学術選書<br> 動物たちのゆたかな心―心の宇宙〈4〉

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学術選書
動物たちのゆたかな心―心の宇宙〈4〉

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  • サイズ B6判/ページ数 181p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784876988228
  • NDC分類 481.78
  • Cコード C1345

内容説明

イヌやネコと「心が通じている」と感じたことのある人は多いに違いない。しかし、「心」という言葉はあまりにも身近で、さまざまな使われ方をするので、「心とは何か」を明確に定義することはほとんど不可能である。それでも、人間に心があることを疑う人はいない。ではほかの動物たちはどうだろう?かれらの心はヒトの心とどう似ており、どう違うのか?人間とは「違った世界」をみている動物たちの心の多様性と普遍性に迫る。人間中心主義から「心の相対論」へ。

目次

第1章 動物たちから見える世界(動物たちの色の認識;形の認識)
第2章 「モノ」を扱う―物理的知性(迷子にならないために―ナビゲーション;頭を使って推理する―推論 ほか)
第3章 欺く、協力する―社会的知性(ヒトはなぜ賢くなったか―社会的知性仮説;他者をだまして得をする―競合的な社会的知性 ほか)
第4章 意識と内省(これで合ってるかな?―確信のなさの認知;憶えていたかな?―メタ記憶 ほか)

著者等紹介

藤田和生[フジタカズオ]
京都大学大学院文学研究科教授、理学博士。専門は比較認知科学。1953年大阪市生まれ。1976年京都大学理学部卒業、1982年同大学院理学研究科(動物学専攻)博士後期課程修了。日本学術振興会奨励研究員、同会特別研究員(PD)を経て、1987年より京都大学霊長類研究所助手、1933年同助教授。1996年京都大学大学院文学研究科助教授を経て、1999年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

カネコ

2
2013/05/04

さちめりー

1
放送大学の科目 #比較認知科学 の参考文献として手にとった。印刷教材より図や写真が豊富で親しみやすくてわかりやすい。実験やエピソードがわんさか載っていて復習に最適だった。動物に対する愛が要所要所であふれていて、すっかり藤田和生先生のファンになってしまった。2020/12/03

Votoms

1
比較認知学の入門書。特筆して素晴らしく面白いわけではないが、著者の動物に対する愛情というものがみえてくる。様々な実験課題から、動物の心が人と同様のものではなくとも、それぞれのニッチに合わせて進化を遂げてきたのだということを紹介していく。若干機械的な説明が多くて、少し読みにくい部分もあったのだが、それでもこの本が人間中心主義的な動物観や哲学観を鋭く覆しているのは動物科学の入門書としても評価されるべきである。2020/09/05

メルセ・ひすい

0
8-53 赤156 比較認知科学⇒「心の進化」を明らかにする。゛「人間中心主義」に異議を唱える゛…驚き! ショッパナから…「類人猿」は× 「類人」ピカと呼びなさい!呼べっ!チンパンジーやゴリラは猿ではない。「類人」である。基督教の人間中心主義が悪とは言ってません。地球環境の敵・悪だけど。☆三原色の目を持つ人と比べて、犬や猫が二原色であることや、四原色・五原色の世界に生きる鳥や昆虫の例示が登場。動物のも嘘の駆け引き。社会的な人の解析。書中のコラムも読み何処ろです。。。               2007/06/18

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