「バランス脳」を育てる習慣
明らかな問題が見つからないにもかかわらず、なかなか改善しない症状の多くに、
脳が関わっていることが、近年わかってきた。
本書では、バランスの崩れた脳を整える最先端の治療「TMS」に加え、
普段から自分一人で取り組める「バランス脳のつくり方」(マインドフルネス)をわかりやすく解説。
慢性痛、認知症、うつ病、疲労、肥満など、
様々な症状に効果が確認されている「最高の健康法」。その正体とは――。
【第1章】 悪いのは身体ではなく〝脳〞だった
●近未来医療をアメリカにみる
●「薬」だけでは治らない?
●副作用に苦しめられることも……
●「薬偏重」の落とし穴
●その「痛み」は脳に原因があった
●「不調の改善」=「脳を整える」
症例1 疲労感と全身の痛みが改善
症例2 脳を整えたことで上がった営業成績
【第2章】 いま世界が注目する「脳を整える」方法
●なぜ世界の医療は「脳」に注目するのか
●最先端科学で深まる「脳」への理解
●「脳」と「身体」のキャッチボールとは
●「キャッチボールの悪循環」が不調を生む
●〝安全〞に脳を整える方法
●さまざまな「病」への応用
●世界のメディアが注目する「TMS治療」
●「ヨーロッパ」「アジア」「南米」などへの広がり
症例3 慢性的なだるさが解消
【第3章】 常識を変えた「先端医療」とは
●磁気で脳の活動が変えられる! ?
●世界初、シェフィールド大学の研究成果
●世界3億人! 「うつ病」への効果が確立
●「難治性うつ」が〝6割〞改善
●「NHKスペシャル」大反響の理由
●患者さんから「希望」する治療法
症例4 高い効果と安全性
【第4章】 脳から不調を治す
●脳から身体を治す治療へ
●ディープTMS――〝脳の深く〞まで届く
●通常のTMS――より限定された部分に効く
●期待される、さまざまな身体の症状への効果
●火照った脳を「クールダウン」させる
●「脳の疲れ」が疲労感につながる
●アメリカで一般的な「耳鳴り」
●「過食」「拒食」「肥満」を防ぐ!
●「吸いたい! 」「飲みたい! 」を抑える
症例5 アルコール依存からの脱却
●6〜7割の認知機能が改善! ?
●他の治療困難な病気とTMS
●アメリカとヨーロッパの認可の違い
●なぜ日本での普及が遅れたのか
症例6 「先生、歩けたんですよ」
【第5章】 「バランス脳」をつくる習慣
●脳のバランスが崩れる「くせ」とは
●疲れやすい人の「脳のくせ」
●疲れやすい人の「考え方の特徴」
●「バランス脳」の仕組みを知る
●「ストレスに強い脳」のつくり方
●脳をリフレッシュさせる「五つの習慣」
●脳バランスをよくする食事
●魚を食べると「うつ」にならない! ?
