出版社内容情報
若手女性研究者が悩む研究生活とプライベートライフの問題とは? 両立を目指すのか、何かを優先させるのか。就活から結婚、出産、子育て中の研究生活など、研究職ならではのエピソードと解決法を紹介。さらに助成金制度、産休・育休制度の解説など、女性研究者とそのパートナーが知っておくと役立つ情報をまとめる。現役の女性研究者たちが、仲間と後輩研究者に贈る「リケジョ」ライフ応援本。
丸山 美帆子[マルヤマ ミホコ]
編集
長濱 祐美[ナガハマ ユミ]
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内容説明
自慢の成功例でなくても、涙のストーリーでなくてもいい。大変だったとき、何が役だったか?困ったとき、誰に頼ればよかったか?途方に暮れたとき、何を励みにしたか?ふつうの女性理系研究者がふつうにぶつかる課題や難問を、どう乗り越えて今に至ったのか。その生の声を一冊にまとめました。さまざまなヒントの中から、あなたにあったものを選び、上手に組み合わせてください。組み合わせ方は自由です。
目次
1章 座談会 研究者として歩む女性たちへのエール
2章 体験談 研究と家庭の間に生まれた九つの物語(走りながら悩んで、また走り続ける―任期付研究職を続けて三児の母に(丸山美帆子)
人生設計にしばられず、今のチャンスを優先する―定年後にでも一緒に暮らせれば(大友陽子)
研究者のロールモデルがいないので―研究者や研究者の卵を支援する仕事につく(橋爪圭)
私の妊娠のタイミング―フィールドワークや学会の調整で悩んだ日々(佐藤由佳)
半分准教授、半分パパ―働き盛りのエネルギーを活かして(今出完) ほか)
3章 資料 知っておくと役に立つ情報(研究者の就職活動ってどうすればいいの?;就職活動で役立つセルフプロモーション;旧姓の通称使用;就職活動:研究費と給与が支給される制度を活用;RPD制度:出産・育児イベントからの研究再開を支援する ほか)
感想・レビュー
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