アジアにおけるリサイクル(研究双書)
内容
目次
まえがき / 小島 道一 略語一覧 序章 アジアにおけるリサイクル-分析枠組み- / 小島 道一 はじめに 第1節 アジア諸国のリサイクル政策 第2節 アジアにおけるリサイクルに関する先行研究 第3節 本書の分析枠組み 第4節 本書の構成 おわりに 第I部 歴史史的分析およびアクター分析 第1章 日本の分別収集システム構築の経験と途上国への移転可能性-タイにおける実験的調査からの検討- / 藤井 美文、平川 慈子 はじめに 第1節 途上国における廃棄物をめぐる課題(issue) 第2節 日本の経験-廃棄物収集の形態変容とリサイクル産業近代化の歴史- 第3節 日本の経験と途上国へのインプリケーション おわりに 第2章 台湾の金属廃棄物再生産業-船舶解体と「廃五金」再生- / 寺尾 忠能 はじめに 第1節 船舶解体業の発展過程 第2節 船舶解体業者の実態と発生材供給 第3節 船舶解体業発展の要因 第4節 船舶解体業者と廃五金業者の展開 第5節 廃五金再生業の興隆と環境汚染規制政策 おわりに-船舶解体、廃五金再生からリサイクル産業へ- 第3章 バングラデシュ・チッタゴンにおけるリサイクル事業の諸相-インフォーマル部門製紙業および有価廃棄物収集に係わる児童労働に焦点をあてて- / 三宅 博之、チョウドリ・マハブル・アロム はじめに 第1節 バングラデシュの経済成長 第2節 港湾都市チッタゴンのリサイクル産業-インフォーマル部門の製紙業を中心に- 第3節 チッタゴンにおける有価廃棄物収集児童の特徴 第4節 児童労働の捉え方 おわりに 第II部 各国の制度分析 第4章 フィリピンにおけるリサイクル-固形廃棄物エコ管理法を中心に- / 小島 道一 はじめに 第1節 1980年代・90年代の先進的な取組み 第2節 固形廃棄物エコ管理法 第3節 固形廃棄物エコ管理法の実施状況-リサイクル分野を中心に- 第4節 再生資源の発生と収集 第5節 マテリアル・リサイクル産業 おわりに 第5章 タイにおける産業廃棄物処理とリサイクルの現状-規制緩和政策を中心として- / 佐々木 創 はじめに 第1節 タイにおける産業廃棄物政策の歴史的変遷 第2節 日系企業の産業廃棄物管理からみた規制緩和の効果と現状 第3節 タイにおける産廃リサイクル市場の現状と課題 おわりに 第6章 中国におけるリサイクル-使用済み家電と自動車の事例- / 吉田 綾 はじめに 第1節 中国におけるリサイクルの振興と歴史 第2節 家電のリユース・リサイクル 第3節 自動車・タイヤのリユース・リサイクル おわりに 第III部 制度の国際比較分析 第7章 アジア・太平洋の先進地域における自動車リサイクル制度の比較分析-日本、韓国、台湾、ニュージーランドを対象として- / 外川 健一 はじめに 第1章 自動車制度改革のスタンダード-EU指令とその日本への影響- 第2章 日本-自動車リサイクル法施行後2年を振り返って- 第3章 韓国 第4章 台湾 第5章 ニュージーランド おわりに 第8章 日本・韓国・台湾のE-wasteリサイクル制度比較 / 村上(鈴木) 理映、鄭城尤、小島 道一 はじめに 第1節 日本におけるE-wasteのリサイクル 第2節 韓国におけるE-wasteのリサイクル 第3節 台湾におけるE-wasteのリサイクル 第4節 日本・韓国・台湾の制度比較 おわりに 第9章 発展途上国におけるEPRの適用とその課題-タイ・中国を中心に- / 小島 道一、吉田 綾、佐々木 創 はじめに 第1節 EPRの概念とその導入 第2節 発展途上国におけるリサイクル法制の動向とその特徴 第3節 具体的な課題-生産者・輸入者の特定と補助金制度の設計- おわりに 終章 アジアにおけるリサイクル-今後の方向性- / 小島 道一 はじめに 第1節 アジアにおけるリサイクルの特徴と課題 第2節 リサイクル・システムのフォーマル化 第3節 リサイクル・リユースのグローバル化と各国の取組み おわりに
カート
カートに商品は入っていません。