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ワンミッション~米軍発、世界最先端の組織活性化メソッド~
クリス・ファッセル,
C.W.グッドイヤー
著
山田 文,
長尾 莉紗
翻訳
発行年月 |
2018年07月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
430p |
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大きさ |
19cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/経営学/経営組織 |
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ISBN |
9784822255756 |
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商品コード |
1027944129 |
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NDC分類 |
336.3 |
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本の性格 |
実務向け |
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新刊案内掲載月 |
2018年08月3週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1027944129 |
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著者紹介
クリス・ファッセル(著者):マクリスタルグループ・リーダーシップ研究所パートナー。イェール大学ジャクソン研究所教員。
C.W.グッドイヤー(著者):ニューオリンズ出身。イェール大学卒業。
内容
組織はなぜ、力を発揮できないのか? 本書の最大のテーマは「スタートアップ企業のようなスピードと敏捷さで、大きな組織を動かすにはどうすればいいのか?」。その具体的な方法を、本書は実例をもとに解説する。 現在、ほとんどの組織は、専門性や職務で区分された縦割り型の「官僚制モデル」を採用している。各部署はスピード感をもって動いても、組織全体で見ると、決断や行動に時間がかかり、部署間の連携も悪く、パフォーマンスが出ないケースが非常に多い。複雑性と不確実性が増す現代において、「官僚制モデル」は不適合を起こしている。たとえば「官僚制モデル」の指揮命令系統は、伝言ゲームのように部署や部門をへるごとにメッセージがゆがめられ、不信感が増幅してしまう。その結果、情報の鮮度が落ちる前にスピード感をもって組織全体で生かすことができない。 本書では、従来の「官僚制組織モデル」に「ネットワーク型組織」を重ね合わせた「ハイブリッド・モデル」をそのソリューションとして提唱する。各部門や部署にいるインフルエンサーをバーチャルとリアルの両方で結びつけたネットワークを、既存のヒエラルキー型組織と併存させる方法だ。 組織内の各部門は、その部門の理屈や慣習(「各部門のストーリー」)で動く。全社に目標があったとしても、「各部門のストーリー」を通して独自に翻訳して理解するため、全体として足並みがそろわない。その状況を変えるために、まずは組織全体が従うべき「連携のストーリー」をつくり、組織に浸透させる。これが「ハイブリッド・モデル」導入の基盤となる。そのうえで、各部門と各階層のインフルエンサーが定期的に参加するバーチャルな会議の開催、職権の範囲を明確にした権限委譲、外部の協力組織へのリエゾン派遣など、「ハイブリッド・モデル」を存分に機能させるための仕組みや環境をつくっていく。 著者は、ネイビーシールズ(米海軍特殊部隊)出身。イラクのアルカイダ(AQI)討伐のために編成された特任部隊に従軍した。当初、最新兵器を備えた「官僚制モデル」の連合国軍は、装備の貧弱な「ネットワーク型」のAQIに苦戦した。AQIは神出鬼没で変化のスピードが速く、組織は常に形を変え、一部を叩いてもすぐに再生した。特任部隊は「ネットワーク型」の強みを徹底分析して、従来の「官僚制モデル」も生かした「ハイブリッド型」へと組織を進化させ、AQIを打ち負かした。退役後、特任部隊を率いたマクリスタル将軍とともに、戦地での経験をもとに企業の組織変革を手がけ、「官僚制モデル」から「ハイブリッド型」への移行により組織活性化と高パフォーマンス化に成功している。そのエッセンスを体系化したのが本書だ。