中国の歴史<上>(岩波新書 青版)
貝塚 茂樹 著
目次
はしがき 第一章 中国の自然と人間 一 地理的孤立性 二 中華意識 三 民族の統一 四 中国歴史発展の原動力 第二章 中国民族の起原 一 聖王の治世──三皇五帝の伝説 二 中国人の祖先──モンゴロイド人種の発生 三 原中国民族の成立──新石器時代 第三章 歴史の曙 一 夏王朝は実在したか 二 殷都の遺址と早期文化の発見 三 殷王朝文化の開花 四 東アジア世界の首都──大いなる都殷墟 第四章 古典文化の形成 一 周民族の勃興 二 礼の文化の成立 三 西周王朝の中興と没落 第五章 古代都市から世界国家へ──春秋戦国時代 一 覇者の時代──都市同盟の成立 二 貴族政治から官僚政治へ 三 産業革命と法律の改正──鉄製農具の使用 四 全体主義の秦国の躍進 五 百家争鳴──中国思想の黄金時代 第六章 中国最初の統一帝国秦国の成立 一 秦始皇の偉業 二 秦帝国の崩壊と内戦 第七章 王朝国家の原型の誕生──両漢帝国の歴史的運命 一 中国的専制君主の理想像──漢高祖 二 儒教的官僚国家の成立 三 漢帝国の対外発展 四 王莽の新政権の失敗 五 帝政の復活と再崩壊──後漢王朝の興亡 六 シルクロードの再建──到達できなかったローマへの道 七 王朝国家の崩壊──外戚・宦官・士族の抗争と農民起義 第八章 新しい時代の台頭 一 三国の分立 二 軍事封建制の萌芽 三 漢魏の文化
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