21世紀を森林(もり)の時代に

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  • サイズ B6判/ページ数 235p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784894534537
  • NDC分類 652.1
  • Cコード C0095

目次

第1章 「手入れ」の思想が森を救う
第2章 林業を日本の強い“基幹産業”にするために
第3章 生業(なりわい)としての“林業再生”を目指す
第4章 「日本の森、自然と人のあり方」を考える
第5章 故郷の森をよみがえらせるために、故郷の木を使う
第6章 森林の時代をつくるために

著者等紹介

天野礼子[アマノレイコ]
アウトドアライター。1953年、京都市生まれ。中学、高校、大学を同志社に学ぶ。19歳から釣りを趣味とし、文化人類学者の今西錦司先生が主宰された「ノータリンクラブ」に所属、国内外の水辺を歩く。88年、文学の師・開高健とともに長良川を守り日本の川を取り戻す国民運動を立ち上げ、育てた。京都大学が提唱する「森里海連環学」にも2004年からかかわり、高知県をフィールドに森と川と海との連なりを取り戻す社会実験を展開中。北海道・オホーツクエリアでも同様の実験を模索す

山田壽夫[ヤマダヒサオ]
林野庁北海道森林管理局局長。1951年、熊本県人吉市生まれ。鹿児島大学大学院農学研究科修了後、76年に林野庁に入庁。同庁で初の町役場出向を経験し、大分県庁勤務時には平松守彦知事のもと、関アジ、関サバで有名な同県の水産行政にも携わる。林野庁木材課長、計画課長時代に低迷する国産材の需要拡大を目指した「新流通・加工システム」と「新生活システム」の二つの事業を手がける。九州森林管理局長を経て現職

立松和平[タテマツワヘイ]
作家・1947年、栃木県生まれ、早稲田大学政治経済学部在学中に『自転車』で、第1回早稲田文学新人賞を受賞。卒業後、宇都宮市役所に就職し、79年から文筆活動に専念。80年『遠雷』で第2回野間文芸新人賞、97年『毒―風聞・田中正造』で第51回毎日出版文化賞受賞、2007年『道元禅師』で第35回泉鏡花文学賞受賞

養老孟司[ヨウロウタケシ]
解剖学者・東京大学名誉教授。1937年、神奈川県鎌倉市生まれ、東京大学医学部卒業、同大学院博士課程修了。81年同大医学部教授となり、95年に退官。専門は解剖学。著書『からだの見方』でサントリー学芸賞受賞、『バカの壁』は2003年のベストセラー第1位を記録(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

びいたな

1
森林、というよりは林業について全く知識がなかったので読んでみた本。これまでの課題を解決しうる新しい仕組みが動き始めている、ということを関係者それぞれが寄稿、紹介している。そのためどうしても第三者的視点に欠けているようにも思え、一般向けに書かれているというよりは仲間同士が関係者を鼓舞している印象をうけた。背景知識を持たない自分としてはこの本だけでは実情がわからなかったので、また別の視点からの本があれば読んでみたい。2012/09/08

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