●「脳を整える食事」=「地中海式料理」
【第6章】 一人でできる「脳の育て方」
●「ネガティブ」を「ポジティブ」に変える方法
●自分の「考え」を書き出すだけ
●「考え方の特徴」は変えられる
●「瞑想」で心と脳を整える
●マサチューセッツ大学のあるプログラム
●一人でできる「マインドフルネス」のやり方
●世界の著名人も実践する健康法
●「バランス脳」を育てる習慣
- 本の長さ216ページ
- 言語日本語
- 出版社朝日新聞出版
- 発売日2018/2/13
- 寸法17.2 x 10.7 x 1.1 cm
- ISBN-104022737565
- ISBN-13978-4022737564
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登録情報
- 出版社 : 朝日新聞出版 (2018/2/13)
- 発売日 : 2018/2/13
- 言語 : 日本語
- 新書 : 216ページ
- ISBN-10 : 4022737565
- ISBN-13 : 978-4022737564
- 寸法 : 17.2 x 10.7 x 1.1 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 133,418位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2022年3月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
TMS治療に関しては、知らなかったので、勉強になった。マインドと脳と心の定義の整理が、日本人には必要なのかな?という気がした。脳科学とマインドのウェルビーイングに関して、日本ではまだまだ理解と啓蒙が必要なので、きっかけになる一冊。
2018年3月4日に日本でレビュー済み
「TMS治療」とは、アメリカやヨーロッパで注目され普及しているという先端医療で、
脳の特定の部分(痛みやストレス等で変貌した場所)に磁器刺激を与えることによって脳の「変貌」を解除し(=脳を整え)、
身体の不調を改善するというものです。
写真やストーリー説明によると、患者はゆったりソファに座り、頭に美容室でパーマをするときのようなヘルメットを当て、
ヘルメットからはキツツキが木を叩くようなリズミカルな音がするとのこと。
一回20分程度、こうして脳に磁器刺激を当てる治療を複数回続けるのだそうです。
正直、最初はSFチックな光景だな~と思いました。
それに、脳に直接磁器刺激を与えるなんて、なんだか怖い…とも感じます。
日本ではそんな人が多いのでしょうね、著者は「おわりに」で、
「本書の一番の目的は、世界でこのような医療が行われてきていることを知っていただくことでした。」
「(日本での)普及を鈍らせた一つの原因であるTMSへの不十分な理解を補い、TMS治療の可能性を日本の人にも知っていただくための助けになればと思います。」
と吐露しています。
言われてみれば、本書でも指摘している(31ページ「薬偏重」の落とし穴)ように、日本では薬による治療が主です。
そして、薬(化学薬品)を体内に入れて脳や身体のさまざまな部分に作用させているわけですが、
多重投与や副作用の問題が指摘されているにも関わらず、
多くの日本人は薬やサプリメントを飲むことにはあまり抵抗を感じていないのではないでしょうか。
薬は怖くないけど磁器刺激は怖い、というのも、凝り固まった考え方かもしれないなと思いました。
なぜ、脳に磁器刺激を与えれば脳以外の不調が改善するのかというと、脳と身体が密接につながっているからです。
慢性的な痛みやストレスが続くと、それ(ストレスや痛み)を感知し対応する脳の部分がずっと反応することになり、ついに脳がバランスを崩してしまいます。
そしてバランスを崩した脳はヒートアップして、ますます痛みやストレスを敏感に感知し続け、身体にネガティブな指令を出し続けます。
脳からネガティブな指令を受けた身体は、ますますネガティブな情報を脳に伝え、脳はそれに反応してますますヒートアップし…
こうして、脳と身体の間で「キャッチボールの悪循環」が続くことで、原因がわからず薬も効きにくい不調が慢性的に続いていきます。
TMS治療は、ヒートアップした脳に磁器刺激を与えることでクールダウンさせ、変貌した脳のバランスを取り戻します。
これが「脳を整える」ということ。
こうして脳を整えることによって、脳と身体でキャッチボールの好循環が生まれ、身体の不調も改善されることになります。
日本では2017年にうつ病へのTMS治療が認可されたとのことですが、
