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ガリレオの求職活動ニュートンの家計簿~科学者たちの生活と仕事~(講談社学術文庫 2611)

佐藤 満彦  著

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価格 \1,221(税込)         

発行年月 2020年03月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 285p
大きさ 15cm
ジャンル 和書/人文科学/科学社会学・科学技術史・科学哲学 /科学社会学・科学技術史・科学哲学:概論
ISBN 9784065191538
商品コード 1031433099
NDC分類 402.3
基本件名 科学-ヨーロッパ
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2020年04月3週
書評掲載誌 毎日新聞 2020/04/11
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1031433099

著者紹介

佐藤 満彦(著者):さとうみつひこ 1933年山形県鶴岡市生まれ。1956年、東京大学理学部植物学科卒業。62年、同大学院博士課程修了。64年、都立大学理学部生物学教室勤務、助教授、教授を経て、97年定年退職後、非常勤講師に。専攻:植物生理生化学。 著書『”放射能”は怖いのか 放射線生物学の基礎』(2001 文藝春秋)『科学好事家列伝』(2006 リフレ出版)など。2011年没。 

内容

科学史に残るすべての発見は、科学者たちの営々たる努力の賜物といえます。
しかしその業績は知られても、彼らの人となりは、なかなか表に出てきません。

中でも16世紀から17世紀初頭、「科学者という職業」がまだ存在しなかった頃、
天才科学者といえども暮らしは楽ではありませんでした。
パトロンを探しては自薦状で売り込んだダ・ヴィンチ(1452-1519)やガリレオ(1564-1642)、医師と聖職を副業にしたコペルニクス(1473-1543)、放浪の科学者という異名をとったパラケルスス(1493-1541)……。
17世紀に入り、パトロンの庇護性が薄れてくると、莫大な遺産で暮らしたネーピア(1550 -1617)や旧貴族に生まれたデカルト(1596-1650)といった好事家貴族や資産家研究者が目立つようになるものの、
発明権利の先取権争い、師弟の確執、学者同士の決闘など、研究生活は想像以上に波乱に満ちていました。

本書は天文学、数学、物理、医学の分野で名を響かせた有名科学者たちの<生活の糧>を入り口に、
どんな家庭に生まれ、いかにして科学者の道に入ったのか?
パトロンとの関係は? 
歴史の激流に飲まれた時、どう身を処したか?-ーなど、
科学者が職業人として市民権を獲得するまでの前史を、
業績ではなく、彼らの「人生」というユニークな視点から辿ります。

本書の原本は、2000年8月、中公新書より刊行されました。

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