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スズメバチ―都会進出と生き残り戦略 (増補改訂版)

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  • サイズ A5判/ページ数 238p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784896948950
  • NDC分類 486.7
  • Cコード C0045

内容説明

「殺人バチ」と恐れられるスズメバチの観察を続けて30年あまり。知られざる行動や習性を紹介して好評を博した旧版に、新たな知見を加えて、スズメバチと人との関係、巣への対処法・事故の防ぎ方などを考える。

目次

スズメバチの生活史(ピークは九月から一〇月;越冬からの目覚めと巣づくりのはじめ;女王バチの孤軍奮闘 厳しい!働きバチの誕生まで ほか)
スズメバチの生き残り戦略(スズメバチは「殺人バチ」か;都市に進出したスズメバチと新しい秩序;駆除が多発生を促している? ほか)
スズメバチを観察する(見えない世界をそばで見たい;巣の発見・困難な巣の採取;スズメバチの行動の魅力 ほか)
増補編―スズメバチのその後

著者等紹介

中村雅雄[ナカムラマサオ]
1948年、東京に生まれる。1983年より「スズメバチの都市域での発生生態及び越冬女王バチ」を研究テーマに、本格的な研究をはじめる。現在、川崎市内の公立小学校で教鞭を執るかたわら、スズメバチの研究と里山保全活動に取り組む。市民や自治体関係者などを対象にした講演を行うほか、テレビやラジオでも活躍中。日本昆虫学会会員・日本応用動物昆虫学会会員。‘カーリットの森’を守る市民の会代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

くまこ

1
『風の中のマリア』を読み、スズメバチに興味を持った。具体的な生態が分かりやすく解説されていて、入門書として素晴らしい本だと思う。2011/08/08

かば◎

0
我が家近辺にはスズメバチ各種が多く、接近遭遇する機会もかなり多いので、「ちょっと、敵についてある程度知っておこう」くらいのつもりで、図書館で借りて読む。もっとも「敵」といっても自宅に巣でも作られない限り、あえて戦いを挑んだりはしないけれど。イモムシ・ケムシの類を幼虫の餌にしていることが多いのかと思っていたのだが、それはアシナガバチのほうか。餌が幅広いキイロスズメバチの場合でも、この本を読む限りでは別の昆虫の成虫が多いようだ。2016/01/26

oko

0
怖いだけだったスズメバチだけど…そう、世の中に害虫、雑草なんてないんだ、ってわかってるんだけど、いつも自分本位の人間のひとりとして知識を得たくて読んだ 著者のスズメバチへの愛情が心地よい  けど、数年前刺されて亡くなった知人のお父様が記憶に新しい  もっとよく知るべき  みんな  何事も… 2012/07/16

ヒコ。

0
なんでも食べるキイロやオオスズメバチ、アシナガバチしか食べないヒメスズメバチ、スズメバチにも色々いるんだなあ。そしてできれば体の構造も詳しく記述して欲しかったと思う次第2012/04/03

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