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スマートフォンは誰を豊かにしたのか~シュンペーター『経済発展の理論』を読み直す~(いま読む!名著)
小林 大州介
著
発行年月 |
2019年10月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
237p |
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大きさ |
20cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/経済学/経済学説・経済思想 |
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ISBN |
9784768410172 |
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商品コード |
1030884106 |
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NDC分類 |
331.72 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2019年11月4週 |
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書評掲載誌 |
日本経済新聞 2019/12/07 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1030884106 |
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著者紹介
小林 大州介(著者):1974年北海道生まれ。北海道大学大学院経済学研究科博士課程修了。博士(経済学)。同大学経済学研究院地域経済経営ネットワークセンター研究員。専門はシュンペーター学説史など。
内容
経済学のみならず、経営理論、企業行動、資本主義社会を検討する時、シュンペーター理論のキーである「イノベーション」という考え方は極めて現代的だ。本書では、「イノベーション」を扱う際の切り口として、現代人の生活を根本から変えようとしているスマートフォンに焦点を絞る。スマホに象徴されるICTパラダイムが、どのように新たな企業や経営スタイルを生み出し経済を発展させたのか検証し、「イノベーション」理論の現代性を確認していく。後半では、その発展が必然的に生み出していく格差の構造を解き明かし、資本主義の不安定性から社会主義への移行にまで言及していた後期シュンペーターの先見性を再評価する。