著者紹介
久坂部 羊(著者):久坂部羊(くさかべよう)一九五五年、大阪府生まれ。医師・作家。大阪大学医学部卒業。二〇〇三年、デイケアや在宅医療など高齢者医療に携わりながら書いた小説『廃用身』でデビュー。第二作『破裂』が「平成版『白い巨塔』」と絶賛され、一〇万部を超えるベストセラーとなる。他の小説作品に『無痛』『第五番』『芥川症』『MR』等がある。一四年『悪医』で第三回日本医療小説大賞を受賞。小説外の作品として『大学病院のウラは墓場』『日本人の死に時』『ブラック・ジャックは遠かった』『医療幻想』『人はどう死ぬのか』等がある。