内容説明
漁業や魚、海に注目する魅力はどんなところにあるのか?なぜそのテーマや事象、地域に関心をもって研究するようになったのか?どのようにして研究・フィールドワークを進めたのか?地理学からのアプローチのどんなところが魅力なのか?扱っているテーマや地理学からの取組みにはどんな意義や役割があるのか?さかなから広がる世界。
目次
1 漁業活動と資源、地域、人びと(漁業地域の形成と人びとの営み;漁場や資源の利用から見る地域;水産物流通・消費から見る地域)
2 漁村や水産地域、沿岸域の生活・文化、環境(漁業・魚食に関わる地域文化の形成;水産業に関わる環境とその持続的利用;沿岸域が抱える課題に向き合う人びと)
著者等紹介
林紀代美[ハヤシキヨミ]
金沢大学人間社会研究域人間科学系(人間社会学域地域創造学類)。博士(人間・環境学)。1974年・山口県。奈良教育大学中学校教員養成課程卒業、大阪教育大学大学院教育学研究科修了、京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程中退。水産物流通・消費研究。近年は、津波防災研究・教育支援、お絵かき地図作成・普及にも取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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