目次
序章 小売業の将来の姿
第1章 小売業においてはなにが本質なのか?
第2章 小売業におけるマクロイノベーション
第3章 生活と小売に関する本質的ニーズを深層心理から探る
第4章 希望を生み出す店舗実験案の構想へ
第5章 コープさっぽろ西宮の沢店での実証実験
第6章 オムニチャネル時代になって顧客にどう対応したらいいのか
第7章 商品を中心とするイノベーションの萌芽―コラボレーションを重視するサンヨネのケース
第8章 社会システム化(商圏マネジメント)を目指すイノベーションの萌芽―コミュニティ・サポートを重視するコープさっぽろのケース
第9章 小売業のありかたを示す経営理念を振り返る:小売企業の経営理念分析
著者等紹介
上田隆穂[ウエダタカホ]
学習院大学経済学部教授。1953年生まれ。1978年東京大学経済学部卒業後、株式会社東燃入社。1980年同社退職後、一橋大学大学院商学研究科修士課程に進み、1985年同大学商学部助手。学習院大学経済学部専任講師、助教授を経て現職。学習院マネジメント・スクール所長を兼任。博士(経営学)。専攻はマーケティング、価格戦略、セールス・プロモーション開発、消費者深層心理、地域活性化など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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AliNorah
1
少し読みやすい論文を読んでいるようでした。小売店経営に関わる人向けの本でした。2020/05/01
Masa
1
平成27年度の事例じゃん! 買い物弱者も出てるし。2016/10/07
<:Pミ
0
潜在的な希望の活性化が小売の役割2020/01/27
ながたぬ
0
安売りや品揃えといった従来の小売業の価値から、これからの価値を「希望」を軸に、「生活者ニーズを満たすための売らない場」、「商品の質」を実例から紹介しています。 来店頻度が高く、生活に密着しているからこその生活プラットフォームとしての小売業の未来が見えてきます。 AmazonGoなどの無人店舗も出てきておりますが、デジタル化することでなくなることももちろんあります。人ではなくてもよい仕事をテクノロジーで解決しつつ、人にしかできないことに注力する小売がこの先生きのこるのではないでしょうか。2019/05/31