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「新しい働き方」の経済学~アダム・スミス『国富論』を読み直す~(いま読む!名著)
井上 義朗
著
発行年月 |
2017年10月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
229p |
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大きさ |
20cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/経済学/経済学説・経済思想 |
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ISBN |
9784768410110 |
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商品コード |
1025261829 |
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NDC分類 |
331.42 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2017年11月3週 |
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書評掲載誌 |
毎日新聞 2018/01/14、日本経済新聞 2018/02/24 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1025261829 |
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著者紹介
井上 義朗(著者):1962年千葉県生まれ。京都大学大学院経済学研究科博士後期課程修了。経済学博士。中央大学商学部教授。著書に「「後期」ヒックス研究」「エヴォルーショナリー・エコノミクス」など。
内容
アダム・スミスの『国富論』は、「神の見えざる手」というフレーズのインパクトもあいまって常に注目され続けている。本書は、グローバル社会における経済、貿易、政治を検討する際のアイデアとして『国富論』を参照すると同時に、「労働」を考え直すことに最大の比重を置いた。「働き方」が官民挙げて見直されている昨今、本書では企業(株式会社)という形態を経済学史的視点から考え、従来とは違った発想による「新しい企業」の可能性にまで踏み込んでいる。また、「競争」が持つ複雑な仕組みを考えながら、資本主義経済の矛盾をつき、企業のあり方、そしてそこで働き方まで考察の範囲を広げた「経済学をベースとした労働論」となっている。