はじめての自然地理学 第2版
吉田 英嗣 著
内容
目次
まえがき 1章 地球のすがた〈わたしたちがいるところ〉 1.システムの基盤としての地球 2.地球の大きさと重さ 3.地球のかたち 2章 地球のなりたち〈激動の46億年をふりかえる〉 1.地球の中身の調べかた 2.地球の「層」構造 3.太陽系の誕生と地球の進化 3章 大気のはたらき〈身にまとう変幻自在の「衣」〉 1.地球の大気 2.地球の熱収支とその地域差 3.「風」の起こるしくみ 4.地球規模の大気大循環 4章 海洋のはたらき〈「ザ・ブルー・マーブル」の神秘〉 1.水の星 2.海水と海洋の構造 3.海水の循環 5章 気 候〈熱と水にはぐくまれて〉 1.気候をつくる要素と因子 2.世界の気温分布 3.世界の降水量分布 4.季節風と日本の気候 6章 土壌・植生〈因果めぐりて生きものたちは根をおろし〉 1.気候区分のたよりとなった植生 2.気候と対応する土壌・植生 3.日本の植生 4.木と土と人間と 7章 地球史における「最近」の自然変動〈揺らいでいる環境の実像〉 1.「第四紀」という地質時代 2.気候は変わる 3.万年スケールでの気候変動の原因 4.歴史時代の気候変動 8章 プレートテクトニクス〈ヒビ割れた「ゆで卵」の表面では何が?〉 1.プレートテクトニクスとは 2.プレートテクトニクスの成立 3.3種のプレート境界 4.地球の奥深くから立ちのぼる「プルーム」 5.ホットスポットが語ること 9章 火 山〈息吹く地球の熱き鼓動〉 1.火山の分布とできかた 2.マグマの種類と噴火様式 3.火山噴出物と地形 4.火山災害 10章 地 震〈現代社会の底力を問う試金石〉 1.地震の発生のメカニズム 2.地震の発生するところ 3.マグニチュードと震度 4.日本付近で発生する地震のタイプ 5.地震災害 11章 地殻変動〈脈動する大地〉 1.マントルに浮かぶ地殻:アイソスタシー 2.プレートの動きと山地の形成 3.日本列島の地殻変動 4.盆地があるということ 12章 風化・侵食と地形〈飽きない景観のなぜ?をたどって〉 1.山「らしさ」を担う起伏の形成 2.風化とその果たす役割 3.侵食と地形 4.日本の山地の成長にかかる「歯止め」として 13章 運搬・堆積と地形〈移ろう水に惑わされて〉 1.河川による運搬と堆積 2.堆積平野の形成と地形配列 3.地形と土地利用 14章 環境変動と地形発達〈シーソーゲームはいつまでも〉 1.気候変動にともなう自然環境の変化 2.上下にも動く河川 3.ありふれた地形のなりたちを探る:段丘を例に 15章 自然に生きる〈そのめぐみと災厄と〉 1.自然からのめぐみ 2.自然の猛威 3.わたしたちがすべきこと 4.地球と人類のゆくえや如何に 付録 「同位体」で地球をもっと知ってみよう あとがき 索 引
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