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21世紀資本主義世界のフロンティア~経済・環境・文化・言語による重層的分析~
五味 久壽,
元木 靖,
苑 志佳,
北原 克宣
著
発行年月 |
2017年04月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
264p |
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大きさ |
21cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/経済学/各国の経済事情・経済史 |
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ISBN |
9784826506601 |
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商品コード |
1024317961 |
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NDC分類 |
332.06 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2017年05月2週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1024317961 |
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著者紹介
五味 久壽(著者):東京大学大学院経済学研究科博士課程単位修得満期退学。立正大学名誉教授。
元木 靖(著者):東北大学大学院理学研究科博士課程(地理学専攻)単位取得満期退学。埼玉大学名誉教授。立正大学名誉教授。
内容
インターネットの普及にともない、かつてない情報伝達のスピードで世界が繫がっている。また技術のコモディティ化が浸透し、世界のあらゆる人びとが同じ工業製品を手にしている。こうしたチャネルを通じて、多様化した文化、価値観が世界を瞬く間に統合しようとするトレンドも強烈なものに感じられる。一方で21世紀に入り、世界経済の基軸がアメリカから中国と移行しつつある。しかし、中国は西欧諸国とは政治経済システムが大きく異なり、また、漢字使用や儒教思想など文化的にも隔たりがあり、その独自性を保っている。グローバル経済の新たな拠点が中国へ誕生したことは、経済的な面にとどまらず、文化的にも世界に新たな潮流が生み出されたことを意味している。グローバリズムとローカリズムが混在する現代の資本主義世界を理解するためには、重層的かつ多角的な分析が必要である。本書は専門分野の垣根を越え、「21世紀」「資本主義」「中国」「新興国」「環境」「言語・文化」というキーワードを横糸として、学際的視点で「転換期の世界」を観察・研究しようと試みたものである。