無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
ケインズ理論とは何か: 市場経済の金融的不安定性 (岩波モダンクラシックス) 単行本 – 1999/7/7
ハイマン P.ミンスキー
(著),
堀内 昭義
(翻訳)
ケインズ革命の核心とはなにか.新古典派総合によるケインズ解釈の批判的考察を通して,本書はケインズの金融市場に関わる独自な分析枠組みこそ『一般理論』の本質であることを明らかにし,その再定式化を企てる.それは,国際貿易や金融の不安定性などで混迷する現代の資本主義経済への,積極的対応策に繋がる視点の提示にほかならない.
- 本の長さ290ページ
- 言語日本語
- 出版社岩波書店
- 発売日1999/7/7
- ISBN-104000264079
- ISBN-13978-4000264075
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
ケインズ革命の核心とはなにか。新古典派総合によるケインズ解釈の批判的考察を通して「一般理論」の本質を明らかにし、混迷する現代資本主義経済への積極的対応策につながる視点を提示する。88年刊の再刊。
登録情報
- 出版社 : 岩波書店 (1999/7/7)
- 発売日 : 1999/7/7
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 290ページ
- ISBN-10 : 4000264079
- ISBN-13 : 978-4000264075
- Amazon 売れ筋ランキング: - 850,155位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 77,823位ビジネス・経済 (本)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2002年9月12日に日本でレビュー済み
ヒックスでさえもケインズ理論を誤解している.ケインズ理論がどれほど正しく理解されていないかが本書を読むと理解できる.ケインズ理論は金融部門をモデルに取り入れ,経済の不安定性を明らかにしたにもかかわらず,新古典派総合において静的な均衡モデルへと解釈された.また,ケインズは政策的提言として,所得の再分配による消費性向の向上を主張したにもかかわらず,投資の増加だけが着目され,恒常的なインフレが容認されるようになった.金融部門が自由化され,経済の不安定性が増した現代を理解するためには,ケインズ理論を「生き返らせる」必要があるだろう.