自然の哲学~おカネに支配された心を解放する里山の物語~
高野 雅夫
著
発行年月 |
2021年08月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
237p |
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大きさ |
19cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/社会学/都市・地域・農村 |
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ISBN |
9784909753106 |
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商品コード |
1033538337 |
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NDC分類 |
361.76 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1033538337 |
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著者紹介
高野 雅夫(著者):1962年山口県生まれ。名古屋大学大学院環境学研究科教授・博士(理学)。
木質バイオマスエネルギーやマイクロ水力発電などの再生可能エネルギーの技術開発とそれらの普及を通した里山再生について農山村をフィールドとして研究を行う。再生可能エネルギーを普及させるには豊富な自然資源が存在する農山村が持続しなくてはいけないものの、人口減少と高齢化によって集落消滅が進む事態に直面していることを知る。そこで、愛知県豊田市の山村部を主なフィールドに、若者の移住支援を中心にした農山村地域再生の研究および実践に取り組む。
また、2014年4月に立ち上がった、大学と社会との連携を進める名古屋大学・臨床環境学コンサルティングファームの部門長として、自治体や企業、NPO に対して持続可能な地域づくりのためのコンサルティング活動を進めている。2013年には国連の専門家会議で日本の里山がもつ持続可能な社会づくりにとっての意義について報告した。
主な著書に『人は100W で生きられる』(大和書房、 2011年)、編著に『持続可能な生き方をデザインしよう』(明石書店、2017年)、共…
内容
自然〈しぜん〉と人間を区別することなく、
両者が一体となった自然〈じねん〉の世界。
里山とはそのような場所であり、変わりつつある今も、
さまざまなことを教えてくれる。
里山に移住してきた若い人たちとの対話を手がかりに、
自らも里山に移住した環境学者が思索を深めてたどりついた、
サステナブルな生き方とは――。
田舎暮らしにあこがれているけれど、迷っている人、必読。
もちろん、移住を決めた人、すでに移住した人にもおすすめ。
そして、移住者を受け入れる側の人たちにもぜひ読んでほしい。
この危機の時代に、田舎に暮らすことの意味が掘り下げられ、
同時に問題点も明らかにされますが、それでも希望が見えてきます。
人とつながって、自然とつながって、生態系の一員として暮らしていくこと。
それがいまある生態系を維持し、その恵みを将来世代へとつないでいく。
田畑を借りて自家用コメや野菜をつくり、山で木を伐って燃料を調達する。
そんな日常が、おカネに支配された心を解放してくれる。
持続可能な自分も、未来も、里山から始まります。