内容説明
進化が群集を形づくる群集が進化をうながす。生物の適応と群集はどのように結びつくのだろうか?ダーウィン生誕200年後にみる進化の新しい展開をさぐる。
目次
第1章 適応による形質の変化が個体群と群集の動態に影響する
第2章 適応と生物群集をむすぶ間接相互作用
第3章 生物群集を形作る進化の歴史
第4章 多種系における表現型可塑性
第5章 共進化の地理的モザイクと生物群集
第6章 生物群集の進化―系統学的アプローチ
コラム1 生態ゲノミクス―適応・群集研究への新たなアプローチ
コラム2 群集生態モデルと進化動態―資源分割理論を例に
終章 群集生態学と進化生物学の融合から見えてくるもの
著者等紹介
大串隆之[オオグシタカユキ]
京都大学生態学研究センター・教授。専門分野は進化生態学、個体群生態学、群集生態学、生態系生態学、生物多様性科学
近藤倫生[コンドウミチオ]
龍谷大学理工学部・准教授、科学技術振興機構・さきがけ研究員。専門分野は理論生態学、群集生態学、進化生態学
吉田丈人[ヨシダタケヒト]
東京大学大学院総合文化研究科・准教授。専門分野は湖沼生態学、個体群生態学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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