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情報文化論ノート~サイバーリテラシー副読本として~
矢野 直明
著
発行年月 |
2010年06月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
249p |
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大きさ |
23 |
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ジャンル |
和書/社会科学/社会学 |
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ISBN |
9784862850843 |
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商品コード |
0110051696 |
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NDC分類 |
007.3 |
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本の性格 |
学術書/学生用/実務向け |
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新刊案内掲載月 |
2010年07月3週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=0110051696 |
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著者紹介
矢野 直明(著者):〈矢野直明〉1942年生まれ。東京大学文学部社会学科卒。朝日新聞社入社、『ASAHIパソコン』初代編集長などを務めた。サイバー大学IT総合学部教授。情報セキュリティ大学院大学客員教授。
内容
現代はデジタル情報社会,IT社会である。本書は情報という捉えどころのないものに接近し,それを基盤にした社会の実態と意味を探る試みである。著者は「情報」という言葉の由来,情報と物の違いからはじめ,代表的な情報社会論を紹介,原動力となるデジタル・コンピュータの発達や,ロボット,人工知能,ケータイなど電子の文化の現在を考察。また内外の各分野で活躍する多くの人物へのインタビューや時代をリードした著作を通して,情報社会の黎明(1960年~),高度情報社会の進展(1980年~),デジタル情報社会の出現(1995年~)など情報化社会の進展を再現し,サイバーリテラシーは「デジタル情報社会のリテラシー」であることを明らかにすると共に,これからの日本人に「自律的な生き方」が要請されている歴史的意義を示唆する。本書は『サイバーリテラシー概論』,『総メディア社会とジャーナリズム』に続く〈サイバーリテラシー三部作〉の掉尾を飾ると共に,著者が30年に及び社会の情報化を観察してきた集大成である。情報や情報社会について学ぶ大学生,高校生,さらにデジタル情報社会を生きる人々の最良の教科書となろう。