目次
序章 なぜ、いま地域の六次化なのか
第1章 食から探る六次化の領域と可能性
第2章 六次化と農商工連携の政策展開と課題
第3章 地域をつなぐ農協の六次化
第4章 農商工連携による六次化の進展
第5章 農村女性が切り拓く六次化
第6章 異業種からの農業参入と地域活性化
第7章 地域の六次化の条件と戦略
終章 六次化を地域の暮らしに活かす視点
著者等紹介
室屋有宏[ムロヤアリヒロ]
(株)農林中金総合研究所主席研究員。1960年富山県生まれ。1984年東北大学経済学部卒、1989年東北大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。同年農林中央金庫入庫。同調査部、農林中金総合研究所調査第二部などを経て、2004年より同基礎研究部、2013年より現職。研究テーマは、農業経営、地域経済論、東南アジア諸国の農業・農業政策など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
壱萬弐仟縁
21
産業型六次化を攻めの農業と捉える見方が一般的だが、中山間地農業でも生き残れるような市場創出を目指すコミュニティ型の方が攻めであり、大手企業のは守りと呼ぶのが相応しいのではないだろうか(44頁)という、逆転の発想が重要なのだろう。地域と融合した経営体。地域を再発見する動きは農業者よりは地場企業の方が素早かったといえる。地域資源への気づきや地域との連携からも地場企業の方が外部から地域を俯瞰(相対化)できた。付加価値を高めるノウハウも勝っていたという(123頁上段~)。2015/01/20
農&iot
0
いろいろな実例2018/07/09