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間違いだらけの日本のインバウンド(扶桑社新書 319)
中村 正人
著
発行年月 |
2019年12月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
247p |
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大きさ |
18cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/経営学/マーケティング・商業 |
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ISBN |
9784594083717 |
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商品コード |
1031313229 |
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NDC分類 |
689.21 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2020年02月2週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1031313229 |
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著者紹介
中村 正人(著者):インバウンド評論家。ブログ『ニッポンのインバウンド“参与観察”日誌』主宰。著書に「ウラジオストクを旅する43の理由」など。
内容
<2020年、政府は訪日外国人数4000万人という目標を掲げているが……>
「正直、もう来ないで!」と悲鳴を上げている観光地も!
●観光公害 →「地域住民vs.殺到する外国客」
●地元に観光収入が落ちない →「中国系違法白タク、ヤミ民泊の増加」
「外国客が増えても消費額は増えていない」
●訪日外国人の伸びが失速 →「関係悪化でも増える中国人、激減する韓国人」
いま、訪日外客人の伸びが失速しているという。
訪日外客数2位の韓国客が減った影響だけではない。これまで多くの観光客を送り出してきた台湾(同3位)や香港(同4位)もそろそろ頭打ち。さらに、外国客による消費額は、観光客数が増えてもそれにともなって伸びていない。
これまでインバウンドを推進する旗印だった「経済効果」が揺らいでいるのである。
数値目標を掲げ、質を問わずに「数を追う」ことばかりを重視してきたインバウンド戦略によって、外国人観光客をめぐるストレスや葛藤も山積している。
本書では、外国客の増加が我々の近未来に与える意味を、統計データやインバウンド市場の長期的な観察に基づいてレポート。
「インバウンドはもはや観光の話だけでは収まらない、いくつもの希望と難題を併せ持つ21世紀的現象である。本書はその全体像を解き明かそうとするささやかな試みである」(著者)。