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観光公害~インバウンド4000万人時代の副作用~(祥伝社新書 574)
佐滝 剛弘
著
発行年月 |
2019年07月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
259p |
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大きさ |
18cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/経営学/マーケティング・商業 |
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ISBN |
9784396115746 |
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商品コード |
1030581070 |
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NDC分類 |
689.2 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2019年08月2週 |
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書評掲載誌 |
日本経済新聞 2019/08/17 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1030581070 |
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著者紹介
佐滝 剛弘(著者):1960年愛知県生まれ。東京大学教養学部卒。京都光華女子大学キャリア形成学部教授。NPO産業観光学習館専務理事。著書に「高速道路ファン手帳」「観光地「お宝遺産」散歩」など。
内容
日本政府は2020年に訪日外国人観光客数4,000万人の誘致を目指している。2018年は約3,200万人、その前年(2017年)は2869万人だった。
こうしたインバウンドの加速度的増加は、旅行者による観光地での消費拡大という〝光〟をもたらす一方、地元住民とのトラブルや環境破壊などの〝影〟も生んだ。
これを「観光公害」(オーバーツーリズム)と呼び、すでに社会問題化している。
無遠慮にカメラを向ける〝舞妓パパラッチ〟が有名な京都に住み、京都の大学で観光学を教える(国内観光地理、観光リソース、観光ビジネスなど)著者は、生活レベルでの観光公害も知る数少ない論者だ。
また、世界遺産マイスターの資格を持つ著者は、京都のみならず日本各地、およびバルセロナやヴェネツィアなど国外の観光地にも足を運び、徹底したフィールドワークで観光公害の実態を提示する。
観光公害の本質的問題とは何か。どうすれば観光公害はなくなるのか。