自然の哲学―おカネに支配された心を解放する里山の物語

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自然の哲学―おカネに支配された心を解放する里山の物語

  • 高野 雅夫【著】
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  • サイズ 46判/ページ数 272p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784909753106
  • NDC分類 361.76
  • Cコード C0036

内容説明

里山から始まる持続可能な未来。自然“しぜん”と人間を区別することなく、両者が一体となった自然“じねん”の世界。里山とはそのような場所であり、変わりつつある今も、さまざまなことを教えてくれる。里山に移住してきた若い人たちとの対話を手がかりに、自らも里山に移住した環境学者が思索を深めてたどりついた、サステナブルな生き方とは。

目次

第1章 里山世界と村の成り立ち―自然の一部としての人間の暮らし
第2章 せめぎあう村と国家―自治vs.統制のゆくえ
第3章 森と農の物語―自然から浮き上がっていく人間の姿
第4章 水俣と福島から「生国」を学ぶ―生命に対する責任とは
第5章 「おカネ」の物語から自由になる―巨大な力に翻弄されないために
第6章 解けなくなった人生方程式―「人並みな暮らし」は幸せなのか
第7章 第2次移住ブームがやってきた―自分らしい生き方を求めて
第8章 「弱さ」の物語―価値の大逆転
第9章 自然の哲学―物語を書き換える

著者等紹介

高野雅夫[タカノマサオ]
1962年山口県生まれ。名古屋大学大学院環境学研究科教授・博士(理学)。木質バイオマスエネルギーやマイクロ水力発電などの再生可能エネルギーの技術開発とそれらの普及を通した里山再生について農山村をフィールドとして研究を行う。再生可能エネルギーを普及させるには豊富な自然資源が存在する農山村が持続しなくてはいけないものの、人口減少と高齢化によって集落消滅が進む事態に直面していることを知る。そこで、愛知県豊田市の山村部を主なフィールドに、若者の移住支援を中心にした農山村地域再生の研究および実践に取り組む。また、2014年4月に立ち上がった、大学と社会との連携を進める名古屋大学・臨床環境コンサルティングファームの部門長として、自治体や企業、NPOに対して持続可能な地域づくりのためのコンサルティング活動を進めている。2013年には国連の専門家会議で日本の里山がもつ持続可能な社会づくりにとっての意義について報告した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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Go Extreme

3
里山世界と村の成り立ち―自然の一部としての人間の暮らし 里山とは何か―さまざまな生き物が息づく場所 村のルーツをたどる せめぎあう村と国家―自治vs.統制のゆくえ 森と農の物語 ― 自然から浮き上がっていく人間の姿 水俣と福島から「生国」を学ぶ―生命に対する責任とは 「おカネ」の物語から自由になる―巨大な力に翻弄されないために 解けなくなった人生方程式― 「人並みな暮らし」は幸せなのか 第2次移住ブームがやってきた―自分らしい生き方を求めて 「弱さ」の物語― 価値の大逆転 自然の哲学―物語を書き換える2021/11/06

pippibato

1
自分が目指していきたいもの。背中を押してくれる一冊です😌2023/12/19

pippibato

0
数十年前までは広く日本に広がっていたサステナブルな里山文化。それを変えて行ってしまったおカネの物語。 村の文化についてやこれから目指していきたい方向性について学べ、考えさせられる一冊でした😌2023/04/06

愛の工場長

0
人間は本当に大事なことを、それが失われたときにしか学べない愚かな生き物。おカネを使う場合は良いもの・良いことだけに使う。そのことで人格を磨き(おカネが少なくても)豊かな人生を送る。いま求められる人材は、幅広い知識と好奇心を持ち、アイデアがあり、グループをまとめてプロジェクトをマネージできる人。養父志乃夫・里山里海、宮本常一・忘れられた日本人、石牟礼道子・苦海浄土、牧野篤・農的な生活がおもしろい・さくら舎、内山節・ローカリズム原論、平方浩介・日本一のムダ・燦葉出版社、持続可能な生き方をデザインしよう明石書店2022/12/09

m a

0
田舎へ移住したい人にはぜひ読んでほしい。 里山の成り立ち、神仏と人との関係、日本の国のシステム、近年の移住について、生と死の捉え方などなど、この一冊に人として、日本人として知っておいた方がいいことがぎっしり詰まっている。濃い。そしてフォントが今風で読みやすい。2022/10/16

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