内容
■史上最強の“帝国”のつくり方とは? ■イギリスを知れば“戦争”がわかるアメリカよりも、モンゴルよりも、ローマよりも、大きく強くずる賢い国があった。トルコ、ペルシャ、インド、中華――アジアの大帝国は、すべて屈服した。 ポルトガル、スペイン、オランダ、そして神聖ローマ帝国――強い国を叩きのめした。 フランス、ロシア、ドイツ――挑戦者たちは常に敗れ去った。 史上最強最大の帝国だった大英帝国。その国に敢然と立ち向かい、渡り合い、そして刺し違えた国があった。その名は、大日本帝国。友情・敵対・破滅……近代日本の真実を描くシリーズ最高傑作。倉山満は、この本を書くために生まれてきた。構想五年、渾身の書き下ろし最新作。■[本書の内容]●第一章 辺境の未開地●第二章 小国イングランドの憂鬱●第三章 大英帝国の誕生●第四章 英国憲法の神髄●第五章 日本の憧憬●第六章 日英の亀裂●第七章 日英の戦争と破滅●第八章 落日の帝国