現代社会への多様な眼差し~社会学の第一歩~ 新版
大関 雅弘 著
著者紹介
内容
目次
第1章 社会学理論 ―「社会」を理論によって捉えるとは― 大関雅弘 1 社会学理論とは何か 2 「社会」をどう捉えるのか 3 社会システム論と「意味学派」の社会学 4 現在の社会学理論の動向 第2章 産業社会学 ――歴史は繰り返す?「働くこと」の社会学― 津崎克彦 1 働くことと自由 2 産業社会学の基本的問題 3 福祉国家、人的資源管理、日本的経営と20世紀の産業社会学 4 自由の時代と繰り返す歴史? 第3章 家族社会学 ―家族の「正しいカタチ」ってあるの?― 座主 果林 1 「家族」とはなにか 2 「近代家族」をその特徴 3 「近代家族」の変更 4 現代の家族をめぐる課題 第4章 地域社会学 五十川飛暁 1 地域社会とはどのような存在か 2 地域社会はどのように眼差されてきたか 3 住民の発想を確かめてみる 4 現場の視点をいかした地域政策へ 第5章 社会病理学 ―その困難性とどう向き合うのか― 平井秀幸 1 社会病理学に対する素朴な疑問 2 社会病理学の困難性 3 社会病理学を超えて? 4 研究上の「価値」とどう向き合うか 第6章 文化社会学 ―「最近の若いものは・・・・・・」から見る社会― 太田健二 1 文化の社会学 2 「理想/夢」の時代(1945-70年代半ば) 3 「虚構」の時代(1970年代半ば-1990年代半ば) 4 「虚構」の時代の後(1990年代半ば-) 第7章 マス・メディア論 ―「メディアを読み説く力」とは― 笠原一哉 1 メディア・リテラシーとは何か 2 新聞:誰のための事件報道か 3 テレビ:送り手と受け手の「共犯関係」 4 メディアの「受け手」から「読み手」へ 第8章 社会意識論 ―「当たり前のこと」の根拠を問う― 大関雅弘 1 個人の「価値」と社会意識 2 社会意識論の基礎と展開 3 社会意識と社会構造 4 社会意識論の視点とその意義 第9章 教育社会学 ―コミュニティ・スクールの展開― 曽野 洋 1 教育社会学の特徴 2 コミュニティ・スクール構想の背景 3 コミュニティ・スクールの特徴 4 現代教育改革の重要論点 第10章 宗教社会学 ―宗教と通して、現代社会を見る視点― 藤谷厚生 1 宗教社会学とは 2 宗教社会学の基礎理論 3 世界や日本の歴史宗教 4 現代宗教論 第11章 歴史社会学 ―社会学と歴史学の間で― 四方俊祐
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