事故になる前に気づくための産業安全基礎の基礎

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事故になる前に気づくための産業安全基礎の基礎

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  • サイズ B6判/ページ数 180p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784873267074
  • NDC分類 509.8
  • Cコード C3050

出版社内容情報

◎安全な製造現場作りへ?安全に関わる諸活動の徹底、継続を!!

?ほとんどの事故は、過去誰かが経験したリバイバル事故?
 中小規模の工場での安全活動や事故の再発防止策について、安全理念や基本的な安全施策が大企業が取り組んでいるものと大きなかい離があリ、それは安全確保に対する思いや施策の脆弱さであり、本質原因まで立ち入らずに決着してしまう再発防止策の不徹底さであると筆者は説きます。

?昨日までの安全が、今日の安全を担保するものではない?
 本書は、製造現場が持つべき基本情報を踏まえ、どうしたら事故が起こるかについてを、人間の心理、プロセス事故、労働災害の視点から整理。また事故が起きる前に気づくために何を身に着け、どのように教育するかなど、事故を起こさない現場?常に気づく力が発揮でき、その気づきを共有できている現場のあり方を取り組み事例を用いて解説。

 製造現場の安全の確立に心を砕く関係者必読の入門書です。

第1章 製造現場に必要な情報・文書
 プロセス情報/製造現場に潜む危険性/設備情報/作業手順書/関連法規

第2章 事故はなぜ起きる(事故に繋がる人間の心理)
 教えられたことを忘れた/指示に従わなかった/そんなこと知らなかった/知っていたけれど大丈夫だと思った/分かっていたけどできなかった

第3章 どうしたら事故になるかを考える(プロセス事故)
 どうしたら漏れるのか?/どうしたら火が点くのか?

第4章 どうしたら事故になるかを考える(労働災害)
 巻き込まれないか 挟まれないか/今、機械が動いたら/環境設定に落ちはないか/躓かないか(歩行の危険はどこにある?)/落ちないか

第5章 事故が起きる前に気づくその知恵を育てる
 気づく(安全の反対は無意識)/事故とはなんだ?(事故の構造をイメージする)/見えないものの存在/事故事例を知る/何が失敗だったのかを考える/なぜその失敗をしたのかを考える/なぜを考える時、ノウホワイや原理原則を念頭に置く/なぜを考え原理原則から次を想像できる力を身に着ける /失敗経験の重要さ(事故の水平展開)/事故情報からなぜを読み取り、次に展開できる力を身に着ける教育/ブラックボックス化する設備にも原理原則の知識が必要(知の連鎖)/知識ではカバーできないこと(怖さと喜び)

第6章 リスクに気がつく リスクに対処する
 危険源・ハザードとは/危険源(ハザード)を見つける/リスクとは/リスクの評価/リスクを管理する

第7章 事故が起きない現場にするには
 自分の現場をきれいにしよう(5S活動)/気づきを助ける掲示・表示(景色にしてはならない)/耳を澄まし目を凝らし空気を感じる(いつもと違う何かに気づく)/気づきを伝える 相談する/共有する/柔軟な人間関係を育てる(コミュニケーションの充実)/ルールを守る 見直す 変える/自分たちで考える現場/直長 課長(ライン長)の役割/経営トップとは現場で語ろう

第8章 まとめ(現場力の高い現場)
 現場は科学的原理原則で動いている/みんな懸命に働いている/その思いと知識が息吹いていることが安全文化

荒井保和[アライヤスカズ]
著・文・その他

目次

第1章 製造現場に必要な情報・文書
第2章 事故はなぜ起きる(事故に繋がる人間の心理)
第3章 どうしたら事故になるかを考える(プロセス事故)
第4章 どうしたら事故になるかを考える(労働災害)
第5章 事故が起きる前に気づくその知恵を育てる
第6章 リスクに気がつくリスクに対処する
第7章 事故が起きない現場にするには
第8章 まとめ(現場力の高い現場)

著者等紹介

荒井保和[アライヤスカズ]
1972年3月慶應義塾大学大学院工学研究科修了、同年4月三菱化成株式会社(現三菱ケミカル株式会社)入社、エンジニアリング、技術開発、事業開発他に従事、鹿島工場管理部長、製造部長、本社技術部GM、三菱化学エンジニアリング株式会社(現三菱ケミカルエンジニアリング株式会社)技術管理部長を経て、2002年6月同社取締役中部支社長、同社取締役技術本部長等を歴任。2005年5月~2011年4月高圧ガス保安協会理事/認定検査実施者調査、事故調査等を担当、2011年6月~2014年3月三菱化学株式会社安全アドバイザー、2012年6月~コスモ石油株式会社顧問。現在、保安・安全アドバイザーとして工場保安・安全活動の支援・指導、保安・安全関係の講演など。事故調査委員(外部委員として):コスモ石油株式会社液化石油ガス出荷・貯蔵設備火災爆発事故調査委員(2011年4月~)、東ソー株式会社塩化ビニール製造設備爆発火災事故調査対策委員(2011年11月~)、株式会社日本触媒アクリル酸製造施設爆発・火災事故調査委員(2012年10月~)他(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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The pen is mightier than the sword

2
まさに産業安全の基礎の基礎を化学プラントの設計や運転に携わってきた著者がその経験に踏まえて、工場の安全について思いの丈を述べている。その切り口はプラント運転に携わっている職場でのさまざまな業務である。またプロセスに対して原理原則を大事にしており、自然科学的アプローチの大切さを説いている。著者は高圧ガス行政に対して企業側と行政関連団体側から関わってきたので立場もそれに準じている。対象は新任管理者のようだが、内容の平易さからはスタッフも対象であろう。惜しむらくは文章自体で、推敲不足の感は否めない。1772019/07/14

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