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絶望の国の幸福な若者たち

古市 憲寿  著

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価格 \1,980(税込)         

発行年月 2011年09月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 301p
大きさ 20cm
ジャンル 和書
ISBN 9784062170659
商品コード 1003763693
NDC分類 367.68
基本件名 青少年
書評掲載誌 日本経済新聞 2011/10/09、読売新聞 2014/04/20
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1003763693

著者紹介

古市 憲寿(著者):(ふるいち・のりとし)
1985年東京都生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程在籍。慶應義塾大学SFC研究所訪問研究員(上席)。有限会社ゼント執行役。専攻は社会学。
2003年慶應義塾大学SFCへ進学。AO入試で詩をアピールして合格した。入学当初はデザイン、CG、建築などアートっぽいことばかり勉強していたが、たまたま小熊英二の授業を履修してから社会学に興味を持つ。2005年から2006年にかけて、就職活動から逃亡するようにノルウェー国立オスロ大学へ1年間の交換留学へ。老人のような国で、老人のような余暇生活を送る。帰国後、北欧の育児政策について卒業論文を書く。
2007年、SFCで出会った友人に誘われて有限会社ゼントで働きはじめる。同時に、東京大学大学院へ進学。北欧の徴兵制について研究しようと思っていたが、上野千鶴子に「北欧は遠いわよ」と言われてあっさりテーマを変える。同じ頃、ミーハー感覚で履修した本田由紀の授業で若者と労働に興味を持つ。

内容

W杯の深夜、渋谷で騒ぐ若者たち。ネット右翼の主催する排外デモに集まる若者たち。そして震災を前に、ボランティアや募金に立ち上がる若者たち。すべての現場に入り調査を重ねた末に見えてくる、「幸せな若者」の正体とは!


格差社会のもと、その「不幸」が報じられる若者たち。
だが統計によれば、20代の75%が現在の生活に「満足」している!
これまでの若者論を覆す現実を前に、本書の立場はシンプルだ。
――悲観論にも感情論にも意味はない。
26歳の社会学者が「幸せ」な若者の正体を徹底的に取材し考える!

同時代を生きることになった人々のこと、僕たちが生きることになった国のことを、この本では考えてきた。それは、別に社会全体に向けられた啓蒙意識からでも、少しでもこの国を良くしたいという市民意識からでもない。ただ、「自分」のこと、「自分のまわり」のことを少しでもまともに知りたかっただけなのだ。(本文より)

「今、ここ」が幸せであればいい――。
W杯の深夜、渋谷で騒ぐ若者たち。ネット右翼の主催するデモに集まる若者たち。そして震災を前に、ボランティアや募金に立ち上がる若者たち。
すべての現場に入り調査を重ねた末に見えてくるものは?
最注目の若き社会学者が満を持して立ち上げる、まったく新しい「若者論」!

オビ寄稿:上野千鶴子(社会学者)、小熊英二(慶應大学教授)。
巻末「補章」:佐藤健(俳優)との1万字オーバーの対話を収録。

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