まだまだ日本では普及が進んでいませんし、治療法の標準化も遅れているそうです。
また、認可になったのはうつ病治療だけで、その他の症状には未適応です。
本書はTMSの有効性と安全性を力説し、さまざまな症例を紹介してくれるけど、
正直まだ私には雲の上の話、別世界の医療だな…と感じてしまいます。
選択の余地が増えてくれればよいけれど、やはり脳に直接作用する治療法ですから、安全第一で進めてほしいですね。
そんな、ちょっと遠い世界のTMSが本書の柱ですが、
5章6章ではTMSから離れ、日常生活で自分で脳を整え、しなやかで潤いのある若々しい「バランス脳」を作り育てる方法を紹介しています。
この最後の二章は身近で実践しやすく、ためになりました。
後半二章も含めて全体を読んで一番心に残ったのは、「脳は変えられる」ということ。
悪い方に変わってしまうこともあるし、
TMSで整えることはまだ難しいけれど、
日常生活のちょっとした心がけで、良い方に変えることもできます。
一般的な脳の特徴はニュートラルなものですが、疲れやすい人はこの特徴がネガティブな方向に表れ、
疲れやすい考え方をしてしまっています。
それを踏まえた上で、バランス脳の仕組みを知り、脳をリフレッシュさせる「五つの習慣」が紹介されています。
脳をリフレッシュするためには食事・睡眠・運動も大切だし、
なんと「見返りを求めず善いことをする」と脳の後帯状皮質が鎮まるのだそう。(160ページ)
日常生活で自分の考え方のくせを知り修正する認知行動療法でネガティブをポジティブに上書きし、
一日10分でも今ここにいることを意識し呼吸に集中するマインドフルネスで脳をリフレッシュし、
自分で脳を整えることができます。
最初は難しいかもしれないけれど、焦らず何度も続けることで、徐々に自分の脳を、ひいては自分自身を、
しなやかでポジティブな存在に変えていくことができると思えば、
とても嬉しいです。
最後には、疲れにくく身体へも好影響を与える「バランス脳」を育てる習慣
1.学ぶ
2.活動する
3.睡眠のリズムを大事に
4.マインドフルネス
5.何もしない
6.シンプルに、楽観的に考える
7.感謝する
8.共感する
9.ありのままでいる
10.自然、人に触れる
11.俯瞰する
を挙げています。
習慣というより、生き方のコツのような印象を受けました。
これを全部実行しなければいけない!と意気込むと、疲れやすい人の考え方の特徴である完璧主義になり、
かえって疲れてしまいますね。
だから、こういう方法もあるんだ、こういう考え方もあるんだ、と心に留めておいて、
楽しみながら実行していきたいなと思います。
脳の特定の部分(痛みやストレス等で変貌した場所)に磁器刺激を与えることによって脳の「変貌」を解除し(=脳を整え)、
身体の不調を改善するというものです。
写真やストーリー説明によると、患者はゆったりソファに座り、頭に美容室でパーマをするときのようなヘルメットを当て、
ヘルメットからはキツツキが木を叩くようなリズミカルな音がするとのこと。
一回20分程度、こうして脳に磁器刺激を当てる治療を複数回続けるのだそうです。
正直、最初はSFチックな光景だな~と思いました。
それに、脳に直接磁器刺激を与えるなんて、なんだか怖い…とも感じます。
日本ではそんな人が多いのでしょうね、著者は「おわりに」で、
「本書の一番の目的は、世界でこのような医療が行われてきていることを知っていただくことでした。」
「(日本での)普及を鈍らせた一つの原因であるTMSへの不十分な理解を補い、TMS治療の可能性を日本の人にも知っていただくための助けになればと思います。」
と吐露しています。
言われてみれば、本書でも指摘している(31ページ「薬偏重」の落とし穴)ように、日本では薬による治療が主です。
そして、薬(化学薬品)を体内に入れて脳や身体のさまざまな部分に作用させているわけですが、
多重投与や副作用の問題が指摘されているにも関わらず、
多くの日本人は薬やサプリメントを飲むことにはあまり抵抗を感じていないのではないでしょうか。
薬は怖くないけど磁器刺激は怖い、というのも、凝り固まった考え方かもしれないなと思いました。
なぜ、脳に磁器刺激を与えれば脳以外の不調が改善するのかというと、脳と身体が密接につながっているからです。
慢性的な痛みやストレスが続くと、それ(ストレスや痛み)を感知し対応する脳の部分がずっと反応することになり、ついに脳がバランスを崩してしまいます。
そしてバランスを崩した脳はヒートアップして、ますます痛みやストレスを敏感に感知し続け、身体にネガティブな指令を出し続けます。
脳からネガティブな指令を受けた身体は、ますますネガティブな情報を脳に伝え、脳はそれに反応してますますヒートアップし…
