「森林・林業再生プラン」を読み解く
岡田秀二 著
著者紹介
内容
目次
はじめに 3 「森林・林業再生プラン」の概要 6 第1章 「森林・林業再生プラン」とは何か 13 単なる見直しではなく、抜本的改革である 13 コンクリート社会から木の社会へ 14 自給率50%目標だけに目を奪われないように 16 「新成長戦略」での位置づけ 17 林業関係者のためだけの「再生プラン」ではない 19 常に政策をチェックできる仕組み 20 推進本部も縦割りを排除 23 第2章 市町村が主役の時代 ―新しい森林計画制度― 27 森林計画制度が大きく変わった 27 ゾーニングをはじめさまざまな権限が市町村に 30 「マスタープラン化」とは 32 林業の振興こそが山村を救う 33 地方分権化の流れは止まらない 34 第3章 イノベーションの基盤をつくる ―路網整備の加速化― 37 ドイツ並みの路網密度を目指して 37 路網整備の考え方を大転換 39 望ましい路網整備とは 41 地域の実態を踏まえて弾力的に対応する 43 海外の林業先進国にも必ず追いつける 44 第4章 意欲と能力を引き出す「装置」 ―森林経営計画制度― 47 「所有と経営の分離」を進めて規模の問題を克服する 47 面的なまとまりを広げる 49 木材生産量や投資、収益の見通しをつける 51 小規模の自伐林家も見捨てない 54 森林は個人財産という縛りを超えて 58 10 年後には補助金ゼロでも自立できる 59 第5章 セーフティネットとしての人づくり ―日本型フォレスター制度― 65 フォレスターはすべての政策にかかわる 65 人材育成の全体計画はどうなっているか 67 理想のフォレスター像とは 70 地域の代表者として根づいてほしい 73 第6章 産業として自立する ―加工・流通・利用の変革― 75 川上から川下までの大きなサイクルを考える 75 伐採したら植林する、再投資可能な林業へ 76 現代にマッチしたシステム・イノベーションを 79 国産材利用量を2020年には3,900万m3に増やす 80 需要拡大の可能性はこんなにある 83 川上も変革してイノベーションを起こす 85 第7章 既得権益を超えて ―森林組合改革― 87 施業の集約化と森林経営計画作成の駆動力に 87 「本業優先のルール」とは 88 「本業」が問われた背景 91 公正な競争が林業を自立させる 93 第8章 「第3の道」を進もう 97 「再生プラン」の6つのポイント 97 「第1の道」も「第2の道」も失敗した 100 よく生きるために「社会」を取り戻す 102 「森林・林業再生プラン」実行プログラム(工程表) 106 参考資料 115
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