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人体、なんでそうなった?~余分な骨、使えない遺伝子、あえて危険を冒す脳~
ネイサン・レンツ
著
久保 美代子
翻訳
発行年月 |
2019年08月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
12p,286p |
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大きさ |
19cm |
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ジャンル |
和書/生命科学、医学、農学/基礎医学/生理学 |
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ISBN |
9784759820102 |
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商品コード |
1030571812 |
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NDC分類 |
491.3 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2019年09月4週 |
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書評掲載誌 |
朝日新聞 2019/09/28 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1030571812 |
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著者紹介
ネイサン・レンツ(著者):ニューヨーク市立大学ジョン・ジェイ・カレッジ教授。生物学を教える。『トゥデイ』『ナショナル・パブリック・ラジオ』『アクセス・ハリウッド』など全国メディアに出演。
内容
人間の体には驚異的な複雑性や無数の細胞が備わっている一方で,多くの欠点が残されたまま進化している点を指摘する本.具体的には,網膜は後方を向いている,尻尾の痕跡が残されたままになっている,手首の骨の数が多すぎる,リンパ節自体は人体の健康維持に何の役にも立っていない,脳は人間の意識をだましたり偏見をもたらす傾向がある,人間は他の動物と異なり自分で必要なビタミンや栄養素を作り出すことができないなど.精巧で緻密な神秘性が強調されることの多い人体だが,その進化は実は突然変異によるマイナーチェンジを修正しながら行われてきた.本書では,人体が完成とは程遠いままになっている事実を明らかにする.