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植物はなぜ薬を作るのか(文春新書 1119)

斉藤 和季  著

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価格 \1,045(税込)         

発行年月 2017年02月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 239p
大きさ 18cm
ジャンル 和書/生命科学、医学、農学/薬学/生薬学・本草学
ISBN 9784166611195
商品コード 1023973896
NDC分類 499.87
基本件名 薬用植物
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2017年03月4週
書評掲載誌 朝日新聞 2017/03/12、読売新聞 2017/04/02
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1023973896

内容

ゲノム科学の進展で、今、薬用植物の世界が熱い!
ポリフェノール、カテキン、フラボノイドなど、今や日常用語として使われている植物由来の成分です。モルヒネやキニーネ、ヤナギの成分から作ったアスピリン、生薬を用いる漢方薬など、人間は古代から植物の作る薬を使ってきました。しかし、つい最近まで、なぜ、どのように植物が薬を作るのかは解明されていなかったのです。
その根源的なメカニズムがわかってきたのは、2000年代に入って植物のゲノム配列が決定されてからのこと。「動かない」選択をした植物が「生き残り」戦略として、動物などの捕食者から身を守るため、いかに巧妙なシステムで「毒」のある成分を作るのか。しかも、その「毒」から自らを守るためにどのような方法を採っているのか。その「毒」には抗がん薬の元となる成分も含まれます。
そうした巧緻なしくみが、ゲノム科学の発展により遺伝子レベルで突き止められるようになってきました。中国からの輸入が困難になりつつあるカンゾウ(甘草)の成分も人工的に作ることが可能になるなど、最先端のバイオテクノロジーにも触れつつ、驚くべき植物の戦略を明らかにします。

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