こうして、脳と身体の間で「キャッチボールの悪循環」が続くことで、原因がわからず薬も効きにくい不調が慢性的に続いていきます。
TMS治療は、ヒートアップした脳に磁器刺激を与えることでクールダウンさせ、変貌した脳のバランスを取り戻します。
これが「脳を整える」ということ。
こうして脳を整えることによって、脳と身体でキャッチボールの好循環が生まれ、身体の不調も改善されることになります。
日本では2017年にうつ病へのTMS治療が認可されたとのことですが、
まだまだ日本では普及が進んでいませんし、治療法の標準化も遅れているそうです。
また、認可になったのはうつ病治療だけで、その他の症状には未適応です。
本書はTMSの有効性と安全性を力説し、さまざまな症例を紹介してくれるけど、
正直まだ私には雲の上の話、別世界の医療だな…と感じてしまいます。
選択の余地が増えてくれればよいけれど、やはり脳に直接作用する治療法ですから、安全第一で進めてほしいですね。
そんな、ちょっと遠い世界のTMSが本書の柱ですが、
5章6章ではTMSから離れ、日常生活で自分で脳を整え、しなやかで潤いのある若々しい「バランス脳」を作り育てる方法を紹介しています。
この最後の二章は身近で実践しやすく、ためになりました。
後半二章も含めて全体を読んで一番心に残ったのは、「脳は変えられる」ということ。
悪い方に変わってしまうこともあるし、
TMSで整えることはまだ難しいけれど、
日常生活のちょっとした心がけで、良い方に変えることもできます。
一般的な脳の特徴はニュートラルなものですが、疲れやすい人はこの特徴がネガティブな方向に表れ、
疲れやすい考え方をしてしまっています。
それを踏まえた上で、バランス脳の仕組みを知り、脳をリフレッシュさせる「五つの習慣」が紹介されています。
脳をリフレッシュするためには食事・睡眠・運動も大切だし、
なんと「見返りを求めず善いことをする」と脳の後帯状皮質が鎮まるのだそう。(160ページ)
日常生活で自分の考え方のくせを知り修正する認知行動療法でネガティブをポジティブに上書きし、
一日10分でも今ここにいることを意識し呼吸に集中するマインドフルネスで脳をリフレッシュし、
自分で脳を整えることができます。
最初は難しいかもしれないけれど、焦らず何度も続けることで、徐々に自分の脳を、ひいては自分自身を、
しなやかでポジティブな存在に変えていくことができると思えば、
とても嬉しいです。
最後には、疲れにくく身体へも好影響を与える「バランス脳」を育てる習慣
1.学ぶ
2.活動する
3.睡眠のリズムを大事に
4.マインドフルネス
5.何もしない
6.シンプルに、楽観的に考える
7.感謝する
8.共感する
9.ありのままでいる
10.自然、人に触れる
11.俯瞰する
を挙げています。
習慣というより、生き方のコツのような印象を受けました。
これを全部実行しなければいけない!と意気込むと、疲れやすい人の考え方の特徴である完璧主義になり、
かえって疲れてしまいますね。
だから、こういう方法もあるんだ、こういう考え方もあるんだ、と心に留めておいて、
楽しみながら実行していきたいなと思います。
2018年8月5日に日本でレビュー済み
マインドフルネスの紹介本で一躍有名になった筆者による次の一冊です。
全体の2/3ほどはTMS治療法の紹介に充てられ、海外でいかに活用されているかが力説されています。
他方、日本では保険適用が遅れており、ようやくうつ病への保険適用が開始されたもののその条件も厳しいもので、とても実用的とはいえません。
にも拘わらずここまでTMS治療にこだわって書いているというのは、「厚労省への圧力か?」と勘ぐりたくもなります(筆者は日本ではクリニックを開設していないので、宣伝という目的ではなさそうです)。
残りの1/3は既著のメインテーマとなっている、マインドフルネスの実践について簡単に触れています。
マインドフルネスを知りたいのであれば、既著を読んだ方がいいでしょう。
全体の2/3ほどはTMS治療法の紹介に充てられ、海外でいかに活用されているかが力説されています。
他方、日本では保険適用が遅れており、ようやくうつ病への保険適用が開始されたもののその条件も厳しいもので、とても実用的とはいえません。
にも拘わらずここまでTMS治療にこだわって書いているというのは、「厚労省への圧力か?」と勘ぐりたくもなります(筆者は日本ではクリニックを開設していないので、宣伝という目的ではなさそうです)。
残りの1/3は既著のメインテーマとなっている、マインドフルネスの実践について簡単に触れています。
マインドフルネスを知りたいのであれば、既著を読んだ方がいいでしょう。