社会保障と日本経済(総合研究 現代日本経済分析)
京極髙宣 著
内容
目次
<b>序章 社会保障の国民経済的分析の視点と枠組み</b> 第1節 社会保障への厳しい風当たり 第2節 審議会レベルの議論 第3節 社会保障と日本経済の相関図 第4節 戦後日本経済と社会保障との関係の時期区分 <b>第Ⅰ部 社会保障の理念と体系</b> <b>序——市場原理主義とは何か</b> <b>第1章 社会保障の概念</b> 第1節 社会保障の定義 第2節 社会保障の理念 第3節 社会保障の位相——社会政策・社会保障・社会サービス実践の3次元 第4節 社会保障の体系 <b>第2章 社会市場と社会保障</b> 第1節 「社会市場」の意味 第2節 社会市場と経済市場の関係 第3節 社会保障の需給モデル <b>第3章 社会保障と国民経済の関係</b> 第1節 社会保障と経済の一般的関係 第2節 社会保障の役割・機能・効果 第3節 社会保障のセーフティネット的役割と本源的機能 第4節 社会保障の国民経済を支える役割と派生的機能 第5節 国民負担率と社会支出率 第6節 社会保障の質について <b>第Ⅱ部 所得保障が日本経済に与えた影響</b> <b>第4章 生活保護と日本経済</b> 第1節 社会保障に占める生活保護の位置 第2節 戦後日本経済と生活保護 第3節 生活保護の経済効果 <b>第5章 労働保険と日本経済</b> 第1節 労働保険の機能 第2節 雇用保険 第3節 労災保険 第4節 労働保険特別会計の見直し <b>第6章 年金と日本経済</b> 第1節 社会保障給付費に占める年金 第2節 年金体系と年金受給者 第3節 老後生活における公的年金の位置づけ 第4節 年金の経済効果——社会扶助 vs 社会保険 第5節 所得再分配効果 第6節 就業・貯蓄への影響 <b>第Ⅲ部 社会サービスが日本経済に与えた影響</b> <b>序——社会サービスの特性とは</b> <b>第7章 医療と日本経済</b> 第1節 戦後の医療制度と日本経済の変遷 第2節 戦後日本の疾病構造の変化 第3節 医療保険の現状 第4節 国民医療費 第5節 医療需要の推移 第6節 医療提供体制の推移 第7節 医療の経済効果——いわゆる産業連関効果 第8節 医療による健康維持効果のシミュレーション分析 第9節 まとめにかえて——国際比較からみた日本の医療 <b>第8章 介護と日本経済</b> 第1節 高齢者福祉施策の展開 第2節 介護保険の財政 第3節 介護サービスの特性 第4節 介護の雇用誘発効果と企業創出効果 第5節 介護の社会的入院解消効果と家庭介護負担軽減効果のシミュレーション分析 <b>第9章 福祉と日本経済</b> 第1節 福祉の産業連関効果 第2節 障害福祉の体系と規模 第3節 障害福祉の経済効果のシミュレーション分析 第4節 児童福祉の体系と規模 第5節 児童福祉の経済効果のシミュレーション分析 <b>第Ⅳ部 社会保障の総需要拡大効果</b> <b>序——総需要拡大効果について</b> <b>第10章 社会保障基金の運用効果</b> 第1節 年金積立金と金融資本市場 第2節 企業年金と日本版401k <b>第11章 社会保障の産業連関効果</b> 第1節 社会保障と産業連関分析 第2節 社会保障の産業連関効果 第3節 社会保障と先端技術 第4節 社会保障を担う専門職人材 第5節 社会保障と公共事業 第6節 バリアフリー化の経済効果のシミュレーション分析 <b>第12章 社会保障と民間活力</b> 第1節 規制緩和と民間活力 第2節 市民の力とNPO <b>第Ⅴ部 社会保障の負担と給付</b> <b>第13章 社会保障の負担と財源</b> 第1節 社会保障の給付と負担 第2節 企業の税負担と社会保障負担 第3節 個人の税負担と社会保障負担 <b>第14章 税制と社会保障</b> 第1節 税制と社会保障の全体的関係 第2節 減税支出 第3節 消費税 <b>第15章 社会保障と国民負担率</b> 第1節 高齢社会と社会保障費 第2節 国民負担率の定義 第3節 国民負担率の推移 第4節 国民負担率をめぐる財政規模と資金フロー 第5節 国民負担率の理論的問題点 第6節 国民負担率の実証的問題点 第7節 財政赤字の要因分析 第8節 現時点でのさしあたりの結論——「実質的国民負担率」の提唱 <b>終章 本書の総括および新しい社会保障改革への道</b> 第1節 社会保障分野論によるタテ割的分析の総括 第2節 社会保障領域論によるヨコ割的分析の総括 第3節 残された課題——新しい社会保障改革への道
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